皮はパリッと香ばしく、中の具はジューシー。
手作りならではの美味しさが楽しめる、基本の「春巻き」レシピをご紹介します。
豚バラの旨みを活かしたコク深い味わいに、シャキッとした長ねぎの風味がアクセント。
巻き方や揚げ方のコツを詳しく解説するので、皮が破れにくく、初心者の方でも簡単にパリッと仕上がります。
自宅で本格的な春巻きを作りたい方におすすめのレシピです。
材料
春巻きの皮 | 10枚 |
豚バラ薄切り肉 | 200g |
春雨 | 30g |
人参 | 1/3本(70g) |
たけのこ(水煮) | 50g |
長ねぎ | 1/2本(50g) |
椎茸 | 2枚(30g) |
生姜 | 1かけ(10g) |
ごま油 | 小さじ2 |
水溶き片栗粉(具材用) | 片栗粉小さじ2 + 水大さじ2 |
水溶き小麦粉(のり用) | 小麦粉大さじ1 + 水大さじ1 |
サラダ油(揚げ油) | 深さ2センチ |
オイスターソース | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/8 |
こしょう | 少々 |
レシピ・作り方
春雨を戻す
- ① 春雨(30g)を袋の表記通りに戻します。
水洗いして水気を切り、やや短めの食べやすい長さに切ります。
一部、海外製の太い春雨などは例外ですが、通常は茹でる必要はありません。
春巻きの具と調味料を用意する
- ② 人参(1/3本:70g)・たけのこ(50g)・長ねぎ(1/2本:50g)を3〜4ミリ幅の細切りにします。
椎茸(2枚:30g)を薄切りにして、生姜(1かけ:10g)をみじん切りにします。
豚バラ薄切り肉(200g)を2センチ幅に切ります。 - ③ 調味料を用意します。
調味料は、オイスターソース(大さじ1)・醤油(大さじ1)・酒(小さじ1)・砂糖(小さじ1)・塩(小さじ1/8)・こしょう(少々)です。 - ④ 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2 + 水大さじ2)と水溶き小麦粉(小麦粉大さじ1 + 水大さじ1)も用意します。
脂がほどよくのっていてジューシーなので、加熱しても硬くなりにくく、しっとり仕上がります。
さらに、具材全体にコクと旨みをプラスして、味わい深い春巻きになります。
生姜を炒めて豚肉を加える
- ⑤ フライパンにごま油(小さじ2)を中火で熱し、生姜を炒めて香りを立たせます。
- ⑥ 豚肉を加え、肉の色がほぼ変わるまで、中火で1〜2分ほど炒めます。
人参などを炒める
- ⑦ 人参・たけのこ・椎茸を加え、しんなりして火が通るまで1〜2分ほど炒めます。
- ⑧ 春雨を加え、軽く炒め合わせます。
弱火にして、用意しておいた調味料を加え、具材全体に味を馴染ませます。
長ねぎなどを加え、皿に広げて10等分する
- ⑨ 弱火のまま長ねぎを加え、水溶き片栗粉をよく混ぜて回し入れます。
すぐにヘラで全体を混ぜ、とろみがついたら火を止めます。 - ⑩ フライパンの中身を皿に広げて冷まし、10等分します。
大皿2枚ほどに広げると、冷ます時間が短縮でき、分けやすくなります。
具材と軽く混ぜる程度にとどめることで、シャキッとした食感と風味をいかし、メリハリのある味に仕上げます。
春巻きの皮で具を包む
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- ⑪ 春巻きの皮(10枚)で具を包みます。
- 皮をひし形の向きで置き、手前に具を横長にのせます。
- 具を包むように手前の角を折り上げます。
- 左右の角を内側に折り、巻いていきます。
- 皮の先端に水溶き小麦粉を塗り、押さえてとめます。
春巻きを揚げる
- ⑫ サラダ油を揚げ鍋に深さ2センチほど注ぎ、170~180度に温めます。
春巻きを入れ、こんがりとしたきつね色になるまで3〜4分揚げます。
揚げるときは、巻き終わりの三角がある厚い面を下にすると、ムラなく色よく仕上がります。
1分ほど経ったら一度返し、その後は時々返しながら均一に揚げましょう。 - ⑬ 春巻きを取り出し、網やキッチンペーパーの上で油をしっかり切ったら完成です。
お好みで練りからしを添えると、風味が引き立ちます。
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外側の皮はパリッとして香ばしく、噛むと豚バラのジューシーな旨みが口の中に広がり、満足感のある味わいです。
長ねぎの風味をいかしているので、味にメリハリがあり、最後まで飽きずに楽しめます。
おかずやおつまみにもぴったりな、手軽に作れる定番の春巻きレシピ。
ぜひお試しください。
よくある質問(FAQ)
冷めても春巻きの皮の食感は残りますか?
揚げたてが最も香ばしくパリッと仕上がりますが、冷めても程よい食感は残ります。
ただし、お弁当に入れると密閉されるため、皮がしんなりしやすくなります。
食感を長持ちさせるには、揚げた後すぐに網の上に置き、余分な油を落とすのがポイントです。
また、食べる直前にトースターやオーブンで軽く温め直すと、揚げたてに近い食感が復活します。
春巻きの皮が破れやすいのですが、どうすればいいですか?
春巻きの皮は乾燥すると破れやすいので、使う直前まで袋に入れておくのが大切です。
また、具を包むときに強く引っ張らず、ふんわり巻くことで破れにくくなります。
春巻きの揚げ焼きはできますか?
春巻きは油で揚げるのがおすすめですが、少量の油で揚げ焼きすることも可能です。
ただし、油にしっかり浸す揚げ方と比べると、色ムラができやすく、パリッとした食感がやや出にくいことがあります。
揚げ焼きする場合は、少量の油(深さ5ミリ程度)で片面ずつじっくり焼けば、ある程度カリッと仕上がります。
全体を均一に焼くためにこまめに返すのがポイントです。
弱めの中火でじっくり焼くと、焦げにくくなります。
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