「ふきの下処理って、ちょっと面倒そう…」と思ったことはありませんか?
実は、基本のアク抜きや下ごしらえの流れを押さえておけば、家庭でも簡単に扱えます。
このページでは、ふきの下処理の方法を、板ずり・茹で方・筋のむき方まで順を追ってわかりやすく解説。
茹で時間や分量の目安も具体的に紹介しているので、初心者の方でも安心して試せます。
材料
ふき(生・皮付き) | 1袋(200〜350g程度) |
塩(板ずり用) | 小さじ1(ふき200gあたり) |
湯(茹で用) | 1.5リットル程度 |
ふきの下処理・アク抜き
ふきを洗って、切り分ける
- ① ふきを流水で洗い、汚れた両端(根元と茎先)を少し切り落とします。
その後、鍋に入る長さ(20〜30cm程度)に切り揃えます。 - ② 鍋に湯(1.5リットル程度)を沸かし始めます。
ふきを板ずりする

- ③ ふきをまな板の上に並べ、表面が少し濡れた状態のまま、塩を全体にふりかけます。
手のひらでふきを前後に転がすようにして、塩をなじませます(板ずり)。
落ちた塩も残さず使い、ふき全体にしっかりこすりつけましょう。
ふきを茹でてアク抜きする

- ④ 板ずりしたふきは、塩がついたままの状態ですぐに沸騰した湯に入れ、2〜3分茹でます。
茹で時間は太さによって異なります。
中くらいの太さなら2分、太いものは3分、ごく細い場合に限っては1分が目安です。
指で軽くつまんで、少し弾力が残る程度になったら取り出します。
ふきを冷水にさらす

- ⑤ すぐに冷水にとり、5〜10分ほどさらします。
アクが抜けやすくなり、緑も鮮やかに仕上がります。
ふきの筋取りをする

- ⑥ ふき1本を手に持ち、切断面から表皮(筋)をつまんで引っ張るようにむきます。
筋が残ると食感が悪くなるので、途中で切れたりむき残しがある場合は、反対側からもむいてください。 - ⑦ 用途に合わせて、適当な長さに切り揃えて完成です。
以上、ふきの基本的な下処理方法をご紹介しました。

煮物や炒め物、炊き込みご飯など、季節の味わいをぜひご家庭で楽しんでみてください。
ふきの下処理でよくある質問(FAQ)
板ずりは省略してもいいですか?
板ずりを省略することもできますが、板ずりをすると表皮が柔らかくなり、茹でたときにアクが抜けやすくなります。
ふきの緑もきれいに仕上がるので、できれば行うのがおすすめです。
茹で時間は正確に測った方がいいですか?
目安はありますが、ふきの太さによって調整が必要です。
中くらいの太さなら2分前後が基準で、指で軽くつまんだときに少し弾力が残る程度がベストです。
筋は両側むくのですか?
ふきの筋(表皮)は片側だけでもむける場合が多いですが、太いふきや皮が固いものは、両端からむいた方が仕上がりがよくなります。
下処理したふきは保存できますか?
はい、冷蔵保存で2〜3日程度持ちます。
密閉容器に水と一緒に入れて冷蔵庫に保存し、毎日水を替えると風味を保ちやすくなります。
冷凍保存も可能ですが、食感が少し落ちる場合があります。
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