
酢豚のレシピをご紹介します。
料理愛好家の平野レミさんが考案した「ベジ旨や酢豚」です。
ごく普通の酢豚はブロック肉を使いますが、このレシピは安いこま切れ肉を使います。
こま切れ肉を手で丸めて、かたまり肉のような食べ応えを出します。
また、肉にはあらかじめレンジでさっと火を通します。
ですから、揚げる手間は不要。
他の食材と一緒にフライパンで炒めるだけでOKの、揚げない酢豚のレシピです。
(一部情報元:TBSテレビ「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」2019年1月31日放映)
材料
豚こま切れ肉 | 200g |
しいたけ | 2個 |
長ねぎ | 30g |
にんじん | 50g |
玉ねぎ | 1/4個 |
もやし | 80g |
ピーマン | 1個 |
赤パプリカ | 1/8個 |
片栗粉 | 適量 |
ごま油 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
こしょう | 少々 |
ケチャップ | 大さじ1と1/2 |
とんかつソース | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 大さじ3 |
片栗粉 | 大さじ1/2 |
酢 | 大さじ3 |
水 | 大さじ3 |
作り方
- しいたけの軸を取り、1ミリくらいの厚さに切る。
長ねぎを斜め薄切りにし、にんじんを皮ごと細切りにする。
玉ねぎを薄切りにし、ピーマンと赤パプリカを細切りにする。 - 豚肉とケチャップ・とんかつソース・砂糖・片栗粉・酢・水
をボールに入れ、手でよく揉む。12等分し、手でぎゅっと握って丸め、片栗粉をまぶす。
耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジで加熱する。(加熱時間は下の文中参照。) - 合わせ酢の材料を混ぜる。
- フライパンにごま油を熱し、にんじんと玉ねぎを炒める。しんなりしたら、残りの野菜をすべて加え、炒め合わせる。
豚肉と合わせ酢を加え、よく絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、しいたけ(2個)の軸を取り、1ミリくらいの厚さに切ります。
次に、長ねぎ(30g)を斜め薄切りにし、にんじん(50g)を皮ごと細切りにします。
そして、玉ねぎ(1/4個)を薄切りにし、ピーマン(1個)と赤パプリカ(1/8個)を細切りにします。

続いて、豚こま切れ肉(200g)とAをボールに入れ、手でよく揉みます。
Aは、酢(大さじ1と1/2)・塩(小さじ1/3)・こしょう(少々)です。
豚肉に酢を揉み込むと、柔らかくなり、臭みが和らぎます。

そして、豚肉を12等分し、手でぎゅっと握って丸め、片栗粉(適量)をまぶします。
丸めた肉に片栗粉をまぶすと、形が崩れにくくなり、しっとり柔らかく仕上がります。

次に、豚肉を耐熱皿にのせ、ラップをして、電子レンジで加熱します。
皿に置く時は、上の写真のように円形にすると、加熱ムラが少なくて済みます。
加熱時間は、600wで4分くらいがおすすめです。
4分レンチンすれば、豚肉200gに完全に火が通ります。
レンジを使って豚肉に火を通すと、揚げる手間が省けます。
この酢豚は、豚肉を揚げる代わりにレンジでチンします。
レンジを使うと、香ばしい焼き色は付きませんが、加熱し過ぎを防ぐことができるので、柔らかい食感に仕上がります。

続いて、合わせ酢の材料を混ぜます。
合わせ酢の材料は、ケチャップ(大さじ1と1/2)・とんかつソース(大さじ1と1/2)・砂糖(大さじ3)・片栗粉(大さじ1/2)・酢(大さじ3)・水(大さじ3)です。

次に、フライパンにごま油(大さじ2)を熱し、にんじんと玉ねぎを炒めます。

しんなりしたら、しいたけ・長ねぎ・もやし・ピーマン・赤パプリカを加え、炒め合わせます。
レミさんによると、野菜の炒め具合は、食べる人の好みによって変えると良いそうです。
野菜嫌いには少ししっかりめに炒め、野菜好きには軽く炒めてシャキシャキ感を残すと、美味しいと言ってもらえる可能性が高いそうですよ。

野菜を炒めたら、最後に豚肉と合わせ酢を加えます。

そして、全体に調味料をよく絡めたら完成です。

この酢豚は、かたまり肉を使ったごく普通の酢豚とくらべて、お肉の食感がとても柔らかいのが特徴です。
また、お味の方も、酢豚らしい甘みと酸味がありつつも、くどさはありません。
親しみやすい味で、野菜炒めみたいにバクバク食べられますよ。