にんにくの薄皮の剥き方を、動画とともに解説します。
ご紹介する剥き方は4つあります。
1つめは、幅広い場面で使える、①基本の皮むき。
2つめは、とにかく手早く剥きたいときにおすすめの、②叩く方法。
3つめは、大量に皮むきする際に便利な、③水に浸しながら剥く方法。
4つめは、加熱調理する際にぴったりの、④レンジを使う方法です。
にんにくの皮むき(剥き方)
① 基本の皮むき
- 根元を切り落とす
- 皮をむく
- にんにくを1片ずつにばらし、根元を少し切り落とします。
- 切り口から手で皮をむきます。
様々なお料理にオールマイティーに使えるむき方です。
② 叩く方法(一瞬で完了!)
- 叩く
- 皮を取り除く
- にんにくを1片ずつにばらし、1片をまな板の上にのせます。
- ボールの底などで叩き、自然に取れた皮を取り除きます。
今回ご紹介する4つのむき方の中で、いちばん簡単です。
叩くことで形が崩れますが、細かく切って使う場合は全く問題ありません。
③ 水に浸しながら剥く方法(大量向き)
- 水に浸す
- 皮をむく
- にんにくを1片ずつにばらし、根元を少し切り落とします。
- 水に浸し、水の中で、切り口から手で皮をむきます。
大量のにんにくを皮むきする際に便利です。
水に長時間浸しておく必要はなく、浸けたそばから剥いていけばOKです。
補足:水の中で剥くのがコツ
④ レンジを使う方法(加熱しても良い場合)
- 根元を切って加熱
- 押し出す
- にんにくを丸ごと1個用意して、根元を、実が少し見えるあたりで切り落とします。
- 切り口を下にして耐熱皿にのせ、ラップをしないで電子レンジ(500W)で40秒加熱します。
600Wなら30秒です。
なお、1片だけの場合は、加熱時間は10秒です。 - 皮が付いた部分を持ち、中身を押し出すようにして、取り出します。
加熱することで風味は少し弱まりますが、剥きやすさはアップします。
にんにくを押し出す瞬間の感覚が気持ち良いです。
補足:にんにくの風味は弱まる
レシピの補足説明
叩く強さはケースバイケース
②の叩く方法は、にんにくを叩く強さを、必要に応じて変えると良いです。
にんにくを原型に近い状態で使いたい場合は、軽めに叩きます。
逆に、潰して使う場合には、ある程度の力を入れます。
なお、強く叩けば叩くほど、にんにくの皮はするっと簡単に取れます。
水の中で剥くのがコツ
③の水に浸しながら剥く方法は、にんにくの根元を切り落としたうえで、水に沈めた状態で皮を剥きます。
にんにくを水に沈めると、皮と中身の間に水が侵入して隙間ができるので、剥きやすくなります。
にんにくの風味は弱まる
④のレンジを使う方法は、にんにくを加熱しても良い場合に限っておすすめします。
加熱時間はわずか30秒ですが、それでも、にんにくの風味が少し弱まります。
ちなみに、レンジで完全に火を通しても良い場合は、1個につき600Wで1分30秒ほど加熱すると良いです。
にんにくをレンジで加熱すると、皮が剥きやすくなるうえに、臭みが取れてホクホクした食感になり、塩こしょうやオリーブオイルをかけて食べるととても美味しいです。
詳しい作り方は、「にんにくのレンジ蒸し」をご覧ください。
なお、レンジで加熱すると皮むきがラクになる理由は、実の水分が蒸発して薄皮が押し広げられ、実と皮の間に隙間ができるためです。
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