枝豆ご飯(枝豆の炊き込みご飯)のレシピをご紹介します。
調理のコツは、枝豆をレンジで加熱したうえで、豆の半量を砕いてから炊くことです。
枝豆ご飯は、普通に炊くだけだと、枝豆がご飯に馴染みにくく、風味もあまり感じられません。
でも、この炊き方であれば、味に一体感が出るうえに、枝豆の味も十分に感じられ、とても美味しくいただけます。
材料
枝豆 | 250g(1袋) |
かつおだし ※1 | 2合の目盛りまで |
粗塩 ※2 | 小さじ1 |
- だしの素を使う場合は、水400ml程度に小さじ1弱を溶かして使う。
- サラサラした精製塩を使う場合は、小さじ5/6に変更する。
作り方
- ① 米(2合)を研いでザルに上げます。
参考:米の研ぎ方(洗い方)
- ② 枝豆(250g:1袋)を耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかぶせて、電子レンジ(600W)で5分加熱します。
- ③ ラップを外して、枝豆をザルの上に広げ、しばらく置いて粗熱を取ります。
- ④ 枝豆をさやから取り出します。
- ⑤ 枝豆の半量くらいをビニール袋に入れ、麺棒などで上から叩いて粗めに潰します。
枝豆を潰して一体感を出す
枝豆の半量を潰して使うと、枝豆の風味がご飯に染みやすくなり、また、枝豆とご飯がよく馴染んで味に一体感が出ます。
麺棒がない場合は、手を使っても良いので、袋に入れた枝豆すべてを軽く1回くらい叩いてみてください。
袋の下に布巾を敷くと、枝豆がすべりにくくなるので、ラクに潰せます。
すり鉢とすりこぎがある場合は、それらを使って潰してもいいです。
- ⑥ 米を炊飯器の内釜に入れ、かつおだしを2合の目盛りまで注ぎます。
- ⑦ 枝豆すべてと粗塩(小さじ1)を加え、白米モードで普通に炊きます。
かつおだしは、市販のだしパック(茅乃舎がおすすめ)を使うと簡単に美味しく取れます。
ただ、面倒な場合は、水(400ml程度)に、ほんだしなどの顆粒だしの素(小さじ1弱)を溶かして使うのもアリです。
- ⑧ しゃもじでさっくりと混ぜ、茶碗に盛ったら完成です。
枝豆をレンジで加熱してから炊いていますが、柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどよい食感に仕上がります。
また、枝豆の半分をあらかじめ潰しているため、枝豆の味がご飯とよく馴染み、一体感のある味を楽しめます。
枝豆の味を存分に味わえる、風味豊かな炊き込みご飯です。
使っいる具材はかなりシンプルですが、とても美味しく作れますよ。
- 枝豆をレンジで加熱する理由
枝豆をさやから取り出しやすくするためには加熱する必要がありますが、その際にレンジを使うと、茹でるよりも、旨味や栄養の流出を抑えることができます。
なお、レンジで加熱する段階で、枝豆にはある程度火を通してしまいます。
枝豆は、お米と一緒に炊いても食感がしっかり残りやすいですし、そのうえ、ここで十分に加熱した方が、このあとの工程で枝豆を砕きやすいためです。 - 枝豆の薄皮は好みで取り除く
枝豆をさやから取り出すときに、お好みで、豆の表面に付いた薄皮を取り除いても良いです。
枝豆の薄皮にも旨味があるので、そうした点では一緒に炊く方がいいですけど、炊き上がったときに、薄皮がむけてご飯の上に残ることもあります。
仕上がりの見た目を少しでも良くしたいという場合は、薄皮をきれいに取って使ってください。 - 枝豆ご飯をかつおだしで炊くと、だしの風味が加わって味わい深く仕上がるうえに、枝豆とご飯の味により一体感が出て、美味しさがアップします。
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