トマトパスタの本格レシピをご紹介します。
生の完熟トマトを湯むきして果肉だけを煮詰めた、トマト缶を使わないフレッシュなトマトパスタです。
種を取り除くことで水っぽくならず、トマトの旨みがぎゅっと凝縮され、まるで本場イタリアのような一皿に仕上がります。
パスタとソースがよく絡み、にんにくとオリーブオイルの香りが食欲をそそります。
パルミジャーノや粉チーズをふれば、シンプルなのに奥深い味わいに。
素材の味を活かした、本格フレッシュトマトパスタをぜひお試しください。
材料
完熟トマト | 2〜3個(約400g) |
にんにく | 1片(5g) |
エクストラバージンオリーブオイル | 大さじ2 |
パスタ | 160g |
塩 | 小さじ1/3 |
バジルの葉 | 好みで数枚 |
パルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ) | 好みで適量 |
トマトパスタのレシピ・作り方
完熟トマトとにんにくで作る、トマト缶を使わない本格パスタ。
写真つきで手順を詳しく紹介します。
トマトを湯むきする
- ① 完熟したトマト(2〜3個:約400g)を用意します。
未熟な場合は、室温(15~25度)の風通しの良い場所で常温保存し、追熟させます。 - ② トマトの湯むきをします。
- トマトのヘタを包丁でくり抜きます。
- 鍋にトマトが浸かるくらいの熱湯を沸かし、10秒ほどトマトをくぐらせて、冷水に取ります。
- 切り口から、めくれた皮を手でむきます。
トマトとにんにくを切る

- ③ トマトを6〜8等分くらいのくし切りにして、指やスプーンなどで種をかきだして取り除き、粗く刻みます。
にんにく(1片:5g)はみじん切りにします。
取り除いた種は、ドレッシングなどに活用するのもおすすめです。
にんにくを加熱する

- ④ フライパンにオリーブオイル(大さじ2)とにんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りを立たせます。
トマトを加えて煮詰める

- ⑤ トマトを加え、中火にしてヘラで軽く押しつぶすようにしながら、5分ほど煮詰めます。
トマトの水分が飛び、とろみが出てきたらOKです。
塩(小さじ1/3)で味を調えてトマトソースを作ります。
パスタを茹で始める

- ⑥ 鍋に湯(1.5リットル:分量外)を沸かし、塩(15g:分量外)を加え、パスタ(160g)を茹で始めます。
袋に表示されている茹で時間が5分以下であれば表示通りに、それより長い場合は1分短く茹でるのがおすすめです。
パスタをトマトソースと和える

- ⑦ 茹で上がったパスタの水気を切ってフライパンに加え、トマトソースを手早く和えます。
トマトパスタの完成!

- ⑧ 器に盛り付けたら、お好みでパルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)をふり、バジルの葉を添えて仕上げます。
バジルの葉は、食べる直前に手でちぎって散らすと香りがふわっと立ち上り、一層美味しく仕上がります。
生トマトのフレッシュな味わいが活きた、やさしい口当たりのパスタです。
ランチにはもちろん、白ワインと一緒に楽しむ夕食にもぴったり。
気取らないごちそうとして、ぜひご家庭で味わってみてください。
よくある質問(FAQ)
トマトの湯むきが面倒な場合はどうすればいいですか?
湯むきが面倒な場合は、トマトに浅く十字の切り込みを入れ、耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジ(600W)で1個あたり30秒〜1分加熱し、冷水にとると皮がむけやすくなります。
ただし、お湯を使って湯むきするほうが加熱ムラがなく、果肉を崩さずきれいに仕上がるため、仕上がりをきれいにしたい場合や複数個まとめて処理したい場合には、お湯での湯むきがおすすめです。
パルミジャーノ・レッジャーノがない場合はどうしたらいい?
市販の粉チーズ(パルメザンチーズ)でも代用可能です。
チーズなしでも美味しくいただけますが、チーズを加えるとコクと塩味が加わり、より本格的な味わいになります。
バジルが手に入らない場合は?
バジルの代わりに、イタリアンパセリや大葉(しそ)を少量刻んでのせても風味のアクセントになります。
また、乾燥バジルでもOKですが、加熱はせずに仕上げにふるのがおすすめです。
作り置きや保存はできますか?
できればできたてを食べるのがおすすめですが、トマトソースだけなら保存可能です。
粗熱をとってから密閉容器に入れ、冷蔵で2〜3日、冷凍なら2週間程度保存できます。
食べる際はフライパンで温め直し、ゆでたてのパスタと和えてください。
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