もち麦のおすすめの茹で方を解説します。
もち麦の茹で時間は、20分が目安。
美味しく茹でるコツは、次の4つです。
- 水から茹でる
- 水の量を最小限におさえる
- 塩を少量加える
- 茹でたあとに洗わない
もち麦は、水の入った鍋にいれて、少量の塩を足したうえで、じわじわと温度を上げていくと、本来の甘みが出やすくなります。
また、茹でる際の水の量を控えめにして、なおかつ、茹でたあとに一切水にさらさないことも大切です。
旨味や栄養がムダに流出しないため、味が濃く感じられて美味しく仕上がります。
もち麦の茹で方としては、沸騰した湯にもち麦をいれて茹ででから、最後に洗ってぬめりを落とす方法も知られています。
でも私は、このやり方では、もち麦の美味しさが存分に引き出せないと思っています。
もち麦は、クセの少ない穀物です。
ですから、せっかくの持ち味を損なわないように調理するといいですよ。
材料
もち麦 | 100g |
塩 | ひとつまみ(小さじ1/6) |
水 | 600ml |
茹で方
- もち麦と塩と水を鍋に入れ、火にかける。
- 沸騰したら火を弱め、ふつふつとした静かな沸騰を保ちつつ、アクを取りながら、20分ほど茹でる。
- 水分が少なくなったらフタをして火を止めて、水分がなくなるまで20分ほど蒸らす。
写真をもとにレシピを説明します。
まず、もち麦(100g:2/3合程度)と塩(ひとつまみ:小さじ1/6)と水(600ml)を、鍋もしくはフライパンに入れ、火にかけます。
沸騰したら火を弱め、ふつふつとした静かな沸騰を保ちつつ、アクを取りながら、20分ほど茹でます。
20分経つと、水分がかなり少なくなります。
最後に、フタをして火を止めて、水分がなくなるまで20分ほど放置して蒸らしたら完成です。
この方法で茹でたもち麦は、水分を十分に吸って、プリッとしつつも、柔らかな食感に仕上がります。
ぬめりを取る工程はあえて省いていますが、もち麦には目くじらを立てるようなぬめりは元々ないため、まったく問題なく美味しくいただけます。
もち麦を茹でるなら、この茹で方がダンゼンおすすめです。
もち麦の味を存分に堪能できますよ。
なお、茹でたもち麦は、そのまま食べるだけでなく、スープやサラダや和え物などのお料理に活用することもできます。
茹でもち麦の保存方法
茹でたもち麦は、冷蔵保存で3日、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。
ですから、一度に大量に茹でて、ストックしておくのも便利です。
茹でると炊くの違い
鍋で茹でたもち麦の食感はプリッとしていますが、炊飯器で炊いたもち麦は、よりふっくらとしています。
また、炊飯器のメリットとしては、スイッチ一つで簡単に調理できるという点も挙げられます。
個人的には鍋で茹でたもち麦の方が好みですが、両方とも美味しく仕上がるので、どちらの方法で加熱してもOKです。
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