
小松菜と豚肉を使った、食べ応えのある煮物レシピをご紹介します。
だしの風味を活かした、味わい深い一品。
おつゆをたっぷり含んだ小松菜はジューシーで、豚肉はトロッと柔らかな食感に仕上がります。
また、小松菜は2人分でたっぷり1束使っているので、栄養も満点です。
お肉と野菜を、バランスよく美味しく食べられますよ。

「小松菜と豚肉の煮物」のレシピです。
豚ロース薄切り肉 | 150g |
小松菜 | 1束(200g) |
生姜 | 1かけ |
片栗粉 | 大さじ1/2 |
だし汁 | 200ml |
砂糖 | 小さじ1/2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 大さじ1と2/3 |

【工程1】
まず、小松菜(200g)の根元を切り落とし、食べやすい長さに切ります。
そして、生姜(1かけ:15g程度)の皮をむいて、千切りにします。

【工程2】
次に、豚ロース薄切り肉(150g)を1枚ずつ広げ、茶こしなどを使って、両面に片栗粉(大さじ1/2)を薄くまぶします。
茶こしがない場合は、目の細かいザルを使ってもいいですし、手で軽くまぶしてもいいです。
豚肉に片栗粉をまぶすと、豚肉の旨味が逃げず、柔らかくジューシーに仕上がります。
また、煮汁にとろみが付くので、口当たりがなめらかになり、具材に味が絡みやすくなります。

【工程3】
続いて、フライパンに生姜と材料Aを入れ、中火にかけます。
材料Aは、だし汁(200ml)・砂糖(小さじ1/2)・みりん(大さじ1と1/2)・醤油(大さじ1と2/3)です。

煮立ったら、小松菜の茎を煮汁に浸します。

茎を煮汁に浸したら、すぐに、豚肉を1枚ずつ加えます。
小松菜の茎を鍋の端に寄せながら、豚肉を加えてください。

豚肉をすべて加えたら、火を弱め、豚肉を返しながら火を通します。
また、小松菜も、途中で1回、軽く上下を返してください。
この間は、決して煮立てないでください。
煮汁がグラグラしていない状態で、短時間で効率よく、豚肉に火を通してください。
弱火でさっと火を通すと、豚肉が柔らかい食感に仕上がります。

豚肉の色がほぼ変わり、だいたい火が通ったら、小松菜の葉を加えます。

小松菜の葉がしんなりしたら、すぐに火を止めます。
これで完成です。

さっぱりとした出汁の風味が食欲をそそる、上品な味わいの煮物です。
片栗粉を少量加えているので、煮汁に柔らかいとろみが付き、豚肉だけでなく小松菜にも味がよく絡みます。
また、豚肉は、さっと火を通すだけなので食感が柔らか。
生姜の風味が加わわることで全体の味が引き締まり、最後まで美味しくいただけます。

この煮物は、できたての熱々ももちろん美味しいですけど、しばらく置くと、味がより馴染みます。
冷蔵保存で2〜3日ほど日持ちするので、煮浸しとして作り置きするのもおすすめです。
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