鶏ムネ肉が柔らかく仕上がる簡単レシピをご紹介します。
料理愛好家の平野レミさんが考案した「エスニック鶏ごはん」です。
鶏ムネ肉は、沸騰させた湯の余熱で調理します。
パクチーの風味をいかした醤油ベースのソースが、食欲をそそりますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「マツコの知らない世界」 2017年2月14日放映)
エスニック鶏ごはんの作り方
「エスニック鶏ごはん」のレシピです。
鶏ムネ肉 | 1枚 |
水 | 10カップ |
ご飯 | 2人分 |
パクチー | 適量 |
キュウリ | 適量 |
ミニトマト | 適量 |
スイートチリソース | 好みで適量 |
パクチー(みじん切り) | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/4 |
- 鍋に水(10カップ)を入れ、沸騰させる。鶏肉を加え、フタをして火を止める。そのまま7分置く。
鶏肉を取り出し、冷めたら一口大のそぎ切りにする。 - パクチー醤油の材料を混ぜる。
- ご飯を皿に盛り、その上に1をのせ、パクチー醤油をかける。
ざく切りにしたパクチー・薄切りにしたキュウリ・半分に切ったミニトマトを飾り、好みでスイートチリソースを添えたらできあがり。
鶏ムネ肉は、沸騰した湯(10カップ分)に入れ、フタをしてすぐに火を止め、7分置いて火を通します。
このように余熱で調理すると、鶏ムネ肉はとても柔らかく仕上がります。
ちなみにレシピには詳しい説明がありませんが、この条件で完全に火が通るのは、200g弱くらいのかなり小さい鶏ムネ肉です。(冷蔵庫から出したての、冷たい鶏ムネ肉を使用した場合。)
使用する鍋の大きさや材質にもよりますが、300gくらいの大きい鶏ムネ肉を使うと、完全に火が通らない可能性もありますので注意してください。
ちなみに300gの場合は、15〜20分くらいの時間がかかると思います。
またこのレシピは、使用する湯の量が10カップということで、湯を沸かす時間がかかりますが、湯の量を減らしつつ、湯にムネ肉を浸す時間も抑えたい場合は、ムネ肉をあらかじめ開いてから使うといいですよ。
「鶏むね肉を使った鶏ハムのおすすめレシピ」も参考にしてください。
鶏肉は沸騰した湯に入れ、火を止めて余熱調理すると、しっとり柔らかく仕上がります。
余熱調理した鶏ムネ肉は、みずみずしくふっくらとしています。
欲を言えば、鶏肉に少し塩気が欲しいところですが、その分、パクチー醤油に溢れるほどの魅力が詰まっているので、トータルとしての食べ応は十分あります。
パクチー醤油は、パクチーとゴマ油の風味が効いた、少しピリ辛な食欲をそそる味で、鶏肉にもご飯にもよく合います。
ちなみにレミさんの他のお料理(たとえば、にんにくまるごと粥)にも、パクチー醤油は使われていますよ。
少し多めに作っておくと、料理に幅広くいかせて便利です。