
家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんが考案した、サラミチャーハンのレシピをご紹介します。
「絶対に失敗しない レタスつけチャーハン」です。
レタスのシャキシャキとした食感と、サラミのパンチの効いた味をいかしたチャーハンで、豆乳ベースの優しい味のスープに浸していただきます。
ご飯は炒める前にラードを混ぜるだけで、だれでもパラパラの食感に仕上げることができますよ。
材料費は1人前282円。
調理時間は25分程度です。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」家事えもんのかけ算レシピ 2016年9月22日放映)
サラミチャーハンの作り方

「絶対に失敗しない レタスつけチャーハン」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
サラミ | 60g |
卵 | 2個 |
パルメザンチーズ | 大さじ1 |
冷凍ご飯 | 300g |
ラード | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
中華ダシ | 小さじ2 |
塩・黒コショウ | 少々 |
レタス | 80g(※) |
レモン | 1/6カット×2 |
レタス | 30g(※) |
中華ダシ | 小さじ1 |
調整豆乳 | 200ml |
※レタスは合計110gを使用。
- チャーハン用のレタス(80g)は2~3センチの角切りにし、スープ用のレタス(30g)は千切りにする。
サラミの半量は1センチ角に切り、残りの半量はみじん切りにする。 - 冷凍ご飯は電子レンジで温める。続いてラードを電子レンジで溶かす。
温めたご飯に溶かしたラード(大さじ1)と酒をかけ、よく混ぜる。 - フライパンを温め、油を引かずに2を入れ、ほぐして広げながら炒める。中華ダシ(小さじ2)とサラミ(全量)を加え、炒め合わせる。いったん皿に取り出す。
- 卵とパルメザンチーズをボールに入れ、よく混ぜる。
- 3のフライパンに残りのラード(大さじ1)を入れ、フライパンを熱々にする。
4を加え、菜箸で優しく混ぜて半熟状にする。フライパンの端に寄せ、3を戻し入れ、10秒ほど炒め合わせる。 - 【スープを作る】スープの材料すべてを器に入れ、ラップをせずに電子レンジ(600w)で1分半加熱する。
- 角切りにしたレタス(80g)を皿に敷き、その上にチャーハンをのせる。レモン・ブラックペッパー・6を添えたらできあがり。
出来上がったチャーハンは、好みでレモンを絞ったり、黒コショウを振ったり、スープに浸したりしていただく。
写真をもとに、レシピを説明します。
サラミチャーハンの作り方
【工程1】
まずレタスとサラミを切ります。
チャーハン用のレタス(80g)は2~3センチ角に切り、スープ用のレタス(30g)は千切りにします。
サラミは半分を1センチ角に、残りの半分をみじん切りにします。
1センチ角に切ったサラミは具として使い、みじん切りにしたサラミは調味料として使います。

【工程2】
次に、ご飯の下準備をします。
まず冷凍ご飯を電子レンジで温めます。続いてラードを電子レンジで溶かします。
そして温めたご飯に、溶かしたラード(大さじ1)と酒(大さじ1)を加え、よく混ぜます。
この段階で、ご飯は1粒ずつバラバラになります。
チャーハンの仕上がりが、苦もなくパラパラになるのが分かりますよ。
ご飯には、あらかじめラードを混ぜます。
ラードでご飯をコーティングすると、ご飯同士がくっつくのを防ぐことができます。
また旨味もアップします。

【工程3】
次に、フライパンでご飯を炒めます。
フライパンを温め、油を引かずにラードを混ぜたご飯を入れ、ほぐして広げながら炒めます。
そして中華ダシ(小さじ2)とサラミ(全量)を加えて炒め合わせ、いったん皿に取り出します。
チャーハンの具には、サラミを使います。
ドライなサラミがご飯の余分な水分を吸うので、チャーハンがパラパラに仕上がります。
また水分を吸ったサラミは、ジューシーになります。
【工程4】
今度は卵とパルメザンチーズをボールに入れ、よく混ぜます。

【工程5】
次に、ご飯を取り出したフライパンに残りのラード(大さじ1)を入れ、フライパンを熱々にします。
そして工程4の卵液を加え、菜箸で軽く混ぜて半熟状にします。
卵を半熟にしたらフライパンの端に寄せ、ご飯を戻し入れます。

そして卵とご飯を10秒ほど炒め合わせます。
ここで塩気が足りない場合は、好みで補ってください。

【工程6】
次に、スープを作ります。
スープの材料すべてを器に入れ、ラップをせずに電子レンジ(600w)で1分半加熱するだけで完成です。

【工程7】
最後に盛り付けです。
角切りにしたレタス(80g)を皿に敷き、その上にチャーハンをのせます。
レモン・ブラックペッパー・スープを添えたらできあがり。
このチャーハンは、好みでレモンを絞ったり、黒コショウを振ったり、スープに浸したりしていただきます。
レタスの半分はチャーハンの余熱で軽く火を通し、残りの半分は生の食感を楽しみます。

サラミのパンチのある味をいかした、コクのあるチャーハンで、レモンの爽やかな酸味と黒コショウのピリッとした辛さが良く合い、とても美味しいです。
チャーハン自体が少し濃いめの味付けになっているので、たっぷり添えたレタスも、そのまま美味しく食べられます。
ちなみにレタスは、途中で簡単にお伝えしましたが、2パターンの食感が楽しめるようになっています。
チャーハンの下に敷いたレタスは、チャーハンの余熱でほど良く火が入り、チャーハンのまわりのはみ出た生のレタスは、パリッとして新鮮です。
またあらかじめラードを混ぜたご飯は、チャーハンらしい、パラパラの軽い食感に仕上がります。

豆乳のスープも、少し濃いめのチャーハンの味に合うように、淡い味付けになっています。
スープに漬けていただくと、チャーハンの味がまろやかになり、また全然違った感じで楽しめますよ。
※情報元のテレビ番組で、このチャーハンの食べ比べの比較対象になった、奥田政行シェフの「チャーハン」のレシピも紹介しました。
家庭で作るレシピとしては、だれでも失敗なく作れる家事えもんのチャーハンの方がちょっといいと、私は思いました。