カトルカールのレシピをアレンジして、米粉のパウンドケーキをつくりました。
香りづけにさくらんぼのブランデー・キルシュを加えました。
ちなみにカトルカールとは、「1/4が4つ」という意味のフランス語で、粉・バター・卵・砂糖を1/4ずつ、つまり同量ずつ配合するパウンドケーキのことです。
パウンドケーキをつくるんだったら、やっぱりこのシンプルな配合が一番美味しいと私は思います。
キルシュが香る米粉のパウンドケーキのレシピをご紹介します。
米粉のケーキの作り方

今回つくったパウンドケーキには、リ・ファリーヌという粒子の細かい製菓用米粉を使いました。
またバターは、風味豊かな発酵バターを使用しました。
米粉(リ・ファリーヌ) | 50g |
発酵バター | 50g |
ブラウンシュガー | 50g |
卵 | 1個(およそ50g) |
キルシュ | 小さじ1 |
- バターは、ゴムべらでクリーム状になるまでよく混ぜる。
- 1に卵黄を加えて、しっかりとすり混ぜる。ブラウンシュガーの半量も加え、同様によくすり混ぜる。
- 卵白をハンドミキサーで泡立る。低速で1分。除々に回転速度を上げて高速で1分半。再度低速で1分。泡立てている間に、ブラウンシュガーの半量を2度に分けて加える。
- 2にキルシュを加え、よく混ぜる。
- 4に3の卵白を1/3→ふるった粉を1/2→卵白1/3→粉1/2の順に加えながら、その都度練らないように切るようにして軽く混ぜる。最後に卵白をすべて加え、粉っぽさが無くなるまで混ぜる。
- 型に流し入れ、180度に温めたオーブンで25分焼く。
米粉を使ったので、外はサクサク中はしっとりとしたケーキになりました。
粉を小麦粉のみにする場合とくらべると、米粉でつくる方が生地に重さが出ます。
私はこのどっしり感が意外と好きですが、軽めの仕上がりにしたい場合は、ベーキングパウダーを少量加えたり、米粉100%にするのではなく小麦粉も合わせたりすると良いと思います。
キルシュは、ほのかに香る程度です。お酒好きだったら倍くらい加えてもいいですよ。