煮りんごの作り方をご紹介します。
簡単で美味しい、りんごの砂糖煮のレシピ。
りんごを薄く切って、砂糖と一緒に煮るだけで完成です。
甘みが少し控えめになっていて、食感も柔らかく仕上がるので、ライトなおやつ感覚でパクパクと食べられます。
また、この煮りんごは、古くなったりんごの使い道としてもおすすめです。
生のりんごは、時間が経つにつれてシャキシャキとした食感が失われていきます。
でも、甘煮にすることでトロっと柔らかな食感に仕上がるため、そうした美味しくないりんごの復活レシピとしても便利ですよ。
材料
りんご ※ | 1個 |
砂糖 | 大さじ1 |
水 | 50ml |
- 紅玉を使う場合は砂糖の量を大さじ1と1/2に変更する。
作り方

まず、りんご(1個)を縦8等分に切って、芯を取り除き、皮をむきます。
そして、りんごをさらに3等分ずつに分けて、合計24等分のくし切りにします。
皮ごと使っても良い
りんごは、お好みで、皮付きのまま使ってもいいです。

次に、りんごをフライパンに入れ、砂糖(大さじ1)と水(50ml)を加えます。
そして、手を使ってりんごの表面に砂糖水を付けて、なるべく重ならないように並べます。
フライパンで煮る
フライパンを使って、りんごを広げて煮ると、短時間で均一に火が入ります。
砂糖について
砂糖の量は、りんご1個が300gくらいの標準サイズの場合を想定しています。
りんごが極端に小さかったり大きかったりする場合は、少し調整してみてください。
なお、りんごは品種によって酸味が異なり、たとえば「紅玉」は、比較的酸味が強い品種です。
そのため、紅玉をつかう場合は、砂糖の量を「大さじ1と1/2」に増やすのがおすすめです。
逆に、「王林」や「サンふじ」などの甘みがしっかりしたりんごの場合は、お好みで砂糖なしにして、水だけで煮るのもアリです。

そして、フタをして中火にかけ、フライパンが温まってから4〜5分煮ます。

4〜5分煮て、水分が完全に飛び、りんごの色が透き通ったら完成です。
煮る時間について
りんごは、レシピ通りに薄切りにしたうえで、水を加えて4〜5分煮ると柔らかくなります。
ただ、品種などの違いによって、仕上がりの柔らかさは若干変わってきます。
もう少し柔らかくしたいという場合は、水を少量加えて、あと少し加熱してみてください。

甘過ぎない味付けになっているので、りんごの風味が損なわれず、とても美味しくいただけます。
食後のデザートとして2〜3枚程度をつまむのもおすすめですよ。
煮りんごは冷凍もOK
なお、この煮りんごは、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵保存で5日くらい、冷凍で1ヶ月くらいです。
冷凍する場合は、ラップでぴったり包み、保存袋に入れてください。
ちなみに、すこし余談になりますが、生のりんごは、加熱せずにそのまま冷凍することもできます。
その場合は、丸ごとラップに包んで冷凍庫に入れてください。
丸ごと冷凍したりんごは、半解凍すると、とても美味しいデザートになります。
詳しくは「りんごを凍らせただけの絶品スイーツ」をご覧ください。
古くなったりんごのレシピあと2品
最後に、古くなったりんごの美味しい食べ方をあと2パターンご紹介します。
フライパンで焼きりんご

1品めは、フライパンを使った焼きりんごのレシピです。
バターやハチミツ、シナモンで味付けをした満足感の高い一品。
りんごは薄く切ったものを使うので、しっかりと味が染み込みます。
レンジで焼きりんご

2品めは、レンジを使った超簡単な焼きりんごです。
りんごの芯をくり抜き、穴の空いたところにバターと砂糖を詰め、5分加熱したら完成。
とろっとした口当たりがとてもいいです。
以上、煮りんごのレシピと、古くなったりんごの美味しい食べ方についてお伝えしました。
りんごを加熱すると、食感が柔らかくなるとともに、甘みや旨味がより際立ちます。
生のりんごとは一味違う新たな魅力を引き出せるため、ぜひ試してみてください。