
レモングラスの保存方法と横浜の便利な販売店をご紹介します。
レモングラスは、東南アジアやカリブ海諸国などでよく使われているハーブで、ススキによく似た細長い葉が特徴です。
葉の部分は主にハーブティーに、白っぽい茎の部分(上の写真)は、タイのトムヤムクンをはじめとしたスープやベトナムのフォーといった麺料理、さらにカレーや肉魚料理などの風味づけに使われます。
レモングラスの保存は、冷蔵が基本ですが、あまり日持ちしないので、茎の部分は冷凍し、葉の部分は乾燥させるのがおすすめですよ。
また保存方法と合わせて、生のレモングラスが買える、横浜の便利な食材店「j’s store」をご紹介します。
生のレモングラスは、日本では入手しにくい食材の1つです。
葉の部分は、初夏から秋口にかけて都心のスーパーなどで時々見かけることはありますが、茎の部分は、夏季でも取り扱っているお店はごく僅かです。
茎の部分は、アマゾン(たとえばこちら)などのネット通販でも入手できますが、横浜周辺にお住まいで、すぐに欲しい時には、このお店が便利ですよ。
レモングラスの冷凍と乾燥

まず最初にご紹介するのは、レモングラスの保存方法です。
レモングラスは冷蔵保存が基本ですが、長期保存する場合は、茎の部分は冷凍し、葉の部分は乾燥させるといいですよ。
茎を冷凍する場合は、上の写真のように、丸ごともしくは細かく刻んで保存袋に入れます。
この状態で1年くらいは使えます。
ただベトナム料理研究家の伊藤忍さんは、冷凍した場合の保存期間を2〜3ヶ月としているので、レモングラスの風味を存分にいかしたいのなら、早めに使い切ることをおすすめします。
ちなみにレモングラスを使った当サイトのおすすめ料理は、伊藤忍さんの「魚のレモングラスチリ風味焼き」です。
そして葉を乾燥させる方法ですが、これはとても簡単です。
もともとカサカサした葉なので、水気をしっかり拭き取って、室内に吊るしておけば、10日くらいで乾燥します。十分に乾燥したら、保存瓶に入れます。
乾燥した葉を適量ティーポットに入れ、熱湯を注いで5分ほど置くと、レモングラスのハーブティーが出来ます。
レモングラスの販売店・横浜

最後に生のレモングラスの茎が入手できる横浜のお店「j’s store」をご紹介します。
24時間営業なので、欲しい時にすぐに手に入る便利なお店です。
最寄り駅は、横浜駅から京急で2つめの駅「日ノ出町」。
このお店は、タイ産の食材を使ったタイ料理のレストランで、食材店も兼ねています。
タイの調味料をはじめ、タイの缶詰や冷凍惣菜なども扱っており、生鮮食品は、レモングラスやパクチーなどの他に、シャオムやサトウマメといった日本ではなかなかお目にかかれない野菜も販売しています。
こちらのお店を利用する際は、念のため、あらかじめ電話(045−241−1709)で在庫を確認してください。
私は横浜周辺が生活エリアですが、レモングラスの茎は、横浜中華街の八百屋をあたってもなかなか見つかりません。
ちなみに茎は使わず、葉の部分だけで間に合うのなら、初夏から秋口にかけては、横浜高島屋の地下の八百屋や、横浜ジョイナスにある八百屋「澤光青果」でもよく見かけますよ。