わさび漬けのレシピ・作り方。葉わさびを使います。

わさび漬け


葉わさびを使った「わさび漬け」のレシピをご紹介します。

最近知った事ですが、「わさび漬け」は、わさびの地下茎からではなく、葉や茎を使って作られるのだそうです。
理由は、地下茎が高価だからではなく、保存性が悪いからだとか。
ちなみに、「本わさび入り」や「本わさび使用」と表記されたチューブの練りわさびにも、同様の理由から葉や茎が使われているそうです。

今回のわさび漬けも葉わさびで作るレシピになっていて、美味しく仕上がります。
市販品以上の出来ばえですよ。

材料

調理時間15分
葉わさび(又は花わさび) 1/2袋(90g)
A
酒粕 100g
みりん 大さじ1と1/2
小さじ1/2
大さじ1

レシピ・作り方

  1. 葉わさびの下ごしらえをします。
    手順は、葉わさびを適当な長さに切ってボールに入れ、沸騰直前のお湯(80度)をひたひたくらいまでかけて、すぐにザルに上げます。
    熱いうちにボールに戻し、皿などをかぶせてフタをして、ボールごと力強く振ります。
    辛味を強くしたい場合は、さらに葉わさびを手で揉みます。
  2. 葉わさびをみじん切りにして、軽く絞って水気を切ります。
  3. A(酒粕・みりん・塩・水)を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷まします。
  4. 葉わさびをボールに入れ、3の酒粕などを加え、よく混ぜます。
    ラップでぴったりと包み、冷蔵庫で保存します。
    しばらく(最低でも半日)置くと辛みが増します。
    保存期間は1ヶ月です。

おうちで作れば、添加物なしの美味しい「わさび漬け」が楽しめます。
葉わさびの旬は3〜5月頃なので、この時期にわさび漬けが食べたくなったら、今回のように手作りするのがおすすめですよ。


レシピの補足説明

ラップで密閉する

でき上がった「わさび漬け」は、ラップでピッタリと包んで保存してください。
ワサビの辛み成分は揮発性なので、なるべく空気に触れさせない方が良いです。

下ごしらえについて

葉わさび(花わさび)
葉わさびの下ごしらえについては、リンク先も参考にしてください。
葉わさびの辛味の出し方のコツなども詳しく解説しています。

市販のチューブわさびについて

記事の冒頭でご紹介しましたが、「本わさび入り」や「本わさび使用」と表記されたチューブの練りわさびにも葉や茎が使われています。

ちなみに、「本わさび」と記されていない他の商品は、西洋からし(ホースラディッシュ)から作られています。

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