春菊(別名:菊菜)のおひたしのレシピをご紹介します。
春菊のおひたしを上手に仕上げるポイントは、さっと短時間で春菊を茹でること。
春菊を1分ほど茹でることで、食感がほど良く残り、苦味も出にくくなります。
また、今回ご紹介するレシピは、味付けにめんつゆを使います。
春菊にかぎらず、めんつゆと野菜のおひたしは、かなり好相性。
茹でた野菜にめんつゆをかけるだけで、簡単に美味しいおかずが作れます。
味に変化を持たせたい場合は、めんつゆにごま油を加えてもいいですし、酸味のある味付けにしたい場合は、めんつゆの代わりにポン酢を使うレシピも人気です。
お好みで試してみてください。
春菊のおひたし
「春菊のおひたし」のレシピです。
春菊 | 1束 |
かつお節 | 適量 |
めんつゆ(3倍濃縮)※2 | 20ml |
水 | 80ml |
※1 お好みでごま油(適量)を混ぜてもOK。また、ポン酢(適量)で代用してもOK。
※2 他の濃度のめんつゆを使う場合は文中参照。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、春菊の茎だけを30秒ほど茹で、全体を湯に浸してさらに20〜30秒茹でる。
- 春菊を冷水に浸し、水気を軽く絞り、食べやすい長さに切る。
- 春菊を皿に盛り、めんつゆと水を混ぜたものを回しかけ、かつお節をのせたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、春菊(1束)の茎がかたい場合は、その部分を切り落とします。
全体が柔らかい場合は、切らずにそのまま使えます。
次に、春菊を流水で振り洗いします。
水が濁らなくなるまで、水を替えながら2〜3回繰り返してください。
続いて、鍋にたっぷりの湯を沸騰させます。
そして、塩を加えます。
塩の分量は、湯1リットルあたり、小さじ1くらいがおすすめです。
春菊を茹でる時には、塩を少量加えると、色が鮮やかになります。
春菊は、まず茎だけを湯に浸し、30秒ほど茹でます。
春菊は葉と茎で火の通りやすさが違うので、時間差で茎から先に茹でます。
30秒ほど経ったら、全体を湯に浸し、20〜30秒茹でます。
ちなみに、春菊の苦味が好きじゃないという方もいらっしゃると思います。
そんな場合には、葉の部分の茹で時間を10秒ほどにおさえるのがおすすめです。
春菊の苦みのもとは、ポリフェノール。
ポリフェノールは、加熱することによって細胞から出てくるので、短時間で火を通すことである程度抑えることができます。
【工程2】
茹で上がったら、春菊を冷水に浸します。
そして、水に浸しながら茎の切り口を揃え、軽く水気を絞ります。
茹でた春菊を冷水に浸すと、色止めの効果があり、また、苦味も和らぎます。
茎の切り口を揃えたら、食べやすい長さに切ります。
【工程3】
春菊を皿に盛り、めんつゆ(20ml)と水(80ml)を混ぜたものを回しかけ、かつお節(適量)をのせたら完成です。
ここでは、めんつゆを使った味付けを紹介していますが、お好みでごま油(適量)をプラスしてもいいですし、あるいは、めんつゆと水の代わりにポン酢(適量)をかけるのも美味しいです。
その時々の気分で味付けを変えると、春菊1束があっと言う間に無くなります。
ちなみに、めんつゆは、3倍濃縮ではなく、他の濃度でも作れます。
ストレート・2倍濃縮・4倍濃縮を使う場合は、下の表を参考にして水と混ぜてください。
めんつゆの種類 | めんつゆの量 (ml) |
水の量 (ml) |
---|---|---|
ストレート | 60 | 40 |
2倍濃縮 | 30 | 70 |
3倍濃縮 | 20 | 80 |
4倍濃縮 | 15 | 85 |

ただし、この状態だとあまり日持ちしないので、1日くらいを目途に食べきってください。

さらに長持ちさせたい場合は、いちおう冷凍も可能です。
こちらも、保存するのは味付け前。
春菊を小分けにしてラップで包み、保存袋に入れると、賞味期限が1ヶ月にのびます。
自然解凍かレンジ解凍すれば、おひたしとして食べられますよ。