レンジを使った蒸し鶏の簡単レシピをご紹介します。
料理愛好家の平野レミさんが考案した「楽チン鶏で本格中華」です。
中華風に下味をつけた鶏もも肉を電子レンジで5分加熱し、キャベツやパプリカと一緒にいただくお料理です。
調理時間はたったの10分。五香粉と紹興酒のほのかな風味が加わった、本格的な中華風蒸し鶏が出来ますよ。
(一部情報元:フジテレビ「ウワサの食卓」2015年12月1日放映)
平野レミさんの鶏肉レシピ
「楽チン鶏で本格中華」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏もも肉 | 1枚(250g) |
水溶き片栗粉 | 小さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
水 | 少々 |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
オイスターソース | 小さじ2 |
紹興酒 | 大さじ2 |
五香粉 | ふたつまみ |
キャベツ | 適量 |
赤パプリカ | 適量 |
- 鶏肉は包丁の先でつついて、味を染み込みやすくする。Aを混ぜて塩水を作り、鶏肉に揉み込む。
- 1とBをポリ袋に入れ、よく揉む。
- ポリ袋から出した2を調味料ごと耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジ(600w)で5分加熱する。
- 3の皿に残った肉汁を別の耐熱皿に移し、水溶き片栗粉を加え、電子レンジでとろみがつくまで加熱する。
- キャベツと赤パプリカを食べやすい大きさに切り、耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジで加熱する。(野菜の加熱時間は、100gに対して1分程度。)
- 5を皿にのせ、その上にそぎ切りにした3をのせる。さらにその上に4をかけたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
レンジを使った蒸し鶏の作り方
【工程1】
まず鶏もも肉(250g)を包丁の先でつつき、味を染み込みやすくします。
ここでついでに、鶏肉の厚みのある部分に包丁を入れ、厚さをなるべく均等にすると、レンジの加熱ムラが少なくて済みますよ。
さらにA(塩ひとつまみ・水少々)を混ぜて塩水を作り、鶏肉に揉み込みます。(上の写真)
鶏肉は、塩水で下味を付けます。
塩ではなく塩水を使うと、塩気が万遍なく行き渡り、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
【工程2】
次に鶏肉とB(砂糖:大さじ1と1/2、醤油:大さじ1と1/2、オイスターソース:小さじ2、紹興酒:大さじ2、五香粉:ふたつまみ)をポリ袋に入れ、よく揉みます。(上の写真)
調味料が全体行き渡ったら、鶏肉を電子レンジで加熱します。
【工程3】
ポリ袋の中身を汁ごとすべて取り出し、耐熱皿にのせます。
そしてラップをして、電子レンジ(600w)で5分加熱します。
5分チンすると、中までちゃんと火が通ります。
レンジの機種によって加熱時間は若干異なるので、完全に火が通っているか念のため確認してください。
【工程4】
次に鶏肉がのった皿から、肉汁だけを別の耐熱皿に移します。
そして水溶き片栗粉(小さじ1/2)を加え、再びレンジで加熱して、とろみをつけます。
ちなみに私は、小さじ1/4の片栗粉を同量の水で溶いて加え、ラップをして500wで1分加熱しました。
少しゆるめの、ちょうど良いとろみがつきましたよ。
【工程5】
続いて野菜を電子レンジで加熱します。
食べやすい大きさに切ったキャベツとパプリカを耐熱皿にのせ、ラップをして、100gにつき1分ほど加熱します。
【工程6】
蒸しあがった野菜の上に、そぎ切りにした鶏肉をのせ、とろみをつけた肉汁をかけたら完成です。
五香粉と紹興酒のほのかな風味が加わった、本格的な中華風の蒸し鶏が、あっと言う間に出来上がります。
塩水を揉み込んだ鶏肉は、柔らかくジューシー。とても美味しいですよ。
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