
にんにくを冷凍保存する方法と、冷凍したにんにくの使い方をご紹介します。
にんにくを料理に入れるときには、みじん切りや薄切り、すりおろしなどにしてから使うことがよくあります。
これらの作業自体は簡単なものですが、忙しい時には意外と面倒に感じることも多いのではないでしょうか。
そういう場合におすすめなのが、にんにくの冷凍保存です。
一度にまとめて下ごしらえをしておいて、冷凍庫で保存すれば、使いたいときにサッと取り出せるので便利ですよ。
切ってしまったにんにくは、冷蔵だとせいぜい保存期間は1週間くらい。
でも、冷凍庫に入れれば、1ヶ月もの長期保存が可能です。
にんにくを冷凍するメリット
冷凍したにんにくは生のものと比べると風味は少し落ちてしまいます。
でもその反面、冷凍保存には次のようなメリットがあります。
にんにくを冷凍しておけば、保存中の臭いも気にならなくなります。
また、変色も防げます。
切ったにんにくは、時間が経つと、鮮やかな緑色に変色します。
にんにくの臭いのもとになる「アリシン」という成分が、時間の経過とともににんにくの鉄分と反応するためです。
特に、すりおろしたにんにくは変色するスピードが早いです。
緑色になったにんにくを食べても問題はありませんが、見た目はやはり気になります。
冷凍しておけば、こうしたことを心配する必要はありません。
さらに、にんにくを冷凍してしまえば、発芽も防げます。
にんにくは、芽が出てしまうと一気に風味が落ちてしまいますが、その前に冷凍しておけば、にんにくを無駄にすることが無くなります。
にんにくの冷凍の仕方

にんにくの冷凍保存の仕方はとても簡単です。
小分けにしてラップで包み、保存袋に入れるだけでOK。
面倒な場合は丸ごとでもいいですし、料理にすぐに使いたいのなら、みじん切り・スライス・すりおろしなど、どんなかたちに切っても構いません。
冷凍にんにくの使い方

冷凍にんにくは、解凍せずに、そのまま料理に使えます。
たとえば、チャーハンだったら、油の中に凍ったにんにくを入れるだけ。
にんにくを丸ごと冷凍した場合で、それを解凍してから使う時には、冷蔵庫に移して自然解凍するかレンジを使うのがおすすめです。
ところで、にんにくを冷凍するにあたって、みじん切りにしたいという場合には、上の動画が参考になります。

やり方さえ分かれば、意外と簡単ですよ。
さらに楽をしたい場合には、フードプロセッサーがおすすめです。
まさに一瞬で終了。
上の動画は、にんにくではなく玉ねぎをみじん切りにしているところですが、にんにくの場合でも同様です。
にんにくを大量にみじん切りにしたい時には、フードプロセッサーが一台あると便利です。
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