にんにく醤油(にんにく醤油漬け)の作り方をご紹介します。
にんにくと醤油だけを使ったシンプルなレシピになっていて、にんにくは加熱しないで、生のままの風味をいかします。
漬けたばかりのにんにくは、もちろん辛いですけど、それも魅力の一つです。
にんにく好きなら、漬けて3日ほど経ったにんにくをそのまま囓るのもありです。
また、漬けてからしばらく時間が経過すると、だんだん味が馴染んでくるので、より食べやすい味に変化します。
保存期間は1年半です。
今回のように醤油だけで漬けると、残った醤油も調味料として使いやすいですよ。
材料
にんにく | 好みの量 |
醤油 | かぶるくらい |
レシピ・作り方
- ① にんにくを1〜2粒ずつにばらして、包丁で根元を少し切り落とします。
- ② にんにくの皮をむきます。
参考:にんにくの皮の剥き方
- ③ 保存容器を熱湯消毒します。
- ④ にんにくを保存容器に詰めて、かぶるくらいの量の醤油を注ぎます。
醤油の量について
かぶるくらいの量の醤油で漬けると、醤油の量を必要最小限に抑えられるので、ムダがありません。
ちなみに、「かぶるくらい」の量は、にんにく大5個(正味250g)で250mlくらいに相当します。
一方で、醤油を調味料として普段のお料理に使いたい場合は、少し多めの醤油で漬けても良いです。
醤油をあまり増やしすぎるとにんにくの風味が薄まってしまいますが、醤油の量を1.5倍に増やすくらいであれば、にんにくの風味を十分に引き出せます。
- ⑤ フタをして密閉して、冷暗所(できれば冷蔵庫の野菜室や冷蔵室)に置きます。
- ⑥ 冷蔵庫に入れて最初の3日間は、1日に1回くらいゆすったり、また、清潔な箸で混ぜるなどして全体に味を馴染ませます。
3日以降は、たまにゆする程度で良いです。
補足:緑色の変色は失敗ではない
- 3日後
- 1ヶ月後
- ⑦ 漬けてから3日目くらいから食べられます。
食べ頃は1ヶ月後です。
1ヶ月置くと、浮いていたにんにくがほぼ沈んで、味がよく馴染んだ状態になります。
賞味期限は、冷蔵保存で1年半です。
1年以上経つと、にんにくのにおいや辛味がほとんどなくなるので、とても食べやすいです。
にんにく醤油の使い方・食べ方
にんにくの醤油漬けは、おつまみとしてそのまま食べてもいいですし、細かく刻んで豚しゃぶや豆腐などにトッピングしたり、スライスして炒め物やチャーハンなどの味付けに使うのもおすすめです。
また、香りが移った醤油は、唐揚げなどの肉料理や、和風パスタなどの味付けの際に、調味料として幅広く活用できます。
いくらでもアレンジが効きます。
にんにく醤油漬けについての補足
常温保存すると発酵しやすい
にんにくを醤油に漬けたら、冷暗所(できれば冷蔵庫の野菜室や冷蔵室)に置きます。
この細かい泡は、にんにくが発酵することに伴って発生したガスによるもので、失敗ではありません。
問題なく食べられます。
ただし、アルコール分が盛んに生成されることで味がどんどん変化(劣化)していくので、安定した味を楽しみたいのなら、冷蔵庫に入れておくのが安心です。
冷蔵庫に入れておけば、発酵をある程度抑制できるので、泡が盛んに出ることはありません。
緑色の変色は失敗ではない
青くなる理由は、にんにくに含まれる鉄分などが、酸性に反応するためです。
醤油漬けに限らず、酢漬けやはちみつ漬けでも青くなることがありますが、普通に美味しくいただけます。
容器の熱湯消毒の方法
にんにく醤油を作る際には、長期保存に耐えるように、あらかじめ保存容器を熱湯消毒することも大切です。
手順は、容器の内側に熱湯をたっぷりと回しかけ、すぐに湯を捨てて、自然乾燥させます。
容器が完全に冷めてから使います。
コメント失礼します。
にんにくの醤油漬けを何度かトライしています。生のまま瓶に入れ、醤油を上からかけて冷蔵庫で3-4週間ほど寝かせていますが、家族から「辛すぎる」との意見が‥笑
そこで、電子レンジで少し加熱したものを醤油漬けにしたところ、ホクホクなにんにくは嫌だと言われました笑
どうしたらカリカリの醤油漬けにんにく(辛すぎないもの)が作れるのか悩んでいます。
もしご存知であれば、教えてください。
辛すぎないカリカリのにんにく醤油漬けを簡単に作る方法は、時間をかけて漬けることです。
たとえば、わが家の冷蔵庫には5ヶ月経ったにんにく醤油漬けがありますが、今日久々に取り出して味を確認してみたところ、辛みがだいぶ抜けて食べやすくなっていましたよ。
毎年ニンニク醤油漬けしてます半年でニンニクが黒くなったらみじん切りにしてチャーハンに使います!ビンを熱湯消毒するのは勉強になりました!
にんにくの醤油漬けを使ったチャーハン!
めちゃめちゃ美味しいですよね。
私も大好きです。
また、わが家では、丸ごとのにんにくをそのままかじって食べる方法も人気なんです。
疲れたときに食べると元気が湧く!と家族は言っています。