しらたきの冷凍と冷蔵!基本の保存方法。

しらたきの冷凍
しらたきの保存

しらたき(糸こんにゃく)の保存方法を解説します。

しらたきは、冷蔵保存するのが基本で、冷凍することもできます。
いずれの場合も、水にひたした状態で保存することがとても大切です。

なお、冷凍した場合は、しらたき特有のプルンとした弾力がなくなり、少し硬めのビーフンのようなモサモサした食感に変わります。
ですから、その特徴をいかした使い方をすると良いです。


しらたきの冷凍

しらたきの下処理をする(茹でる)
下茹でする
しらたきを保存袋に入れて水を加えて冷凍
水を加えて袋で冷凍
手順
  1. しらたきを洗い、食べやすい長さに切ります。
  2. しらたきを2分ほど下茹でして、臭みを取ります。
    水洗いして冷まし、ザルに上げます。
  3. しらたきを使いやすいように小分けにして保存袋に入れ、水(1袋200gにつき水100ml)を注ぎ、袋の中の空気を抜きます。
    平たいところに寝かせ、しらたき全体を十分に水に浸すようにして冷凍します。
    保存期間は1ヶ月です。
  4. 解凍する際には、常温に移して自然解凍するか、レンジの解凍モードを使います。
    水気を切って、ビーフンの代用品として炒め物や汁物に使うと良いです。

補足:下茹でして臭みを取る水を加えて袋で冷凍冷凍しらたきのレシピ


しらたきの冷蔵保存

しらたきをパックのまま冷蔵保存
パックのまま冷蔵
しらたきをタッパーに入れてパックの中の水にひたして冷蔵保存
水に浸して冷蔵
手順
  1. 未開封の場合は、しらたきをパックごと冷蔵庫の冷蔵室に入れます。
    パックに印字された賞味期限内に食べ切ります。
  2. 開封した場合は、残ったしらたきをタッパーなどに入れ、パックに残った水(もしくは水)に浸して、密閉して冷蔵室に入れます。
    日持ちは5日程度です。

補足:パックに残った水に浸す

しらたきを冷蔵保存する場合は、パックごと冷蔵庫に入れるのが基本です。
生しらたきは、パック詰めされたままの状態が、一番日持ちしやすいです。

冷凍しらたきのレシピ

冷凍しらたきは、少し硬めのビーフンのような食感に変わります。
ですから、ビーフンの代用品として炒めものや汁物に使うと良いです。

冷凍しらたき焼きビーフン

冷凍しらたき焼きビーフン

材料

1人分:調理時間15分
冷凍しらたき 70g
豚バラ薄切り肉 50g
好みの野菜(キャベツ・人参・ネギ等) 合計150g
サラダ油 小さじ1
中華だしの素 小さじ1/2弱
醤油 小さじ1/2
塩こしょう 少々
  • しらたき1袋(200g)を冷凍&解凍すると70gくらいになります。

レシピ

  1. 豚肉を食べやすい大きさに切り、野菜を薄く切ります。
  2. フライパンにサラダ油を引き、豚肉と野菜を炒めて火を通します。
  3. 冷凍しらたきを加え、炒め合わせます。
    中華だしの素・醤油・塩こしょうで味付けしたら完成です。


冷凍しらたきの汁ビーフン

冷凍しらたき汁ビーフン

材料

1人分:調理時間5分
魚肉ソーセージ 1/2本
もやし 50g
冷凍ビーフン 50g
ナンプラー 小さじ2
200ml
適量
万能ねぎ 適量

レシピ

  1. ナンプラーと水を鍋に入れ、火にかけます。
  2. もやしと冷凍しらたきを入れ、魚肉ソーセージをキッチンバサミで斜めに切って加え、もやしにさっと火を通します。
  3. 塩で味を整えます。
  4. 器に盛り、万能ねぎをキッチンバサミで刻んで散らしたら完成です。

しらたきの冷凍・保存の補足説明

下茹でして臭みを取って冷凍

しらたきを冷凍する際には、あらかじめ下処理をして、アクや臭みを取り除きます。
具体的には、2分ほどさっと下茹でします。

ちなみに、しらたきの下処理には、「下茹で」以外に「煎る」や「塩もみ」といった方法もありますが、これら2つの方法を取り入れて冷凍すると、食感がとても硬くなります。
ですから、「下茹で」だけにするのがおすすめです。

参考:しらたきの下処理(アク抜き)

水を加えて袋で冷凍

しらたきを冷凍する際には、保存袋に入れて水を加え、しらたき全体が水に十分に浸った状態にします。
しらたきを冷凍すると、少し硬めのビーフンのようなもさもさした食感に変わりますが、水に浸して冷凍すると、硬くなりすぎるのを抑えることができます。
また、解凍後にしらたきをほぐしやすくなります。

なお、水の量は、しらたき1袋(200g)につき100ml程度に抑えるのがおすすめです。
多すぎると、解凍に時間がかかるうえに、冷凍庫のスペースを取るためです。

パックに残った水に浸して冷蔵

しらたきを冷蔵保存する場合は、パックごと冷蔵庫に入れるのが基本です。
生しらたきは、パック詰めされたままの状態が、一番日持ちしやすいためです。

開封したしらたきは、パックの中に残った水に浸して、冷蔵保存します。
パックの中の水はアルカリ水で、殺菌作用があるため、日持ちしやすくなります。

なお、パックの中の水を捨ててしまった場合は、普通の水で代用してください。
しらたきをむき出しのまま保存すると、特有のプルンとした食感が失われやすくなります。

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