ひじきの炊き込みご飯|乾煎りで香ばしく!風味豊かなひじきご飯の作り方

ひじきの炊き込みご飯
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ひじきの香りをしっかり味わえる、ひじきの炊き込みご飯です。
ひじきと油揚げを乾煎りしてから炊くことで、香ばしさがご飯全体に広がり、味に奥行きが出ます。
生姜をほんの少し加えることで後味がすっきりまとまり、定番として何度も作りたくなる味わいに仕上がります。
シンプルな材料で作れるのに、ひと手間で風味がぐっと引き立つ、ひじきご飯のレシピです。


材料

4人分:調理時間18分(炊飯時間を除く)
乾燥ひじき 15g
人参 1/3本(50g)
油揚げ(薄手のごく一般的なもの) 1枚
生姜 5g
2合
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
大さじ1
小さじ1/6
適量(2合の目盛りまで)
和風顆粒だし 小さじ1
白ごま・小ねぎや三つ葉 好みで適量

ひじき炊き込みご飯のレシピ・作り方

ひじきと具材の下ごしらえ

ひじきを戻して人参と油揚げと生姜を切る

  1. ① 乾燥ひじき(15g)は袋の表示通りに戻し、ザルに上げて水気をしっかり切ります。
    人参(1/3本:50g)は3〜4mm幅の細切り、油揚げ(1枚)は1cm幅の短冊切り、生姜(5g)は千切りにします。

参考:ひじきの戻し方



油揚げを乾煎りして香りを立てる

油揚げを乾煎りして香りを立たせる

  1. ② フライパンを中火で熱し、油揚げを入れて2分ほど乾煎りし、余分な油を落として香ばしさを引き出します。
    油揚げをフライパンから取り出します。
    そのあと、水で湿らせたキッチンペーパーでフライパンの油をきれいに拭き取り、軽く火にかけて残った水分を飛ばします。

ひじきを乾煎りして風味を引き出す

ひじきを乾煎りして風味を引き出す

  1. ③ 同じフライパンに水気を切ったひじきを入れ、中火で2分ほど乾煎りし、水分を飛ばして香りを立たせます。
焦がさないように軽く乾かす程度に炒ると、ひじきの風味が引き立ちます。


米と調味料を炊飯器に準備する

米や調味料やだしを炊飯器に入れる

  1. ④ 米(2合)を研いで水気を切り、炊飯器の内釜に入れます。
    生姜・醤油(大さじ2)・みりん(大さじ1)・酒(大さじ1)・塩(小さじ1/6)を加え、すぐに水を2合の目盛りまで注ぎ、和風顆粒だし(小さじ1)を加えて溶かします。

参考:米の研ぎ方(洗い方)


具材をのせて炊飯する

米や調味料の上にひじきなどの具材を広げる

  1. ⑤ 人参・乾煎りした油揚げ・乾煎りしたひじきを順にのせ、混ぜずに普通の白米モードで炊飯します。
ひじきを一番上にのせることで蒸気が直接当たり、香りがよく立ち、ひじきが潰れずふっくら仕上がります。

ひじき 炊き込みご飯の完成!

炊き上がったひじき炊き込みご飯

  1. ⑥ 炊き上がったら全体をふんわりと混ぜ、5分ほど蒸らします。
    茶碗に盛り付け、お好みで白ごまと、刻んだ小ねぎや三つ葉を散らしたら完成です。

ひじきの香りと油揚げの旨味がしみ込んだ、やさしい味わいの炊き込みご飯です。
ひと手間で仕上がりがぐっと良くなり、毎日のごはんにも特別な日にもなじむ一品に仕上がります。
ひじきをおいしく味わいたいときに、ぜひこのレシピを役立ててください。


よくある質問(FAQ)

この炊き込みご飯は、長ひじきと芽ひじきのどちらで作るのがおすすめですか?

長ひじきを使うのがおすすめです。
長ひじきは香りが強く、食感もほどよく弾力があるため、ひじきの存在感をしっかり楽しめます。
ただし、芽ひじきでも十分おいしく仕上がり、全体になじんだ優しい口当たりになります。
お好みに合わせて、しっかりした食感なら長ひじき、やわらかい仕上がりなら芽ひじきを選んでください。

ひじきの炊き込みご飯は冷凍できますか?

炊き上がったひじきご飯は、粗熱を取って小分けにし、ラップで包んで密封袋に入れれば冷凍できます。
1か月程度を目安に使い切ると、風味を保ったままおいしく食べられます。
解凍は電子レンジで温めるだけでOKで、油揚げの旨味がしっかり残るのも特徴です。

炊き込みご飯の水加減はどう調整すればいいですか?

基本は米を研いだあと、調味料を入れてから「2合の目盛り」まで水を注げば失敗しません。
具材からも水分が出るため、水を増やしすぎるとべちゃっとした仕上がりになります。
しっかりめの食感が好みの場合は、水をほんの少し控えて炊くのもおすすめです。

油揚げの代わりになる具材はありますか?

油揚げの代わりには、うま味とコクを補える食材を使うのがおすすめです。
手軽な代用品としては、さつま揚げやちくわなどの練り物がよく合います。
コクを加えたい場合は、ベーコンや薄切りの油身がある豚肉を少量入れてもおいしく仕上がります。
香ばしさが欲しいときは、しいたけやしめじなどのきのこ類を加えると、風味に奥行きが出ます。

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