もやしとささみの酢の物は、さっぱり美味しくて食べ応えもある、定番の副菜です。
ささみは余熱で火を通すのでしっとりやわらかく、もやしはサッと茹でてシャキシャキ食感を残します。
酸味のある味付けにささみの存在感が加わり、軽めの主菜としても満足できる一品です。
簡単に作れるので、忙しい日のおかずにもぴったりです。
材料
鶏ささみ | 3本(150g) |
もやし | 1袋(200g) |
きゅうり | 1/2本(50g) |
塩(きゅうり用) | 小さじ1/8 |
白いりごま | 小さじ1 |
酢 | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
生姜(すりおろし) | 小さじ1と1/3 |
もやしとささみの酢の物のレシピ・作り方
ささみを湯に入れて余熱で火を通す
- ① 鍋に湯(800ml:分量外)を沸かし、塩(大さじ1/2:分量外)を加えます。
十分に沸騰したらささみ(3本:150g)を1本ずつ入れます。
湯が再度沸騰してきたら、すぐにフタをして火を止め、そのまま8分ほど置いて余熱で火を通します。 - ② ささみをザルに上げ、水気を切りながら粗熱を取ります。
湯の余熱で火を通すことで、ささみが固くならずしっとり仕上がります。
もやしをサッと茹でる
- ③ 残った湯を沸騰させて、浮いたアクを軽くすくいます。
もやし(1袋:200g)を1分だけサッと茹で、すぐに盆ザルに広げて水気を切りながら粗熱を取ります。
きゅうりを塩もみして、ささみを裂く
- ④ きゅうり(1/2本:50g)は斜め薄切りにし、塩(小さじ1/8)をまぶして5分ほど置きます。
しんなりしたら、水気を軽く絞ります。 - ⑤ ささみを手で食べやすく裂きます。
この時、ささみに筋がある場合は取り除きます。
合わせ酢を作る

- ⑥ ボウルに酢(大さじ3)・醤油(大さじ1)・砂糖(小さじ2)・生姜すりおろし(小さじ1と1/3)を入れて混ぜ、合わせ酢を作ります。
もやしとささみの酢の物の完成!

- ⑦ ささみ・もやし・きゅうりを加えてよく和え、全体に味をなじませます。
- ⑧ 器に盛り、白いりごま(小さじ1)をふったら完成です。
冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
もやしとささみの酢の物は、手軽に作れて冷やしても美味しい、作り置きにも便利な副菜です。
副菜にも軽めの主菜にも活用できるので、忙しい日の献立にぜひ取り入れてみてください。
よくある質問(FAQ)
もやしとささみの酢の物はどれくらい日持ちしますか?
もやしとささみの酢の物は、冷蔵保存で2日ほど日持ちします。
しっかりと粗熱を取ってから保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
酢の効果で味がなじみやすく、時間が経ってもさっぱりとした風味が楽しめます。
冷やして食べるとよりおいしくなるので、作り置きおかずとしてもおすすめです。
ささみを余熱で火を通すのはなぜですか?
ささみは火を入れすぎると筋肉の繊維が縮み、水分が抜けてパサつきやすくなります。
余熱でじっくり火を通すことで、沸騰による急激な収縮を防ぎ、表面はしっかり加熱されつつ中はしっとり柔らかく仕上がります。
また、余熱調理は火加減の失敗が少なく、均一に火が入るので、料理初心者でも扱いやすい方法です。
なお、湯の余熱を使ったささみの茹で方は、リンク先で詳しく解説しています。
ささみに筋がある場合はどうすればよいですか?
ささみの筋は、生のまま包丁を使って取り除くことも可能です。
ただし、加熱前は筋と身がしっかり結びついているため、きれいに外すのに少し手間がかかります。
一度茹でてから取り除くと、筋が白く浮き出て見つけやすく、手で裂く流れの中で自然に外せるので簡単で効率的です。
初心者の方は茹でてから取り除く方法がおすすめです。
参考:生ささみの筋の取り方
ささみを茹でた湯でもやしを茹でるのはなぜですか?
ささみを茹でた後の湯には、肉の旨みがほどよく溶け出していて、ちょうどスープのような状態になっています。
その湯でもやしを茹でることで、ほんのり下味がつき、野菜特有の青臭さが抑えられて風味よく仕上がります。
さらに、新しく湯を沸かす手間がいらないので、効率よく調理できるのもメリットです。
もやしはなぜ1分茹でるのですか?
もやしを1分ほど茹でると、青臭さがほどよく抜けて食べやすくなり、シャキシャキした歯ごたえも残せます。
時間が短すぎると生っぽさが残り、逆に長すぎると水分が抜けて食感が損なわれますが、1分ならそのバランスがちょうどよく、酢の物のように冷やして食べる料理にぴったりです。
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