鶏もも肉としめじのクリーム煮|フライパンで簡単!濃厚な本格レシピ

鶏肉としめじのクリーム煮
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鶏もも肉としめじを使った、濃厚でコクのあるクリーム煮のレシピです。
ジューシーな鶏肉に、旨味たっぷりのしめじと玉ねぎを合わせ、白ワインと生クリームでじっくり煮込んで仕上げます。

フライパンひとつで作れる簡単料理ですが、奥深く満足感のある味わいを楽しめます。
パンにもご飯にもよく合い、普段の夕食はもちろん、少し特別な日のメニューにもおすすめです。


材料

2人分:調理時間45分
鶏もも肉 1枚(300g)
しめじ 1袋(100g)
玉ねぎ 1/2個(100g)
小さじ1/6
黒こしょう 少々
小麦粉 大さじ1
バター 10g × 2
白ワイン 100ml
150ml
顆粒コンソメ 大さじ1/2
生クリーム 100ml
イタリアンパセリ 適量

鶏肉としめじのクリーム煮のレシピ・作り方

鶏もも肉・しめじ・玉ねぎの下準備

鶏もも肉に小麦粉をまぶし、しめじと玉ねぎを切る

  1. ① 鶏もも肉(1枚:300g)は一口大に切り、塩(小さじ1/6)と黒こしょう(少々)をまぶして5分ほど置きます。
    そのあと、小麦粉(大さじ1)を表面に薄くまぶします。
  2. ② しめじ(1袋:100g)は小房に分け、玉ねぎ(1/2個:100g)は薄切りにします。
塩で下味をつけてから小麦粉をまぶすと、鶏肉はジューシーに焼き上がり、ソースもとろっとなめらかに仕上がります。


鶏肉を焼いて取り出す

鶏もも肉をフライパンで皮目から焼き始める
両面にこんがりと焼き色をつけた鶏もも肉
  1. ③ フライパンにバターの半量(10g)を中火で熱し、鶏肉を皮目から焼きます。
    皮目を2〜3分、裏返して1〜2分ほど焼き、両面にこんがりとした焼き色を付けます。
    中まで完全に火を通さず、一度取り出します。

内径24cm程度の深めのフライパンが使いやすく、煮込みやすいのでおすすめです。鍋でも代用できます。


玉ねぎを炒める

薄切りにした玉ねぎをフライパンでじっくり炒める

  1. ④ 同じフライパンに残りのバター(10g)を足し、玉ねぎを加えます。
    透き通って甘い香りが出てくるまで、弱めの中火で2〜3分じっくり炒めます。


しめじを加えて炒める

玉ねぎと合わせてしめじを炒める

  1. ⑤ しめじを加え、さらに2分ほど炒めてしんなりさせます。

白ワインを煮立てる

しめじと玉ねぎを白ワインで煮立ててアルコールを飛ばす

  1. ⑥ 白ワイン(100ml)を加え、中火で3分ほど煮立ててアルコール分を飛ばします。
白ワインをしっかり煮立てて風味を落ち着かせ、ソースに深みを出します。

鶏肉を戻して煮込む

しめじと玉ねぎのソースに鶏もも肉を戻して煮込む
蓋をして弱火で鶏肉としめじを煮込む
  1. ⑦ 水(150ml)と顆粒コンソメ(大さじ1/2)を加えて軽く混ぜます。
    鶏肉を戻し入れ、全体をさっと混ぜ合わせます。
    弱火に落としてフタをし、15分ほどじっくり煮込みます。
    途中で1度だけフタを外し、全体を返してください。


鶏肉としめじのクリーム煮の完成!

生クリームを加えて全体をとろりと仕上げた鶏肉としめじのクリーム煮

  1. ⑧ フタを外し、生クリーム(100ml)を加えます。
    たまに混ぜながら弱火で5分ほど煮て、とろみを出します。
    弱火でふつふつとする程度に保ち、沸騰させないようにしてください。
    黒こしょう(少々)を加え、必要なら塩で味をととのえます。
  2. ⑨ 皿に盛り付け、刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
生クリームは最後に加え、弱火で静かに煮ます。
強火で沸騰させると分離してしまうので、ふつふつ程度に保つことで、なめらかに仕上がります。

やわらかな鶏肉にしめじの旨味が溶け込んだクリームソースは、ひと口ごとに豊かな風味を味わえます。
ご飯と合わせればおかずに、パンと合わせれば洋風ディナーにと、幅広く楽しめるのも魅力です。
手軽に作れて食卓を華やかに彩る、日々の献立にうれしいひと皿です。

よくある質問(FAQ)

鶏もも肉に塩と小麦粉をまぶすのはなぜですか?

3つの理由があります。

  • ジューシーに仕上がる
    塩をして少し置くことで下味が入りやすくなり、小麦粉の膜が肉汁を閉じ込めます。
  • 香ばしい焼き色がつく
    粉が表面にあることでバターや油とよく絡み、焼いたときに香ばしく仕上がります。
  • ソースに自然なとろみがつく
    鶏肉の表面にまぶした小麦粉が煮汁に溶け出し、クリームソースをなめらかにまとめてくれます。

白ワインはなぜ3分もかけてじっくり煮るのですか?

理由は大きく2つあります。

  • 風味を落ち着かせてソースに深みを出すため
    白ワインは1分ほど煮ればアルコール自体は飛びます。
    ただ、すぐに次の工程へ進むと酸味やツンとした香りが残りがちです。
    3分ほど煮立てることで香りがまろやかになり、ソース全体に甘みやコクが広がります。
  • 鶏肉の臭みを和らげ、旨味を引き立てるため
    白ワインに含まれる酸と香り成分が鶏肉のクセを抑え、ソースと一体感のある味わいにまとめてくれます。
    結果として、鶏肉の旨味がより際立ち、ソースごと楽しめる料理になります。
    副次的な効果として、酸の働きで鶏肉の表面が少しやわらかく感じられることもありますが、主な役割は「臭み消し」と「旨味をまとめること」です。

鶏もも肉としめじのクリーム煮のアレンジ方法は?

いくつかの工夫で味わいや雰囲気を変えることができます。

  • きのこを2種類にする
    マッシュルームとしめじを合わせると、香りや食感に奥行きが出ます。
  • 仕上げにレモン汁をひとたらし
    濃厚なソースがきゅっと引き締まり、後味がさっぱりします。
  • 生クリームの一部を牛乳に置き換える
    軽やかで優しい口当たりになり、普段の食卓向きになります。

しめじを他のきのこで代用できますか?

はい、マッシュルームやエリンギ、舞茸などでも代用できます。
特にマッシュルームはクリームソースと相性が良く、より洋風の仕上がりに。
舞茸を加えると香りが豊かになり、エリンギは食感にアクセントが出ます。
しめじと組み合わせて2種類にすると、より風味が広がります。

鍋やフライパンはどのサイズが良いですか?

内径24cm前後の深めのフライパンが一番使いやすく、煮込みやすいのでおすすめです。
小さめの鍋でも同じように作れます。

28cmなど大きすぎるフライパンを使うと、煮汁が広がって浅くなり、ソースが具材にしっかり絡みにくくなります。そのため味がぼやけやすく、煮込み料理としては扱いにくくなってしまいます。

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