葉わさびを使った「わさび漬け」のレシピをご紹介します。
最近知った事ですが、「わさび漬け」は、わさびの地下茎からではなく、葉や茎を使って作られるのだそうです。
理由は、地下茎が高価だからではなく、保存性が悪いからだとか。
ちなみに、「本わさび入り」や「本わさび使用」と表記されたチューブの練りわさびにも、同様の理由から葉や茎が使われているそうです。
今回のわさび漬けも葉わさびで作るレシピになっていて、美味しく仕上がります。
市販品以上の出来ばえですよ。
材料
葉わさび(又は花わさび) | 1/2袋(90g) |
酒粕 | 100g |
みりん | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
水 | 大さじ1 |
レシピ・作り方
- 葉わさびの下ごしらえをします。
手順は、葉わさびを適当な長さに切ってボールに入れ、沸騰直前のお湯(80度)をひたひたくらいまでかけて、すぐにザルに上げます。
熱いうちにボールに戻し、皿などをかぶせてフタをして、ボールごと力強く振ります。
辛味を強くしたい場合は、さらに葉わさびを手で揉みます。 - 葉わさびをみじん切りにして、軽く絞って水気を切ります。
- A(酒粕・みりん・塩・水)を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷まします。
- 葉わさびをボールに入れ、3の酒粕などを加え、よく混ぜます。
ラップでぴったりと包み、冷蔵庫で保存します。
しばらく(最低でも半日)置くと辛みが増します。
保存期間は1ヶ月です。
おうちで作れば、添加物なしの美味しい「わさび漬け」が楽しめます。
葉わさびの旬は3〜5月頃なので、この時期にわさび漬けが食べたくなったら、今回のように手作りするのがおすすめですよ。
レシピの補足説明
ラップで密閉する
でき上がった「わさび漬け」は、ラップでピッタリと包んで保存してください。
ワサビの辛み成分は揮発性なので、なるべく空気に触れさせない方が良いです。
下ごしらえについて
葉わさびの辛味の出し方のコツなども詳しく解説しています。
市販のチューブわさびについて
記事の冒頭でご紹介しましたが、「本わさび入り」や「本わさび使用」と表記されたチューブの練りわさびにも葉や茎が使われています。
ちなみに、「本わさび」と記されていない他の商品は、西洋からし(ホースラディッシュ)から作られています。