レモンの絞り方。これが基本!

レモンの絞り方


レモンの絞り方を解説します。

調理用にレモン汁を絞る際には、レモンを横半分に切り、絞り器や手で絞るのが基本です。
ほとんどのレモンはこの方法で簡単に絞れますが、硬いレモンの場合は、あらかじめ電子レンジで温めておくと、柔らかくなってより絞りやすくなります。

また、風味と栄養をアップさせたい場合は、皮を下に向けて両手で絞る方法も効果的です。

絞り方

レモンを絞り器で絞る
レモンを両手で握るようにして絞る
  1. ① レモン(1個)を洗って水気を拭き取り、横半分に切ります。
    レモンが硬い場合は、横半分に切る前に丸ごとのまま電子レンジに入れ、600Wで30秒ほど加熱すると、絞りやすくなります。
  2. ②-1 【基本の絞り方】
    絞り器を使って絞ります。
    又は、レモンの断面を下にして、手でぎゅっと握るように絞ります。
  3. ②-2 【風味がアップする絞り方】
    レモンの皮の方を下に向けて、両手で絞ります。
    皮を下にして絞ると、種が落ちにくくなるうえに、果汁が外皮を伝って下に落ちるため、外皮から滲み出た風味や栄養も一緒に摂ることができます。

補足:レンジで絞りやすくなる理由皮を下にして絞るメリット

無駄なく絞り切る方法

「風味がアップする絞り方」でレモンを絞った場合、絞り切れなかった果汁が果肉に少し残ります。

それらも根こそぎ絞りたい場合は、最後にレモン絞り器を使うか、手で果肉を皮に押し付けるようにして絞ると良いです。
絞り器なしで手で絞る方法」については、別記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。

レンジで絞りやすくなる理由

レンジで30秒加熱するくらいでは、レモンの外側は熱くなりません。
でも、内部の温度は60度くらいまで上がりますし、レンジのマイクロ波によって細胞壁も壊れます。
こうしたことにより、レモン果汁(液体)の流動性が増し、絞りやすくなります。

くし切りにした場合

くし切りにしたレモンも、皮の方を下に向けて手で絞ると良いです。

くし切りのレモンを絞る
半分に切ったレモンと同様に、種が落ちにくくなり、風味や栄養もムダにしません。

皮を下にして絞るメリット

レモンを切ってから皮を下にして絞ると、皮のエキスが果汁に加わって、風味も栄養もアップします。
レモンの皮に含まれる香り成分の「リモネン」には、血行促進・健胃作用・鎮静などの効能があると言われています。

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