
きりたんぽ(切蒲英)の作り方をご紹介します。
自宅で簡単に手作りできる、きりたんぽのレシピです。
材料は、炊いた米だけ。
冷ご飯でも作れます。
また、成形するのに、「棒」は使いません。
ごく一般的なきりたんぽは、ご飯を潰して木製の棒に巻きつけて焼きますが、これからご紹介するレシピは、棒を使わずに、ご飯を細長いかたちにして焼き上げます。
調理時間は、たったの15分です。
きりたんぽの手作りレシピ

きりたんぽのレシピです。
ご飯は柔らかめに炊いたものを使うことになっていますが、普通に炊いたご飯や、冷やご飯でも代用できます。
ご飯に水をふりかけ、ラップをしてレンジでチンすると、少し柔らかいご飯がすぐに用意できます。
柔らかめに炊いたご飯 | 500g |
- ご飯をボールに入れ、すりこぎで潰す。
- 1を手で棒状にまとめ、グリルで9〜10分かけてこんがりと焼いたらできあがり。(フライパンでも焼ける。)
写真をもとにレシピを説明します。
きりたんぽの作り方

【工程1】
まず柔らかめに炊いたご飯(500g)をボールに入れ、すりこぎで潰します。
すりこぎは水で濡らし、横にひねるようにすると潰しやすいです。
ちなみに、ここできれいに潰せば潰すほど、仕上がりのモチモチ感が増しますが、米粒の食感が少し残っているのも悪くないです。
潰し加減はお好みです。
少し柔らかめのご飯を使うと、潰しやすく粘りが出やすいので、きりたんぽが作りやすくなります。

【工程2】
次に、手を濡らしてご飯を棒状にまとめます。

続いて、棒状にしたご飯をグリルに入れ、たまに返しながら9〜10分かけてこんがりと焼きます。
グリルの網にあらかじめ油を塗り、十分に予熱してから入れると、ご飯がくっつきにくくなります。
これで、きりたんぽ(たんぽ)の完成です。
ちなみに、きりたんぽには「切ったたんぽ」という意味があり、ここで作るものは棒状に成形して焼いた後に切らないので、厳密には「たんぽ」ということになります。
グリルがない場合は、フライパンでも焼けますよ。

手作りのきりたんぽは、香ばしくてだしがよく染みてモチモチです。
きりたんぽ鍋にして食卓に出すと、あっと言う間に無くなります。ひと手間かける甲斐がありますよ。