
葉わさびを使って「わさび漬け」をつくりました。
最近知った事ですが「わさび漬け」は、わさびの地下茎からではなく、葉や茎を使って作られるのだそうです。
理由は、地下茎が高価だからではなく、保存性が悪いからだとか。
ちなみに「本わさび入り」や「本わさび使用」と表記されたチューブの練りわさびにも、同様の理由から葉や茎が使われているそうです。
なお「本わさび」と記されていない他の商品は、西洋からし(ホースラディッシュ)から作られています。

上の写真が今回使った葉ワサビ。
「わさび漬け」をつくる際、葉ワサビからワサビ特有の辛さを引き出すには、ちょっとしたコツが要ります。
葉ワサビの下処理のコツは、コチラの記事の作り方1・2・3に詳しく書きましたので、合わせてご覧ください。
さて、美味しい「わさび漬け」が出来ました。市販品以上の出来ばえです。
レシピをご紹介します。
わさび漬けの作り方

葉ワサビを使った「わさび漬け」のレシピです。
葉わさび | 1/2袋(90g) |
酒かす | 100g |
みりん | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
水 | 大さじ1 |
- こちらの記事の作り方1・2・3を参考に、葉わさびの下処理をする。
- 1の葉わさびをみじん切りにする。軽く絞って水気を切る。
- Aの材料すべてを小鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。冷ます。
- 2と3をよく混ぜる。ラップでぴったりと包んで冷蔵庫で保存する。しばらく置くと辛みが増す。
でき上がった「わさび漬け」は、ラップでピッタリと包んで保存する必要があります。
ワサビの辛み成分は揮発性なので、なるべく空気に触れさせない方が良いのです。
うちで作れば、添加物なしの「わさび漬け」が楽しめますね。
「わさび漬け」をいただくのは、葉わさびが出回る春先だけのお楽しみにするのも良いかもしれません。