舞茸茶を使った、舞茸ダイエットのやり方をご紹介します。
舞茸ダイエットは、多くのテレビ番組で取り上げられる人気のダイエット法です。
舞茸ダイエットの第一人者、神戸薬科大学名誉教授の難波宏彰さんによると、舞茸は脂肪分解効果があるので、ダイエットにとても良いそうです。
でも普通に調理するだけでは、その効果は数分の一しか得られないとのこと。
舞茸はそのまま食べるのではなく、煮出してお茶にして飲むと、ダイエット効果が数倍に跳ね上がるそうです。
そこで今回は、難波さんがすすめる舞茸ダイエットの方法をお伝えします。
やり方はとてもシンプルです。
舞茸茶を1日500mlずつ飲むだけでOK。
舞茸茶の作り方も簡単で、舞茸を30分間煮出すだけで完成します。
ただ、舞茸茶には難点もあります。
それは、味が飲みづらいこと。
中には、舞茸茶はまずいと感じる方もいるかもしれません。
そういう場合は、少しアレンジをして、舞茸茶にトマトジュースを混ぜたり、スープにして飲むのもおすすめです。
それらのレシピも合わせてお伝えします。
ちなみに、フジテレビの「梅ズバ」によると、舞茸茶には、中性脂肪を抑制する効果もあるとのことです。
(一部情報元:日本テレビ「得する人損する人」2018年9月6日放映・2018年7月26日放映、フジテレビ「梅沢富美男のズバッと聞きます!(梅ズバ)」まいたけ茶 2019年3月13日放映)
舞茸茶の作り方
舞茸ダイエットには、食事制限は一切ありません。
舞茸茶を1日500mlずつ飲むだけです。
難波さんが考案した「まいたけ茶」のレシピをご紹介します。
舞茸 | 1パック |
湯 | 600ml |
- 600mlの湯を沸かし、舞茸を入れる。
フタをして30分煮出したらできあがり。
好みでレモン汁(少々)を加えると、飲みやすくなる。 - 1を朝昼晩の毎食前に少しずつ飲み、1日で500ml飲み干すと、ダイエット効果がある。
写真をもとにレシピを説明します。
材料は舞茸だけです。
【工程1】
まず鍋に600mlの湯を沸かし、舞茸(1パック)を入れます。
舞茸が湯に完全に浸かるのであれば、ほぐさずに丸ごと入れてしまっても良いようです。
そしてフタをして、30分煮出したら完成です。
30分後は、湯の色が濃い茶色に変わり、舞茸は色素が抜けて白っぽくなります。
レシピ通りに作ると、出来上がりの量は、400〜450mlくらい。
これは1日分にも満たない量なので、本格的にダイエットをしたいと考えている方は、ある程度まとめて作るといいですよ。
このお茶は、毎食前に少しずつ飲み、1日で500ml分を飲み干すと、ダイエット効果が期待できるそうです。
食事の前に飲むと栄養の吸収が良いので、効果が高くなるのだそうです。
夏は冷やして飲むのがおすすめだそうです。
舞茸茶の保存期間
舞茸茶の日持ちの目安は、冷蔵で2〜3日くらいです。
わりと足が早い方なので、時間が経過した舞茸茶は様子を見ながら飲むといいですよ。
お味の方は、独特の苦味とエグミがあるので、そのままでは飲みにくいです。
レモンを絞るとさっぱりしてやや飲みやすくなりますが、それでも好みは分かれると思います。
正直申しまして、私は、一口飲んだだけでこれでダイエットを続けるのは無理だと思いました。
ただ私の友人は意外とイケると言っていたので、人によると思います。
ご興味のある方はお試しください。
舞茸ダイエットをしたい方には、舞茸茶よりも、「舞茸スープ」の方が飲みやすいのでおすすめです。
考案者は、この舞茸茶と同じ、難波宏彰さん。
作り方は、舞茸茶と同じく、舞茸を30分煮出します。
違いは、舞茸を細かく切って、最後に塩こしょうで軽く味付けするところ。
これだけで、グッと飲みやすくなります。
健康効果も変わりませんので、リンク先も合わせて是非ご覧ください。
舞茸茶がダイエットに効果的な理由
ところで、なぜ舞茸は、普通に食べるのではなく、煮出して飲む方がダイエット効果が高いのでしょうか?
難波さんによると、舞茸には「MXフラクション」という脂肪分解を促進する成分が含まれています。
でも「MXフラクション」は、菌糸の硬い殻の中にあるので、普通に食べても摂取できません。この成分は、100度以上の湯の中で時間をかけて煮出さないと、溶け出て来ないそうです。
ですから舞茸のダイエット効果をいかすには、煮出すというひと手間が必要なのだそうです。
とは言え、30分火にかけておくだけですから、ちょっとした片手間で作れると思います。
最後に、情報元のテレビ番組で話題になった「まいたけ茶」が美味しく飲めるレシピを3品ご紹介します。
そのままでは飲みにくい場合は、次のレシピを試すのがおすすめだそうです。
舞茸茶のアレンジレシピ
「まいたけ茶」のアレンジレシピを3品ご紹介します。
まいたけトマト茶
まずご紹介するのは、おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎さんがすすめる、「まいたけトマト茶」のダイエットレシピです。
まいたけ茶 ※1 | 500ml |
トマトジュース ※2 | 500ml |
※1 冒頭のレシピで作ったもの。
※2 トマトピューレ(200g)で代用すると、ダイエット効果がさらに期待できる。
- まいたけ茶とトマトジュースを1:1の割合で混ぜ、朝昼晩の食前に1日合計1リットル飲む。
大竹さんによると、この「まいたけトマト茶」は、「まいたけ茶」の脂肪燃焼効果に加え、便秘解消の効果をプラスしたレシピになっています。
「まいたけ茶」にトマトジュースを加えると、トマトの水溶性食物繊維が摂れるため、お通じが良くなり、また空腹を抑える効果が期待できるそうです。
それがさらに高いダイエット効果に繋がるとのことです。
ちなみにトマトジュースをトマトピューレで代用すると、ダイエット効果がもうワンランクアップするようです。
トマトピューレには、普通のトマトのおよそ1.5倍の食物繊維が含まれているので、便秘解消効果や空腹を抑える効果がさらに高まるということです。
気になるお味の方ですが、普通のまいたけ茶とくらべるとずっとマシです。
かなり飲みやすくなります。
でも、美味しいわけではありません。
舞茸の苦味によってトマトジュースの風味が感じられなくなりますし、トマトジュースを薄めることでなんだかぼやけた味になります。
ただ、そういう「美味しさ」を求めるレシピではないので、これはこれでありだと思います。
代謝が落ちやすく便秘になりやすい40代以上の女性に是非飲んで欲しい、最強のドリンクだそうですよ。
舞茸コーヒー&舞茸ラーメン
次にご紹介するのは、人気ビストロ「フレンチオー・ギャマン・ド・トキオ」の木下威征シェフが考案した「まいたけコーヒー」です。
作り方はとても簡単。
「まいたけ茶」に、挽いていないコーヒー豆(適量)を入れ、冷蔵庫に1日入れるだけです。
味がすっきりして、とても飲みやすくなるそうです。
コーヒーに限らず、何らかの風味で「まいたけ茶」の苦味を覆い隠すのは有効だと思います。
木下シェフによると、「まいたけ茶」にアップルティーのティーバックを入れるのも良いとのこと。
ただこれも、「まいたけ茶」のトマトジュース割りと同じく、あくまで飲みやすくするためのレシピと考えた方が良さそうです。
最後にご紹介するのは、完全予約制の人気ラーメン店「ゲンエイワガン」の入江瑛起シェフが考案した「まいたけ茶ラーメン」のレシピです。
まず「まいたけ茶」にだし醤油(適量)を混ぜ、ラーメンのスープを作ります。
そして出がらしの舞茸をオリーブオイルでカリッと炒め、具材にしたら完成です。
麺や他の具材はお好みです。
「まいたけ茶」をだし汁と考えると、料理のバリエーションはいくらでも増やせそうです。
味の方は、試していないですし、ちょっと想像できないので、何とも言えません。
ご興味のある方は、お試しください。
ちなみに難波さんによると、ダイエット効果のある舞茸の「MXフラクション」は、再加熱しても壊れないので、安心して料理に使えるそうですよ。
ところで当サイトでは「糖質制限ダイエットのレシピ」も紹介しています。
ダイエットに役立ちますので、合わせて是非ご覧ください。