バインミーのレシピをご紹介します。
ベトナム風のサンドイッチのレシピです。
材料
フランスパン | 1本 |
バター | 適量 |
キュウリ | 適量 |
玉ネギ | 適量 |
パクチーの葉 | 適量 |
魚醤(ナンプラー) | 少々 |
粉唐辛子 | 少々 |
豚バラ肉 | 適量 |
塩こしょう | 適量 |
魚醤(ナンプラー) | 適量 |
人参 | 90g(小1本) |
大根 | 260g(1/4本) |
塩 | 小さじ1 |
米酢 | 50ml |
砂糖 | 大さじ1と1/6 |
作り方
- 【人参と大根のなます】
人参と大根を千切りにしてボールに入れ、塩(小さじ1)をまぶして5分ほど置き、水気を軽く絞る。
米酢と砂糖を加え、保存袋に入れ、できれば一晩冷蔵庫に置く。 - 【味付け豚バラ肉】
豚バラ肉を食べやすい長さに切り、塩こしょう(適量)をまぶす。
温めたフライパンに油(分量外)を引き、強火で炒める。
火が通ったら、魚醤(適量)で味付けする。 - 玉ねぎを薄切りにして、水にさらして辛味を抜き、水気をしっかりと絞る。
- きゅうりを斜め薄切りにする。
- フランスパンの横から包丁を入れ、具材を挟めるくらいに開き、内側にバターを塗る。
- 人参と大根のなます・味付け豚バラ肉・玉ねぎ・キュウリ・刻んだパクチーの葉をパンに挟み、具材の上に魚醤(少々)と粉唐辛子(少々)を振りかけたらできあがり。
こちらの写真は、人参と大根のなます(酢漬け)をつくっているところです。
分量通りにつくると、かなり多めの酢漬けができます。
ここでナンプラーを加える方もいらっしゃいますが、私はいつも、サッパリとした普通の酢漬けを作っています。
なぜかと言えば、残った時に、和食の1品として食卓に出せるからです。
こちらがバインミーの材料です。
フランスパンは近所のパン屋さんで購入しました。
ベトナムのフランスパンには米粉が使われているそうですが、私が今回使ったのは、ごく普通のフランスパンです。
具材を全部挟むとこんな感じになります。
最後に、粉とうがらしと魚醤をふるのをお忘れなく。
ナンプラーのエスニックな風味が食欲をそそる、とても美味しいバインミーですよ。
具材は自由にアレンジ可能
バインミーに挟む具材は、自由にアレンジ可能です。
わが家では、大根と人参の酢漬け・魚醤・パクチーは必ず入れますが、それ以外は気分に応じて変えています。
上のレシピでは豚バラ肉を使っていますが、お肉類は、ハムでもベーコンでもサラミでも、また、豚肉でも鶏肉でも何でもOKです。
また、他に使いたい野菜があったら、一緒に挟んでみてください。
サラダに使える野菜なら、だいたい合います。
ベトナムで食べたバインミーの思い出
わが家では、夫も私もそれぞれ、独身の頃にベトナムを旅行した経験があります。
時期は多少ずれているのですが、偶然にも、2人とも、ホーチミンから入国してバスでのんびりと北上し、ハノイから出国というルートをたどりました。
懐かしい旅の話しをする時、当然のように、ベトナムの国民食「バインミー」の話しにも至ります。
けれども、私たちの経験から推測すると、バインミーはそれほど広くベトナム人に食されていたわけではなさそうです。(10年以上も前の話しです。今では分かりませんけどね。)
夫も私も、バインミーを堪能したのは、南ベトナムに限ってのこと。
私はホーチミンでしか食べた記憶がなく、また夫は、途中のニャチャンという海沿いのリゾート地までだそうです。
ところで、「バインミー」と言って私が一番に思い出すのは、炎天下に並べられた食材の数々です。
日よけもない路上に屋台を出す売り子たち。
正直大変だなと思いましたが、一方で気になったのが、直射日光にさらされた食材たちのことです。
野菜だけではありません。
ハムやお肉も一緒です。
「すぐに傷んじゃいそうだな。あそこのお店の食べても大丈夫かな?」などと思ったものです。
でも、食べて見るとこれが意外と平気で、しかも、そんな不安をかき消すくらい、ベトナムのバインミーが美味しかったのを覚えています。