ふわふわ&しっとりが長持ち。
「シフォンケーキ」の基本レシピをご紹介します。
- シフォンケーキを作ったけれど、うまく膨らまない…
- ふわふわに仕上げたいけど、メレンゲ作りが難しい…
- 型から外すときにボロボロになってしまう…
そんなお悩みを解決する、失敗しないシフォンケーキのレシピです。
メレンゲの立て方、しっとり感をキープするポイント、型外しのコツまで、初心者の方でも作りやすいように詳しく解説します。
おうちで簡単、本格の味。
ふわふわ&しっとり食感をぜひお楽しみください。
材料
卵黄 | 3個 |
卵白 | 4個 |
グラニュー糖 | 80g(卵黄用 20g + メレンゲ用 60g) |
サラダ油 | 大さじ2 |
牛乳 | 50ml |
バニラエクストラクト ※ | 小さじ1 |
薄力粉 | 70g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/8 |
- バニラオイル10滴ほどで代用可
レシピ・作り方
卵黄にグラニュー糖などを混ぜる
- ① オーブンを170度に予熱し始めます。
- ② ボウルに卵黄(3個)を入れて、グラニュー糖(20g)を加え、泡立て器でよく混ぜます。
- ③ サラダ油(大さじ2)を加え、均一になるまで混ぜます。
卵白を多く使うことで、軽くふんわりとした食感になり、口当たりがなめらかになります。
また、メレンゲの力が強まり、生地がしっかり膨らんで高さが出るのも特徴です。
卵黄に牛乳とバニラを混ぜる
- ④ 牛乳(50ml)とバニラエクストラクト(小さじ1)を加え、よく混ぜます。
バニラエクストラクトは、バニラオイル(10滴ほど)で代用することもできます。
一方、バニラオイルは加熱に強く、焼き上がった後でもバニラの香りがしっかり残ります。
どちらを使うかは、お好みに合わせて選んでみてください。
卵黄に薄力粉などを混ぜる
- ⑤ 薄力粉(70g)・ベーキングパウダー(小さじ1/2)・塩(小さじ1/8)をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜます。
卵白を加えたあとは粉が混ざりにくいので、ここでしっかりと混ぜておきます。
ベーキングパウダーを加えることで、焼いている間に気泡をしっかり支え、安定して膨らませることができます。
慣れてくれば、メレンゲの力だけで作ることも可能です。
卵白を泡立ててメレンゲを作る
- ⑥ 別のボウルに卵白(4個)を入れ、3回に分けてグラニュー糖(60g)を加えながら、ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作ります。
- 最初は、低速で泡を安定させます。
- 徐々に高速に切り替えて、「ツノがピンと立つ」か「ツノがやや曲がる」程度まで泡立てます。
- 最後に、低速で10秒ほど泡立てて、キメを整えます。
大きな泡をつぶしながらなめらかに仕上げることで、生地になじみやすくなり、焼き上がりもしぼみにくくなります。
卵黄生地にメレンゲを混ぜる
- ⑦ メレンゲの1/3を卵黄生地に加え、泡を潰さないように、ゴムベラでさっくりと軽く混ぜます。
さらにもう1/3を加え、同じように軽く混ぜます。 - ⑧ 残りのメレンゲを加えたら、ボウルの底からすくい上げるようにして、生地全体が均一になるまでさっくりと丁寧に混ぜます。
型にシフォンケーキの生地を流し入れる
- ⑨ シフォン型に生地を流し入れます。
15回ほどトントンと台の上に軽く落とし、大きな気泡を抜いて生地を均一にします。
オーブンで焼く
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- ⑩ 170度のオーブンで35分ほど焼きます。
竹串を刺して生地がついてこなければ、焼き上がりです。
足りない場合は、追加で5分ほど加熱します。
型を逆さにして冷ます
- ⑪ 焼き上がったら、すぐに型ごと逆さにして、まな板の上などに立てて冷まします。
生地がまな板に触れず、きれいな仕上がりになります。
ビンがない場合は、小さい皿を裏返し、その上にセンターチューブを乗せる方法でも代用できます。
型を6時間〜ひと晩置く
- ⑫ 完全に冷めたら、型ごと袋に入れたり、ラップをかぶせるなどして、密閉して乾燥を防ぎます。
そのまま、6時間〜ひと晩置きます。
時間が経つと、焼きたてよりも水分が馴染み、ふわふわしっとりな食感になります。
冷蔵庫に入れておくと、よりしっとりとしてきめ細かい食感になります。
シフォンケーキを型から外す
- ⑬ 生地を型から外したら完成です。
- まず、生地の上部を手で軽くおさえながら、少しずつ生地を剥がします。
- 少し剥がれてきたら、型と生地の間に指を入れてそっと剥がしていきます。
- 型のセンターチューブの周りと底の部分も、同じようにして剥がします。
シフォンケーキ専用のナイフを使うと、型から簡単に外しやすくなります。
ナイフを使う場合は、型の側面に沿わせながら、横に動かさず垂直に何度も入れて剥がしていくのがポイントです。
横に動かすと生地が崩れやすくなるため注意しましょう。
ただし、ナイフを使うと生地の表面がはがれやすく、見た目が損なわれることがあります。
そのため、一番おすすめなのは、手でゆっくりと剥がす方法です。
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- ⑭ 食べやすいサイズに切り分けて、いただきます。
軽やかな食感が魅力の、エアリーなシフォンケーキです。
甘さ控えめで食べやすく、思わずもう一切れ食べたくなる美味しさ。
そのままシンプルにふわふわ食感を楽しむのはもちろん、ホイップクリームを添えてコクをプラスしたり、さらにその上にイチゴやバナナやキウイなどのフルーツをトッピングしても相性抜群です。
袋やラップで包み、乾燥を防いで冷蔵保存すれば、5日ほど美味しく楽しめます。
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