米粉のパウンドケーキのレシピをご紹介します。
卵とバターと砂糖を使ったシンプルな米粉パウンドケーキです。
美味しく作るコツは、米粉・バター・砂糖・卵を、同量ずつ1:1:1:1で使うことです。
中はしっとり外はサクサクとしたケーキに仕上がります。
材料
米粉 | 50g |
発酵バター ※ | 50g |
砂糖 | 50g |
卵 | 1個(正味50g) |
キルシュ又はブランデー | 好みで小さじ1 |
- 無塩バターで代用しても良いです。常温に戻したものを使います。
作り方
- 米粉をふるいにかけます。
- バターをボールに入れ、クリーム状になるまでヘラでよく練ります。
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵白を別のボールに入れます。
- 卵黄を2のボールに加え、ヘラでしっかりとすり混ぜます。
砂糖の半量(25g)とキルシュ(又は普通のブランデー)も加え、さらにすり混ぜます。 - 卵白を入れたボールに、砂糖の残りの半量(25g)を2回に分けて加えながら、ハンドミキサーでピンと角が立つまで泡立てます。
- 4のボールに、5の1/3量を加えてざっくりと混ぜ、1の1/2量を加えてざっくりと混ぜます。
もう一度、5の1/3量をざっくりと混ぜ、1の1/2量をざっくりと混ぜます。
最後に、5の残りの1/3量を加え、粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜます。 - クッキングシートを敷いた型に流し入れ、ヘラで表面を平らにします。
- 180度に温めたオーブンで25分焼いたら完成です。
外はサクサク中はしっとりとした風味の良いケーキができます。
レシピの補足説明
米粉パウンドケーキの特徴
米粉を使ってケーキを作ると、小麦粉を使う場合とくらべて、生地に重さが出ます。
このどっしり感が私は意外と好きですが、少しアレンジして、軽めのふわふわに仕上げることもできます。
その場合は、ベーキングパウダーを少量加えるか、米粉と小麦粉を併用すると良いです。
配合比について
この米粉パウンドケーキは、米粉・バター・砂糖・卵を同量ずつ1:1:1:1で使います。
パウンドケーキを作るのなら、このシンプルな配合がやっぱり一番美味しいと私は思います。
ちなみに、粉・バター・卵・砂糖を1/4ずつ、つまり同量ずつ配合するパウンドケーキは、カトルカールと呼ばれています。
カトルカールとは、「1/4が4つ」という意味のフランス語です。
米粉について
ひとくちに米粉と言っても種類があり、このレシピは基本的にどのような米粉でも使えますが、今回のパウンドケーキには、リ・ファリーヌという粒子の細かい製菓用米粉を使いました。
キルシュについて
キルシュはさくらんぼのブランデーで、普通のブランデーで代用することもできます。
ほのかに香る程度に少量使っていますが、お酒好きなら、倍量くらい加えても良いです。