ポークビーンズといえば、給食や家庭料理でおなじみの、ケチャップ風味の甘辛い煮込み。
今回は、そんな懐かしい味をベースにした、ご飯によく合う簡単ポークビーンズのレシピをご紹介します。
一般的には豚こま肉で作られることが多いですが、今回は豚バラとベーコンのダブル使いで、コクと満足感をしっかりアップ。
ケチャップの甘辛さと脂の旨みが大豆にしっかり絡み、冷めても美味しく、お弁当にもぴったりの一品です。
材料
豚バラ薄切り肉 | 150g |
ベーコン(ハーフサイズ) | 4枚 |
大豆水煮 ※ | 150g |
玉ねぎ | 1個(200g) |
人参 | 1/2本(80g) |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ケチャップ | 大さじ3(54g) |
ウスターソース | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
水 | 150ml |
黒こしょう | 少々 |
- 乾燥大豆を使う場合は、前日に戻して柔らかく茹でておきましょう。
ポークビーンズの簡単レシピ・作り方
肉と野菜を切る

- ① 玉ねぎ(1個:200g)は薄切りにして、人参(1/2本:80g)は2〜3ミリ厚のいちょう切りにします。
豚バラ(150g)は4〜5センチ幅に切り、ベーコン(4枚)は1センチ幅に切ります。
豚バラとベーコンを炒める

- ② 大きめのフライパン(または鍋)に油を熱します。
豚バラとベーコンを中火で2〜3分炒め、肉に少し焼き色を付けます。
直径28cmほどが使いやすいです。
玉ねぎと人参を加えて炒める

- ③ 玉ねぎと人参を加え、玉ねぎがしんなりするまで中火でじっくり火を通します。
大豆と水と調味料を加える

- ④ 大豆水煮(150g)・ケチャップ(大さじ3:54g)・ウスターソース(小さじ1)・醤油(小さじ1/2)・砂糖(小さじ1)・水(150ml)を加え、よく混ぜます。
フタをして煮る

- ⑤ フタをして、中火で10分ほど煮ます。
途中で汁気がなくなりそうなときは、水を少し足してください。
ポークビーンズの完成!

- ⑥ フタを外して弱火にし、汁気がほとんど無くなるまで5〜8分ほど煮詰めます。
旨味と甘味をしっかり凝縮させましょう。
煮詰めている間は、ときどき混ぜて焦げつかないように気をつけてください。 - ⑦ 仕上げにこしょう(少々)を振り、お好みで塩(分量外)を加えて味をととのえたら完成です。
冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもぴったりです。
甘みとコクのバランスが絶妙で、あとを引く美味しさのポークビーンズ。
そのままはもちろん、ご飯にのせて丼風にしたり、お弁当に詰めても美味しくいただけます。
煮るだけで味が決まるので、忙しい日の夕食や作り置きにもぴったり。
どこか懐かしくて、でもちょっぴり新しい。そんな魅力が詰まった定番おかずです。
よくある質問(FAQ)
子ども向けに作るときのおすすめの工夫はありますか?
このレシピはケチャップの甘みとやわらかい具材で、基本のままでも子どもが食べやすい味わいです。
さらに優しい味にしたい場合は、黒こしょうを省いたり、野菜を小さめに切ると食べやすくなります。
大豆が苦手な場合はミックスビーンズを使ったり、具材を少しつぶしてとろみを出すと、小さなお子さまにもより食べやすくなります。
ポークビーンズってどこの料理?
ポークビーンズの発祥はアメリカです。
アメリカでは白インゲン豆と塩漬けの豚肉やベーコンを使い、モラセス(糖蜜)などで甘く煮込むのが定番。
大豆と豚こま(このレシピでは豚バラ)を使った、日本のスタイルとは作り方も味わいも異なります。
本場アメリカのポークビーンズのレシピは、別記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポークビーンズはご飯と一緒に食べても合いますか?
はい、ご飯にもよく合います。
ケチャップベースの甘辛い味付けと大豆のやさしい食感は、白いご飯と相性が良く、丼ぶりのようにしても美味しく食べられます。
特に煮詰め加減を少ししっかり目にして、水分を少なく仕上げると、ご飯に合う濃さになります。
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