枝豆のおいしい茹で方をご紹介します。
枝豆を茹でる際には、さやに切れ目を入れ、適度な塩を加えて塩茹でします。
そうすると、豆に塩味が染み込み、枝豆の旨みと甘みが引き立ちます。
なお、枝豆は、お湯から茹でるのがおすすめです。
お湯から茹でる方が、ねらった食感に茹でられますし、味も濃く感じられます。
枝豆の量を選択
このレシピは、枝豆の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。
材料
枝豆 | 200〜250g(1袋) |
水 | 750ml |
塩(洗う用) | 小さじ1 |
塩(茹でる用) | 大さじ2(水の4%) |
枝豆の量を変える場合は、それに合わせて、水と塩の量も変更してください。
水は枝豆がひたるくらいの量、塩(茹でる用)は水の4%です。
なお、塩(洗う用)に関しては、枝豆200〜250gにつき、小さじ1を使ってください。
茹で方(下ごしらえ)

- ① 枝豆に枝が付いている場合は、キッチンバサミなどで付け根を切り、さやだけにします。
枝から外して茹でる
枝豆は枝付きで売られていることも多いですが、そうした場合は、枝を取り除いて、さやだけにして調理するのがおすすめです。
枝豆を枝ごと茹でると、枝が邪魔して、さやが湯に十分に浸かりません。
加熱しにくいですし、また、枝豆に塩気が入りにくくなります。

- ② 枝豆をボールに入れ、塩と水を加えます。
枝豆同士を両手で軽くこすり合わせて、枝豆の表面に生えた産毛や汚れを取り除きます。
枝豆の産毛と汚れを一緒に落とす
新鮮な枝豆のさやの表面には、薄っすらとしたうぶ毛が生えています。

塩水を付けてこすり合わせると、ある程度産毛を取ることができますし、そのうえ、毛に付いた汚れも一緒に落とせます。

- ③ 枝豆の入ったボールに水をため、何回か水を替えながらこすり洗いして、枝豆の産毛や塩や汚れをきれいに落とします。
こすり洗いして汚れをきっちり落とす
この工程でも、枝豆を両手で軽くこすり合わせるようにして洗います。
そうすることで、枝豆の産毛と汚れがとてもきれいに落ちます。

- ④ 枝豆をザルに上げて水気を切り、枝豆のさやの尖った方(枝に繋がっていた方)の端を、キッチンバサミで切り落とします。
さやの尖った方を切り落とす
枝豆のさやを少し切ってから塩茹でにすると、火の通りが良くなりますし、塩気もよく染み込みます。
適度な塩味が入ることで、枝豆の旨みと甘みが引き立ち、美味しく仕上がります。
ちなみに、さやを両方切り落としても構いませんが、効果は変わらないので、片側だけで十分です。
茹で方・茹で時間

- ⑤ 鍋(又はフライパン)に水を入れ、強火にかけます。
沸騰したら、塩を入れます。
フライパンでもOK
ちょうど良いサイズの鍋がない場合は、代わりにフライパンを使用して枝豆を茹でることもできます。
その場合は、フライパンの大きさに応じて、枝豆が完全に浸かるくらいの水を使用してください。
また、茹でる代わりに蒸し焼きにする方法もあります。
「フライパンを使った枝豆の蒸し焼き」については、リンク先の記事が参考になります。

- ⑥ 枝豆を加えます。
枝豆はお湯から茹でる
枝豆はお湯から茹でるのがおすすめです。
湯を沸かす時間が短くて済みますし、沸騰後に枝豆を加えることで、茹で上がりまでの時間が読みやすくなります。
なお、味の面でも、お湯から茹でる方が良いです。
水から茹でると、味が少し水っぽく感じられるためです。

- ⑦ 落し蓋をして火を少し弱め、5〜6分ほど茹でます。
落し蓋がない場合

とは言え、落し蓋をすれば、混ぜる手間が一切かかりませんし、すべての枝豆の均一に火が通りやすくなるので、持っている場合は、落し蓋を使うことをおすすめします。
鍋よりもひとまわり小さいお皿で代用することもできます。

- ⑧ ザルに上げて水気を切ったら完成です。

さやを切ってから塩ゆでしているので、さやの内側にも茹で汁が染み込んで、ちょうどよい塩加減に仕上がります。
茹でたての熱々はもちろんのこと、冷やして食べても美味しいです。
冷蔵で2日ほど日持ちするので、ある程度まとめて茹でておくのも良いですよ。
ところで、枝豆の美味しい食べ方としては、「焼き枝豆」や「枝豆ペペロンチーノ」もかなりおすすめです。
合わせてぜひ参考にしてください。
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