熱中症対策に効果的な、麦茶の飲み方をご紹介します。
北品川藤クリニック院長の石原藤樹さんがすすめる、麦茶の飲み方。
TBSテレビ(2019年8月6日放映)で話題になりました。
石原さんによると、暑い夏に麦茶を飲むメリットは水分補給だけにとどまりません。
麦茶は、熱中症予防に最適な飲み物なのだとか。
水よりも麦茶の方がずっと効果があるそうです。
麦茶が熱中症に効果的な理由は、次の2つだとおっしゃっています。
麦茶の原料である大麦には、体温を低下させる働きがあるそうです。
また、麦茶には、脱水を防ぐ効果も期待できるとのことです。
麦茶には利尿作用のあるカフェインがほとんど含まれていないので、飲んだ後に水分が失われにくいためです。
この記事では、石原さんのお話をもとに、麦茶の熱中症予防効果をさらにアップさせる飲み方をご紹介します。
麦茶に塩や梅干しをちょい足し。
たったそれだけで、効果が高まるそうですよ。
(記事情報元:TBSテレビ「教えてもらう前と後」 2019年8月6日放映)
熱中症対策に「麦茶+塩」
まずご紹介するのは、麦茶に少量の塩を加える飲み方です。
材料
麦茶 | 1リットル |
塩 | 1〜2g |
作り方
- 麦茶に塩を混ぜたらできあがり。
石原さんによると、麦茶には塩(ナトリウム)がほとんど含まれていないそうです。
麦茶に塩を加えることで、スポーツドリンクのようになり、熱中症予防効果がアップするとのことです。
夏は、汗と一緒に水分だけでなく塩分も失われるので、熱中症対策には塩分補給が必要不可欠です。
お味の方は、塩を加えていることはほぼ分かりません。
もし、塩だけを混ぜることに抵抗がある場合は、塩と合わせて砂糖を少し混ぜても良いようです。
熱中症対策に「麦茶+梅干し」
次にご紹介するのは、麦茶に梅干しとはちみつを加える方法。
すでに夏バテ気味という方には、こちらの熱中症対策レシピがおすすめだそうです。
「うめはち麦茶」です。
材料
梅干し | 好みの個数 |
はちみつ | 適量 |
麦茶 | 適量 |
作り方
- 梅干しをはちみつに浸し、常温に3日ほど置く。
- 梅干し(1粒)とはちみつ(大さじ1)をグラスに入れ、麦茶を注いだらできあがり。
3日置くことで、梅干しのエキスがはちみつに溶け出して、味が馴染みやすくなります。
ちなみに、この梅干しのはちみつ漬けは、そのまま食べても美味しいです。
この麦茶のレシピは、麦茶に足りない塩分を梅干しで補います。
また、それと合わせて、梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復を促し、はちみつがビタミンを補給してくれます。
お味の方は、梅干しのほのかな酸味が麦茶とよく合います。
はちみつが加わることで、少し紅茶のような味に感じられます。
とても飲みやすいですよ。
「麦茶の作り方」も合わせて参考にしてください。