鶏手羽元の冷凍・解凍の仕方をご紹介します。
料理研究家の柳澤英子さんがすすめる、超時短テクです。
ちなみに柳澤さんは、冷凍した手羽元を解凍せずに、そのまま料理に使います。
冷凍手羽元を使った料理の一例も、合わせてお伝えします。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2016年10月6日放映)
手羽元の冷凍方法
まずは、柳澤さんがすすめる、手羽元の冷凍の仕方をご紹介します。
- 手羽元は骨に沿って切れ目を入れる。
- ラップを敷いた金属トレーの上に手羽元を1本ずつ離して並べ、その上からラップをぴったり被せる。冷凍庫に入れて凍らせる。
- 凍った手羽元を保存袋に入れ、再び冷凍庫に入れる。
ポイントは、2つあります。
1つは、手羽元の骨に沿って、あらかじめ切れ目を入れること。
冷凍した手羽元は、解凍せずにそのまま調理に使うので(※調理の仕方は、下の解凍方法をご覧ください。)、火が通りやすく食べやすいように、冷凍前に切れ目を入れておきます。
2つめは、金属トレーの上にくっつかないように離して並べ、凍らせること。
金属トレーの上に置くと急速冷凍ができ、また1本ずつバラバラにして凍らせると、好きなだけ料理に使えて便利です。
次に、手羽元の解凍方法をご紹介します。
とは言え、解凍はしません。
柳澤さんは、解凍せずに、凍ったまま料理に使います。
レシピの一例をご紹介します。
鶏手羽元の解凍方法
凍らせた手羽元は、冷蔵庫に移して時間をかけて自然解凍するのが基本です。
でも柳澤さんは、解凍は時間の無駄だとおっしゃいます。
手羽元は、凍ったまま料理に使えるそうです。
柳澤さんといえば、手軽に作れるレンチン料理に定評があります。
そこで柳澤さんが考案した、電子レンジを使った、凍った手羽元の調理の一例をご紹介します。
凍った鶏手羽元 | 6本 |
蒸し大豆(※) | 100g |
チンゲンサイ | 1株 |
長ネギ | 1/2本 |
塩・コショウ | 各少々 |
豆板醤 | 小さじ1 |
味噌 | 小さじ1 |
中華顆粒ダシ | 小さじ1 |
ゴマ油 | 大さじ1/2 |
※煮大豆よりも栄養価が高いのでおすすめだそうです。
- ネギは1センチ幅の斜め切りにする。チンゲンサイは食べやすい大きさに切る。
- 鶏手羽元は、凍ったままの状態で塩・コショウで下味をつけ、耐熱皿に並べる。
ふんわりとラップをして電子レンジ(600w)で6分加熱する。 - 加熱した鶏肉をひっくり返し、長ネギ・大豆・Aを加え、軽く混ぜ合わせる。
チンゲンサイをのせ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で3分加熱する。 - 3を皿に盛ったらできあがり。
冷凍手羽元の調理のポイントは、3つあります。
1つは、凍ったままの状態で下味をつけること。
加熱して溶けた時に、味が染み込むそうです。
2つめは、一度加熱したらひっくり返し、再び加熱すること。
加熱ムラが無くなります。
3つめは、当たり前かもしれませんが、通常よりも加熱時間を長めに取ること。
ちなみに冷凍していない手羽元で同じ料理を作る場合は、工程2の加熱時間を3分に短縮します。
レシピ通りに作ってみると、解凍しなくても、十分美味しい料理が出来ました。
豆板醤のピリ辛味と味噌の旨味が、鶏肉とよく合います。
解凍する手間が省ける上に、この1皿で1食分のおかずになるので、忙しい時におすすめのレシピですよ。