ふきの下処理とアク抜き|初心者でも簡単!下ごしらえと茹で方を解説

ふき下処理
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「ふきの下処理って、ちょっと面倒そう…」と思ったことはありませんか?
実は、基本のアク抜きや下ごしらえの流れを押さえておけば、家庭でも簡単に扱えます。
このページでは、ふきの下処理の方法を、板ずり・茹で方・筋のむき方まで順を追ってわかりやすく解説。
茹で時間や分量の目安も具体的に紹介しているので、初心者の方でも安心して試せます。


材料

調理時間15〜20分
ふき(生・皮付き) 1袋(200〜350g程度)
塩(板ずり用) 小さじ1(ふき200gあたり)
湯(茹で用) 1.5リットル程度

ふきの下処理・アク抜き

ふきを洗って、切り分ける

ふきの汚れた両端を切る
ふきを鍋に入るサイズに切る
  1. ① ふきを流水で洗い、汚れた両端(根元と茎先)を少し切り落とします。
    その後、鍋に入る長さ(20〜30cm程度)に切り揃えます。
  2. ② 鍋に湯(1.5リットル程度)を沸かし始めます。


ふきを板ずりする

ふきを板ずりする

  1. ③ ふきをまな板の上に並べ、表面が少し濡れた状態のまま、塩を全体にふりかけます。
    手のひらでふきを前後に転がすようにして、塩をなじませます(板ずり)。
    落ちた塩も残さず使い、ふき全体にしっかりこすりつけましょう。
板ずりをすることで表皮が柔らかくなり、茹でたときにアクが抜けやすくなります。

ふきを茹でてアク抜きする

ふきを茹でる

  1. ④ 板ずりしたふきは、塩がついたままの状態ですぐに沸騰した湯に入れ、2〜3分茹でます。
    茹で時間は太さによって異なります。
    中くらいの太さなら2分、太いものは3分、ごく細い場合に限っては1分が目安です。
    指で軽くつまんで、少し弾力が残る程度になったら取り出します。
板ずりしたふきを長く置くと、塩が染み込みすぎて塩気が強くなるので、早めに茹で始めましょう。


ふきを冷水にさらす

茹でたふきを冷水にさらす

  1. ⑤ すぐに冷水にとり、5〜10分ほどさらします。
    アクが抜けやすくなり、緑も鮮やかに仕上がります。

ふきの筋取りをする

ふきの表皮(筋)をむく

  1. ⑥ ふき1本を手に持ち、切断面から表皮(筋)をつまんで引っ張るようにむきます。
    筋が残ると食感が悪くなるので、途中で切れたりむき残しがある場合は、反対側からもむいてください。
  2. ⑦ 用途に合わせて、適当な長さに切り揃えて完成です。

以上、ふきの基本的な下処理方法をご紹介しました。

下処理をしたふきを切る
板ずりから筋をむくまでのひと手間をかけることで、アクが抜けて風味のよいふき料理が作れます。

煮物や炒め物、炊き込みご飯など、季節の味わいをぜひご家庭で楽しんでみてください。

ふきの下処理でよくある質問(FAQ)

板ずりは省略してもいいですか?

板ずりを省略することもできますが、板ずりをすると表皮が柔らかくなり、茹でたときにアクが抜けやすくなります。
ふきの緑もきれいに仕上がるので、できれば行うのがおすすめです。

茹で時間は正確に測った方がいいですか?

目安はありますが、ふきの太さによって調整が必要です。
中くらいの太さなら2分前後が基準で、指で軽くつまんだときに少し弾力が残る程度がベストです。

筋は両側むくのですか?

ふきの筋(表皮)は片側だけでもむける場合が多いですが、太いふきや皮が固いものは、両端からむいた方が仕上がりがよくなります。

下処理したふきは保存できますか?

はい、冷蔵保存で2〜3日程度持ちます。
密閉容器に水と一緒に入れて冷蔵庫に保存し、毎日水を替えると風味を保ちやすくなります。
冷凍保存も可能ですが、食感が少し落ちる場合があります。

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