もやしのひげ根を取り方を動画でご紹介します。
また、ひげ根を取ることのメリットとデメリットも、合わせてお伝えします。
もやしのひげ根とは、もやしの根元に付いた、細い根っこの部分のことです。

この根っこの部分を取り除いたもやしは、「根切りもやし」と呼ばれることもあります。
ひげ根を取るメリットとデメリット

もやしのひげ根をとり除くには、一つひとつを手でちぎっていくしかなく、作業自体は簡単なのですが、たくさんあると意外と面倒に感じます。
それでも、飲食店などでは、食感や見た目を良くするために、ひげ根を取ってから使うケースがわりと多いようです。
ただ、一般の家庭では、そこまでの手間をかけずに、ひげ根が付いたまま使うことも結構あります。
それが必ずしも悪いわけではなくて、もやしのひげ根を取ることには、メリットでデメリットがあります。
それぞれについて解説します。
ひげ根を取るメリット
まずは、もやしのひげ根を取るメリットから。
ひげ根の部分は、茶色っぽくて、あまり見た目がよくありません。
白くてツヤツヤした茎の中にひげ根が混じっていると、作る料理によっては結構目立ちます。
また、ひげ根の部分は食感がモソモソとしているので、そこを取り除くことで、もやしらしいシャキシャキした食感が際立って、口当たりがとても良くなります。


ひげ根を取るデメリット
続いては、ひげ根を取ることのデメリットについてです。
ひげ根には、もやしの他の部分と同様に、ビタミンCやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
また、食物繊維の含有量に関しては、ひげ根の方が他の部分よりも多いです。
ひげ根を取り除くと、こうした栄養を捨ててしまうことになりますし、そのうえ、ひげ根を切った切断面から、残りの栄養も流れ出てしまいます。
とりわけ、もやしを茹でるときなどは、栄養の流出に要注意です。
ちなみに、私は、普段の食事ではひげ根を取らずに使っており、来客時などに限ってひげ根を取ってから使うようにしています。
参考にしてください。
ひげ根の取り方
最後に、もやしのひげ根の取り方をご紹介します。
普通のもやしの場合

まず、もやし1本の太い部分を持ち、細くなる部分(ひげ根)を手でちぎります。
コツと言えるようなものは特になく、一つひとつ地道に取り除いていくしかありません。
ひげ根を取る作業にはある程度時間がかかるので、もやしを水に浸したりせずに、まな板などの上に広げてから作業を始めるのがおすすめです。
水に浸けっぱなしにしておくと、その間に、ビタミンCやミネラルといった水溶性の栄養素や旨味が流れ出てしまいます。

次に、もう一方の芽も同じように、細くなる部分から先を手でちぎります。
これでお終いです。
豆もやしの場合

豆もやしの場合は、ひげ根だけを取ります。
あたまの豆の部分は、あえて残すのがおすすめです。
以上、ひげ根を取ることのメリットとデメリットと、ひげ根の取り方についてお伝えしました。
もやしのひげ根を取るには、少し根気がいります。
余所行きの料理でなければ、取らずに使うのもいいですよ。
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