麦茶に塩は熱中症対策に効果的!梅干しや塩を加えてスポーツドリンク風

投稿日:2019年8月7日 更新日:

麦茶と塩で熱中症予防

熱中症対策に効果的な、麦茶の飲み方をご紹介します。

麦茶といえば、夏の水分補給の超定番。
ごくごく飲めるところが魅力です。

北品川藤クリニック院長の石原藤樹さんによると、暑い夏に麦茶を飲むメリットは水分補給だけにとどまりません。
麦茶は、熱中症予防に最適な飲み物なのだとか。
水よりも麦茶の方がずっと効果があるそうです。

麦茶が熱中症に効果的な理由は次の2つです。

体温を低下させる

麦茶の原料である大麦には、体温を低下させる働きがあるそうです。

脱水を防ぐ
麦茶で熱中症対策
また、麦茶には、脱水を防ぐ効果も期待できるとのこと。
麦茶は、コーヒーや緑茶とは違ってカフェインがほとんど含まれていません。
カフェインは、利尿作用があるので、脱水が進みやすいという特徴があるそうです。

麦茶に塩を加えて熱中症を防ぐ
さて、この記事では、麦茶の熱中症予防効果をさらにアップさせる飲み方をご紹介します。

麦茶に塩や梅干しをちょい足し。
たったそれだけで、効果が高まるそうですよ。

(一部情報もと:TBSテレビ 「熱中症に麦茶はダメ?いえ、最適です!」 2019年8月6日放映)

熱中症に「麦茶+塩」スポーツドリンク風!

麦茶に塩を加えたスポーツドリンク

まずご紹介するのは、麦茶に少量の塩を加える飲み方です。

材料【調理時間1分】
麦茶 1リットル
1〜2g
作り方
  1. 麦茶に塩を混ぜたらできあがり。

石原さんによると、麦茶には塩(ナトリウム)がほとんど含まれていないそうです。
麦茶に塩を加えることで、スポーツドリンクのようになり、熱中症予防効果がアップするとのことです。

麦茶に塩を加える
夏は、汗と一緒に水分だけでなく塩分も失われるので、熱中症対策には塩分補給が必要不可欠です。

塩を加えた麦茶で熱中症を予防する

お味の方は、塩を加えていることはほぼ分かりません。
もし、塩だけを混ぜることに抵抗がある場合は、塩と合わせて砂糖を少し混ぜるのもアリみたいですよ。

熱中症に「麦茶+梅干し」夏バテ気味の時に!

麦茶に梅干しとはちみつを加える

次にご紹介するのは、麦茶に梅干しとはちみつを加える方法。
すでに夏バテ気味という方には、このレシピがおすすめだそうです。

「うめはち麦茶」です。

材料【調理時間1分/漬け込み3日】
梅干し 好みの個数
はちみつ 適量
麦茶 適量
作り方
  1. 梅干しをはちみつに浸し、常温に3日ほど置く。
  2. 1の梅干し(1粒)とはちみつ(大さじ1)をグラスに入れ、麦茶を注いだらできあがり。

麦茶に梅干しとはちみつを加えて熱中症を予防する

梅干しをはちみつに浸し、常温に3日ほど置いたら完成です。
3日ほど置くことで、梅干しのエキスがはちみつに溶け出して、味が馴染みやすくなります。

ちなみに、この梅干しのはちみつ漬けは、そのまま食べても美味しいです。


梅干しとはちみつを加えた麦茶

このレシピは、麦茶に足りない塩分を梅干しで補います。
またそれと合わせて、梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復を促し、はちみつが、足りないビタミンを補給してくれるそうです。

お味の方は、梅干しのほのかな酸味が麦茶とよく合います。
はちみつが加わることで、少し紅茶のような味に感じられます。
とても飲みやすいですよ。

麦茶の作り方

麦茶の作り方

ところで、熱中症対策で麦茶を飲むのなら、市販品を買うのもアリですが、自宅で手作りするのもいいですよ。

リンク先では、麦茶を美味しく作る方法を紹介しています。

とにかく簡単に作りたいという方には、麦茶パックをもとに、風味をワンランクアップさせる方法がおすすめです。

丸粒麦茶を炒る
また、時間があるという方には、丸粒麦茶を煎ってから煮出す方法がおすすめです。

合わせて、参考にしてください。

1分
ティーバッグ

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