トマトの甘みが堪能できる、焼きトマトの作り方をご紹介します。
フライパンを使ったシンプルなトマトソテーのレシピ。
トマトをこんがりと焼いて、オリーブオイルにガーリックや酢を加えた手作りソースをかけていただきます。
トマトを焼くと、甘みがグッと増しますし、そのうえ、栄養面でもとてもいいんです。
トマトの赤い色素成分であるリコピンには、強い抗酸化力があり、美肌、ダイエット、生活習慣病やがんの予防などの効能が期待できます。
そして、このリコピンは、加熱することで吸収率が3〜4倍にアップすると言われており、また、オイルと合わせて摂ることでさらなる効果が見込めます。
もちろん、お味の方もかなりの美味。
にんにくの香りと酢のまろやかな酸味が加わって、味わい深く仕上がりますよ。
材料
トマト | 中1個 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
おろしにんにく | 小さじ1/6 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
塩こしょう | 少々 |
- カロリー
- 1人分:77kcal
作り方
まず、トマト(中1個)のヘタを取り、くし切りにして8等分します。
そして、ドレッシングの材料をあらかじめ混ぜておきます。
ドレッシングの材料は、オリーブオイル(大さじ1)・酢(大さじ1)・おろしにんにく(小さじ1/6)・砂糖(小さじ1/2)・塩こしょう(少々)です。
次に、フライパンにオリーブオイル(分量外:少々)を薄く引きます。
オイルを薄く引くのがコツ
油は、キッチンペーパーで薄くのばす程度の量を使います。
油があまり多いと、トマトに焦げ目が付きにくくなりますし、焼いている間に崩れやすくなるので、薄く引いてください。
続いて、トマトを並べて中火にかけ、1分半〜2分焼いて片面をこんがりとさせます。
この時、トマトのどの面を下にして焼きはじめるのかということも、意外と重要です。
タネが多く露出している面を先に焼く
トマトをくし切りにすると、「タネが入った柔らかい部分」が露出します。
この部分からはトマトの水分とともに糖分も染み出しやすいので、この部分を下にして焼くと、比較的きれいに焼き色が付きます。
ですから、見た目良く仕上げるためには、フライパンにお焦げが付着していない真っさらな状態で、「柔らかい部分がより多く露出している面」を下にして焼きはじめるのがおすすめです。
片面に焼き色が付いたら、ひっくり返して、もう片面も1分半〜2分ほど焼きます。
最後に、トマトを皿に盛り、ドレッシングをかけたら完成です。
焼いたトマトは、マイルドで旨みたっぷりな味わい。
生のトマトとはひと味違うおいしさを楽しめます。
また、お酢との相性も良く、適度な酸味のおかげでお料理全体がほど良く引き締まり、飽きのこない味に仕上がります。
にんにくを使っていますが、少量なので、朝食にもぴったりです。
冒頭でお伝えした「リコピン」という成分は、朝に摂ると最も吸収されやすくなるという研究報告もあるので、朝食として食べることは栄養面の面からもおすすめですよ。
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