料理愛好家の平野レミさんの人気レシピを68品ご紹介します。
おしゃれな見た目と味付け。
そしてユニークなネーミング。
私は、遊び心があるレミさんのお料理が大好きで、自宅でよく作ります。
今回はそんなレミさんのお料理の中から、特に注目度が高いレシピを新しいものから順番にご紹介します。
すべてテレビで話題になったレシピです。
レミさんのご家族には有名人がたくさんいらっしゃいます。
最初に、ご家族にまつわるレシピを簡単に紹介します。
レミさんには息子さんがお二人。
ご長男はミュージシャンの和田唱さんです。

ご次男のお嫁さん、和田明日香さんは、食育インストラクターとして、料理のお仕事をなさっています。

レミさんのお母様のレシピも人気があります。
ちなみに、レミさんの旦那さんは、言わずと知れたイラストレーターでエッセイストの和田誠さんです。
また、レミさんが息子さんたちのために考案した料理も紹介しています。


レミさんのレシピはどれも個性的なものばかりですが、その中で、伝説的とも言うべき、とても斬新な見た目のお料理があります。
その名も「ジャングルバーグ」。

そして、伝説のお料理はもう一品あります。
どちらのレシピも、食卓に出したときのインパクトはものすごいです。
パーティの料理にしたらウケること間違いなし。
笑顔を届けてくれる楽しいお料理です。
さて、レミさんの人気レシピ。
各レシピには、必要な材料をすべて載せていますので、参考にしてください。
豆腐を使った杏仁豆腐
「安心豆腐」
豆腐を使った杏仁豆腐の超簡単レシピです。
材料は、絹ごし豆腐・牛乳・アーモンドエッセンス。
アーモンドエッセンスを使って、杏仁の風味を手軽に再現します。
調理時間はたったの2分。
豆腐の柔らかい食感をそのままいかし、杏仁豆腐風の甘い汁と一緒にいただきます。
身近な食材だけで作れますが、食べれば杏仁豆腐。
レミさんらしいアイデアレシピです。
えのきのハンバーグ
えのきをたっぷり使ったハンバーグのレシピです。
肉ダネにえのきを練り込み、ハンバーグの形に整えたあとで、更にえのきをたっぷりまぶして焼き上げます。
このハンバーグは食感がとてもいいのが特徴で、熱々でいただくと、ひとくちで色々な感触を楽しめます。
表面のえのきはカリカリで、中のえのきはシャキシャキ、そして肉ダネはしっとり柔らかです。
また、えのきで豚肉をかさ増しするレシピになっていますが、十分なコクと食べ応えがあり、ひじょうに満足度の高いお料理になっています。
そのうえ、低カロリーで食物繊維も豊富。
しかも、材料費も安上がりです。
揚げない酢豚
「ベジ旨や酢豚」
揚げない酢豚の簡単レシピです。
ちょっと変わったメニュー名ですが、レミさんによると、「安い肉(こま切れ肉)で作る酢豚」を略して「や酢豚(やすぶた)」なんだとか。
ごく普通の酢豚はブロック肉を使いますが、このレシピは安い薄切り肉を使います。
薄切り肉を手で丸めて、かたまり肉のような食べ応えを出します。
また、肉にはあらかじめレンジでさっと火を通します。
ですから、揚げる手間は不要。
他の食材と一緒にフライパンで炒めるだけでOKの、かんたん時短レシピです。
卵と味噌のディップソースのサラダ
「佐藤くんディップ」
TBSテレビの「ニンゲン観察モニタリング」で話題になった、ディップのレシピです。
まず目を引くのが、その見た目です。
レミさんらしい、ワイルドかつユニークなサラダ。
ディップソースの器は、実は赤パプリカです。
そして、ネーミング。
レミさんによると、「おーい!佐藤君、君が味噌の当番じゃん!」というフレーズを覚えておけば、このディップに使う調味料を簡単に記憶しておけるそうですよ。
チャーシュー
たったの1分でできるチャーシューのレシピです。
作り方はとても簡単。
醤油やみりんで濃いたれを作り、豚バラ肉をたれの中でしゃぶしゃぶしたら完成です。
見た目は「ペラペラ」でまったくチャーシューらしくありませんが、食べたらチャーシューの味がします。少し甘めの味付けで、短時間で味がよく染みます。
このシャーシューは、もともとラーメンのトッピングとしてテレビで話題になったので、麺類と合わせるとぴったりですし、ご飯のおかずやおつまみにしても美味しくいただけます。
手巻き寿司(韓国風のこってり甘辛味)
パーティーにぴったりの手巻き寿司のレシピです。
この手巻き寿司のメインの具材は「マグロユッケ」と「甘辛牛肉」。
どちらも韓国風のこってりとした甘辛味で、少し淡めに味付けした酢飯とよく合います。
ちなみにマグロは、安い切り落としでもOK。
サラダ油を加えると、高級マグロのようなコクと、トロのようなとろっとした食感が出て美味しくなります。
調理時間は25分です。
ディップソースで食べる野菜スティック
野菜が美味しく食べられるさっぱりとしたディップのレシピです。
ユニークなネーミングのこのディップ、大人数で楽しむパーティーメニューなので「二度付け禁止」です。
野菜は一口くらいの少し小さめのに切り、ディップをひとすくいでたっぷり付けていただきます。
どんな野菜にもしっくり馴染む優しい味で、子供でも食べやすいです。
カルピスドレッシングのサラダ
「初恋サラダ」
このサラダは、レミさんのご長男の和田唱さんのリクエストに答えて作ったお料理だそうです。
唱さんがまだお子さんだった頃に、大好きなカルピスを持ってきて、「お母さん、これでサラダを作って!」と何気なくレミさんに難題を突きつけて来たことがきっかけとか。
でもそれを聞いたレミさんは、「カルピスで作ったら、甘酸っぱくて美味しいものが出来るんじゃないかな。この子供はいいこと言うな。」と感慨深く思ったそうです。
唱さんもレミさんも、試作したサラダの味に大満足だったようですよ。
ちなみに「初恋サラダ」という綺麗な名前は、カルピスの「初恋の味」というキャッチフレーズから付けられました。
まるで初恋のような、カルピスの甘酸っぱい味をいかしたサラダです。
卵焼き
「カルピス卵焼き」
カルピスの原液を味付けに使った、子供が喜びそうな卵焼きのレシピです。
レミさんによると、この卵焼きは、ご長男の和田唱さんとの思い出のお料理です。
まだお子さんだった頃の唱さんに「カルピスの卵焼きを作って!」とリクエストされて作ったのがきっかけだそうです。
カルピスの甘酸っぱさをいかした優しい味わいの一品です。
砂肝の醤油和え
ビールにぴったりの大人のおつまみで、砂肝の奥深い旨味がじっくり堪能できます。
これを肴にチョビリチョビリとつまみ、ビールを一気にキューッと煽る。
贅沢な時間が過ごせます。
砂肝をさっと茹で、ピリ辛の醤油だれに漬け込むだけなので、調理はとても簡単です。