春巻きの基本レシピ|パリパリに仕上げる巻き方&揚げ方のコツ

春巻き
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皮はパリッと香ばしく、中の具はジューシー。
手作りならではの美味しさが楽しめる、基本の「春巻き」レシピをご紹介します。
豚バラの旨みを活かしたコク深い味わいに、シャキッとした長ねぎの風味がアクセント。
巻き方や揚げ方のコツを詳しく解説するので、皮が破れにくく、初心者の方でも簡単にパリッと仕上がります。
自宅で本格的な春巻きを作りたい方におすすめのレシピです。


材料

2〜4人分:調理時間30分
春巻きの皮 10枚
豚バラ薄切り肉 200g
春雨 30g
人参 1/3本(70g)
たけのこ(水煮) 50g
長ねぎ 1/2本(50g)
椎茸 2枚(30g)
生姜 1かけ(10g)
ごま油 小さじ2
水溶き片栗粉(具材用) 片栗粉小さじ2 + 水大さじ2
水溶き小麦粉(のり用) 小麦粉大さじ1 + 水大さじ1
サラダ油(揚げ油) 深さ2センチ
調味料
オイスターソース 大さじ1
醤油 大さじ1
小さじ1
砂糖 小さじ1
小さじ1/8
こしょう 少々

レシピ・作り方

春雨を戻す

春雨を戻す
春雨を洗う
  1. ① 春雨(30g)を袋の表記通りに戻します。
    水洗いして水気を切り、やや短めの食べやすい長さに切ります。
春巻きの具に使う春雨は、基本的に湯に浸すだけでOKです。
一部、海外製の太い春雨などは例外ですが、通常は茹でる必要はありません。


春巻きの具と調味料を用意する

春巻きの具を用意する
春巻きの調味料を用意する
  1. ② 人参(1/3本:70g)・たけのこ(50g)・長ねぎ(1/2本:50g)を3〜4ミリ幅の細切りにします。
    椎茸(2枚:30g)を薄切りにして、生姜(1かけ:10g)をみじん切りにします。
    豚バラ薄切り肉(200g)を2センチ幅に切ります。
  2. ③ 調味料を用意します。
    調味料は、オイスターソース(大さじ1)・醤油(大さじ1)・酒(小さじ1)・砂糖(小さじ1)・塩(小さじ1/8)・こしょう(少々)です。
  3. ④ 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2 + 水大さじ2)と水溶き小麦粉(小麦粉大さじ1 + 水大さじ1)も用意します。
春巻きに使う豚肉は、豚バラがおすすめです。
脂がほどよくのっていてジューシーなので、加熱しても硬くなりにくく、しっとり仕上がります。
さらに、具材全体にコクと旨みをプラスして、味わい深い春巻きになります。

生姜を炒めて豚肉を加える

生姜をごま油で炒める
豚肉を加えて色が変わるまで炒める
  1. ⑤ フライパンにごま油(小さじ2)を中火で熱し、生姜を炒めて香りを立たせます。
  2. ⑥ 豚肉を加え、肉の色がほぼ変わるまで、中火で1〜2分ほど炒めます。


人参などを炒める

人参・たけのこ・椎茸を加えて炒める
春雨と調味料を加えて炒める
  1. ⑦ 人参・たけのこ・椎茸を加え、しんなりして火が通るまで1〜2分ほど炒めます。
  2. ⑧ 春雨を加え、軽く炒め合わせます。
    弱火にして、用意しておいた調味料を加え、具材全体に味を馴染ませます。

長ねぎなどを加え、皿に広げて10等分する

長ねぎと水溶き片栗粉を加えて混ぜる
春巻きの具を皿に広げて10等分する
  1. ⑨ 弱火のまま長ねぎを加え、水溶き片栗粉をよく混ぜて回し入れます。
    すぐにヘラで全体を混ぜ、とろみがついたら火を止めます。
  2. ⑩ フライパンの中身を皿に広げて冷まし、10等分します。
    大皿2枚ほどに広げると、冷ます時間が短縮でき、分けやすくなります。
長ねぎは、他の具材を炒めた後に加えます。
具材と軽く混ぜる程度にとどめることで、シャキッとした食感と風味をいかし、メリハリのある味に仕上げます。

春巻きの皮で具を包む

春巻きの具を皮にのせる
春巻きの具を包むように手前の角を折り上げる
春巻きの皮の左右の角を内側に折る

春巻きの皮の先端に水溶き小麦粉を塗る
春巻きの皮を巻く
皮を巻き終えた春巻き

  1. ⑪ 春巻きの皮(10枚)で具を包みます。
    1. 皮をひし形の向きで置き、手前に具を横長にのせます。
    2. 具を包むように手前の角を折り上げます。
    3. 左右の角を内側に折り、巻いていきます。
    4. 皮の先端に水溶き小麦粉を塗り、押さえてとめます。


春巻きを揚げる

春巻きを170〜180度の油で揚げる
春巻きをこんがりとしたきつね色になるまで揚げる
  1. ⑫ サラダ油を揚げ鍋に深さ2センチほど注ぎ、170~180度に温めます。
    春巻きを入れ、こんがりとしたきつね色になるまで3〜4分揚げます。
    揚げるときは、巻き終わりの三角がある厚い面を下にすると、ムラなく色よく仕上がります。
    1分ほど経ったら一度返し、その後は時々返しながら均一に揚げましょう。
  2. ⑬ 春巻きを取り出し、網やキッチンペーパーの上で油をしっかり切ったら完成です。
    お好みで練りからしを添えると、風味が引き立ちます。

春巻き

外側の皮はパリッとして香ばしく、噛むと豚バラのジューシーな旨みが口の中に広がり、満足感のある味わいです。
長ねぎの風味をいかしているので、味にメリハリがあり、最後まで飽きずに楽しめます。
おかずやおつまみにもぴったりな、手軽に作れる定番の春巻きレシピ。
ぜひお試しください。

よくある質問(FAQ)

冷めても春巻きの皮の食感は残りますか?

揚げたてが最も香ばしくパリッと仕上がりますが、冷めても程よい食感は残ります。
ただし、お弁当に入れると密閉されるため、皮がしんなりしやすくなります。

食感を長持ちさせるには、揚げた後すぐに網の上に置き、余分な油を落とすのがポイントです。
また、食べる直前にトースターやオーブンで軽く温め直すと、揚げたてに近い食感が復活します。

春巻きの皮が破れやすいのですが、どうすればいいですか?

春巻きの皮は乾燥すると破れやすいので、使う直前まで袋に入れておくのが大切です。
また、具を包むときに強く引っ張らず、ふんわり巻くことで破れにくくなります。

春巻きの揚げ焼きはできますか?

春巻きは油で揚げるのがおすすめですが、少量の油で揚げ焼きすることも可能です。
ただし、油にしっかり浸す揚げ方と比べると、色ムラができやすく、パリッとした食感がやや出にくいことがあります。

揚げ焼きする場合は、少量の油(深さ5ミリ程度)で片面ずつじっくり焼けば、ある程度カリッと仕上がります。
全体を均一に焼くためにこまめに返すのがポイントです。
弱めの中火でじっくり焼くと、焦げにくくなります。

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