
丸粒麦茶の香ばしさをアップさせるおすすめの作り方をご紹介します。
麦茶に詳しい、日本ティーコンシェルジュ協会の楠澤秀樹さんによると、ポイントは「追い煎り」。

このひと手間をかけることで、香ばしくて風味豊かな麦茶の出来上がり。
水出し用のティーバッグに入った麦茶も手軽で重宝しますが、時間がある時には、丸粒麦茶を使っていつもとひと味違う麦茶を味わうのもいいですよ。
今回は、追い煎りする工程を含めた、当サイトおすすめの丸粒麦茶の作り方をご紹介します。
ちなみに、丸粒麦茶の煮出し方は、商品の袋に記載されているやり方でOK。
ここでは、常陸屋本舗の「江戸麦茶」を例に解説します。
丸粒麦茶の作り方

丸粒麦茶の煮出し方です。
やかんが無い場合は、鍋でも作れます。
また、工程1は、風味良く仕上げたい場合に、追加してください。
工程2からでも作れます。
丸粒麦茶 | 50〜70g |
水 | 1.2L |
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
時間に余裕がある場合は、あらかじめ丸粒麦茶をフライパンに入れ、中火にかけて、混ぜながら、少し煙が出るまで焙煎します。
このとき、手を止めずに混ぜ続けるのがポイントです。
また、煎りすぎると味が落ちるので、煙が出たら素早く火を止めます。

【工程2】
次に、水(1.2L)をやかんに入れて沸かします。
やかんがない場合は、写真のように鍋を使っても構いません。
沸騰したら丸粒麦茶(50〜70g)を加えます。

そして、3分ほど煮出します。

【工程3】
3分経ったら火を止め、そのまま30分ほど置きます。

最後に、ザルや茶こしなどを使って、麦を取り除きます。
お好みで、ポットなどに入れて冷やしたら完成です。
ちなみに、ここでは、常陸屋本舗の「江戸麦茶」を使って説明していますが、煮出し方は、商品によって若干異なります。
例えば、常陸屋本舗の「江戸麦茶」は煮出した後に置いておく時間が30分ですが、はくばくの「丸粒麦茶」は1時間。
お手元の丸粒麦茶に合ったやり方で煮出してください。

暑い夏にぴったりな、美味しい麦茶の出来上がりです。
乾煎りしなくてももちろん美味しいですけど、香ばしい麦茶がお好みなら、ひと手間かける価値は十分あります。
実際に飲み比べてみると、香りの違いははっきり分かりますよ。