シフォンケーキの基本レシピ|ふわふわ&しっとり!失敗しない作り方

シフォンケーキ
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ふわふわ&しっとりが長持ち。
「シフォンケーキ」の基本レシピをご紹介します。

  • シフォンケーキを作ったけれど、うまく膨らまない…
  • ふわふわに仕上げたいけど、メレンゲ作りが難しい…
  • 型から外すときにボロボロになってしまう…

そんなお悩みを解決する、失敗しないシフォンケーキのレシピです。
メレンゲの立て方、しっとり感をキープするポイント、型外しのコツまで、初心者の方でも作りやすいように詳しく解説します。
おうちで簡単、本格の味。
ふわふわ&しっとり食感をぜひお楽しみください。


材料

17センチ型1台分:調理時間60分
卵黄 3個
卵白 4個
グラニュー糖 80g(卵黄用 20g + メレンゲ用 60g)
サラダ油 大さじ2
牛乳 50ml
バニラエクストラクト 小さじ1
薄力粉 70g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
小さじ1/8
  • バニラオイル10滴ほどで代用可

レシピ・作り方

卵黄にグラニュー糖などを混ぜる

卵黄とグラニュー糖を混ぜる
卵黄生地にサラダ油を混ぜる
  1. ① オーブンを170度に予熱し始めます。
  2. ② ボウルに卵黄(3個)を入れて、グラニュー糖(20g)を加え、泡立て器でよく混ぜます。
  3. ③ サラダ油(大さじ2)を加え、均一になるまで混ぜます。
このレシピでは、卵黄を3個、卵白を4個使います。
卵白を多く使うことで、軽くふんわりとした食感になり、口当たりがなめらかになります。
また、メレンゲの力が強まり、生地がしっかり膨らんで高さが出るのも特徴です。


卵黄に牛乳とバニラを混ぜる

卵黄生地に牛乳を加える
卵黄生地に牛乳とバニラエクストラクトを混ぜる
  1. ④ 牛乳(50ml)とバニラエクストラクト(小さじ1)を加え、よく混ぜます。
    バニラエクストラクトは、バニラオイル(10滴ほど)で代用することもできます。
バニラエクストラクトは加熱で香りがやや飛びやすいですが、レシピ通りに少し多め(小さじ1)に加えると、ナチュラルな風味が残るのでおすすめです。
一方、バニラオイルは加熱に強く、焼き上がった後でもバニラの香りがしっかり残ります。
どちらを使うかは、お好みに合わせて選んでみてください。

卵黄に薄力粉などを混ぜる

卵黄生地に薄力粉などの粉類を加える
粉っぽさがなくなるまで卵黄生地と粉類を混ぜる
  1. ⑤ 薄力粉(70g)・ベーキングパウダー(小さじ1/2)・塩(小さじ1/8)をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜます。
    卵白を加えたあとは粉が混ざりにくいので、ここでしっかりと混ぜておきます。
シフォンケーキは卵白の泡立てだけで膨らませるのが基本ですが、メレンゲの泡立てや混ぜ方に慣れていないと、膨らみが足りなくなることがあります。
ベーキングパウダーを加えることで、焼いている間に気泡をしっかり支え、安定して膨らませることができます。
慣れてくれば、メレンゲの力だけで作ることも可能です。


卵白を泡立ててメレンゲを作る

卵白を低速で泡立てる
メレンゲのツノが立ったところ
  1. ⑥ 別のボウルに卵白(4個)を入れ、3回に分けてグラニュー糖(60g)を加えながら、ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作ります。
    1. 最初は、低速で泡を安定させます。
    2. 徐々に高速に切り替えて、「ツノがピンと立つ」か「ツノがやや曲がる」程度まで泡立てます。
    3. 最後に、低速で10秒ほど泡立てて、キメを整えます。
メレンゲを泡立てた後、最後にハンドミキサーを低速で回すと、気泡のキメが整い、安定したメレンゲになります。
大きな泡をつぶしながらなめらかに仕上げることで、生地になじみやすくなり、焼き上がりもしぼみにくくなります。

卵黄生地にメレンゲを混ぜる

卵黄生地にメレンゲを加えてさっくりと軽く混ぜる
卵黄生地とメレンゲを均一に混ぜたところ
  1. ⑦ メレンゲの1/3を卵黄生地に加え、泡を潰さないように、ゴムベラでさっくりと軽く混ぜます。
    さらにもう1/3を加え、同じように軽く混ぜます。
  2. ⑧ 残りのメレンゲを加えたら、ボウルの底からすくい上げるようにして、生地全体が均一になるまでさっくりと丁寧に混ぜます。
このようにして混ぜることで、ふんわりとした空気をしっかりと閉じ込めた、軽やかなシフォン生地ができあがります。

型にシフォンケーキの生地を流し入れる

シフォン型に生地を流し入れる
シフォンの生地をすべて入れた型
  1. ⑨ シフォン型に生地を流し入れます。
    15回ほどトントンと台の上に軽く落とし、大きな気泡を抜いて生地を均一にします。


オーブンで焼く

オーブンで焼き揚がったシフォンケーキ

  1. ⑩ 170度のオーブンで35分ほど焼きます。
    竹串を刺して生地がついてこなければ、焼き上がりです。
    足りない場合は、追加で5分ほど加熱します。

型を逆さにして冷ます

焼き上がったシフォンケーキを型ごと逆さにしてまな板の上に置く
型を逆さにしたままシフォンケーキを冷ましたところ
  1. ⑪ 焼き上がったら、すぐに型ごと逆さにして、まな板の上などに立てて冷まします。
生地が型のセンターチューブよりも高く膨らんだ場合は、細いビンを差し込んで支え、少し浮かせるのがおすすめです。
生地がまな板に触れず、きれいな仕上がりになります。
ビンがない場合は、小さい皿を裏返し、その上にセンターチューブを乗せる方法でも代用できます。

型を6時間〜ひと晩置く

冷めたシフォンケーキを袋で密閉する
冷蔵庫にひと晩置いたシフォンケーキ
  1. ⑫ 完全に冷めたら、型ごと袋に入れたり、ラップをかぶせるなどして、密閉して乾燥を防ぎます。
    そのまま、6時間〜ひと晩置きます。
    時間が経つと、焼きたてよりも水分が馴染み、ふわふわしっとりな食感になります。
    冷蔵庫に入れておくと、よりしっとりとしてきめ細かい食感になります。


シフォンケーキを型から外す

シフォンケーキの生地と型の間に指を入れて生地を剥がす
型から外したシフォンケーキ
  1. ⑬ 生地を型から外したら完成です。
    1. まず、生地の上部を手で軽くおさえながら、少しずつ生地を剥がします。
    2. 少し剥がれてきたら、型と生地の間に指を入れてそっと剥がしていきます。
    3. 型のセンターチューブの周りと底の部分も、同じようにして剥がします。

シフォンケーキ専用のナイフを使うと、型から簡単に外しやすくなります。
ナイフを使う場合は、型の側面に沿わせながら、横に動かさず垂直に何度も入れて剥がしていくのがポイントです。
横に動かすと生地が崩れやすくなるため注意しましょう。

ただし、ナイフを使うと生地の表面がはがれやすく、見た目が損なわれることがあります。
そのため、一番おすすめなのは、手でゆっくりと剥がす方法です。


シフォンケーキ

  1. ⑭ 食べやすいサイズに切り分けて、いただきます。

軽やかな食感が魅力の、エアリーなシフォンケーキです。
甘さ控えめで食べやすく、思わずもう一切れ食べたくなる美味しさ。
そのままシンプルにふわふわ食感を楽しむのはもちろん、ホイップクリームを添えてコクをプラスしたり、さらにその上にイチゴやバナナやキウイなどのフルーツをトッピングしても相性抜群です。
袋やラップで包み、乾燥を防いで冷蔵保存すれば、5日ほど美味しく楽しめます。

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