ふき甘酢漬け(ふきピクルス)のレシピをご紹介します。
ふき(蕗)は煮物に使われることが多いですが、甘酢に漬けるとさっぱりと美味しく楽しめます。
作り方はとても簡単。下茹でして筋を取ったふきを、冷ました甘酢液に漬け込むだけです。
酢の酸味をやわらげ、ふきの香りや食感を活かしたバランスに仕上げています。
そのまま箸休めや副菜としてはもちろん、スライスしてサラダや混ぜご飯の具にするのもおすすめ。
ふきピクルスは作り置きにも便利で、少量から気軽に仕込めるのもうれしいポイントです。
材料
下茹でして筋を取ったふき | 100g |
砂糖 | 大さじ2と1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
酢 | 100ml |
水 | 50ml |
赤唐辛子(輪切り) | 3枚くらい |
黒こしょう(粒) | 4粒くらい |
ふきピクルスのレシピ・作り方
ふきを下茹でし、筋を取り除く
- ① ふきは、下茹でして筋を取り除いたものを使います。
- 塩をふって、板ずりする
- 茹でて、冷水にさらす
- 筋取りをする
ふきを食べやすい長さに切る

- ② ふき(100g)を食べやすい長さに切ります。
ピクルス液を作る

- ③ ピクルス液を作ります。
鍋に砂糖(大さじ2と1/2)・塩(小さじ1/2)・酢(100ml)・水(50ml)・赤唐辛子(3枚くらい)・黒こしょう(4粒くらい)を入れ、火にかけ、ひと煮立ちさせます。 - ④ 火を止めて、完全に冷まします。
ふきをピクルス液に浸す

- ⑤ ふきを清潔な保存容器にすき間なく並べ、冷めたピクルス液を注ぎます。
味のなじみには少し時間がかかりますが、見た目も美しく仕上がります。
ふき甘酢漬け(ふきピクルス)の完成!

- ⑥ 冷蔵庫で半日(6時間)以上漬けて、味をなじませます。
- ⑦ 漬け込む日数が長くなると、唐辛子や黒こしょうの辛みが強く出やすくなります。
味の変化が気になる場合は、3〜5日目あたりでスパイスを引き上げるのがおすすめです。
冷蔵庫で保存し、5〜7日以内を目安に食べ切りましょう。
清潔な容器・器具を使うと、より長く美味しさを保てます。
ふきのピクルスは、さっぱりとした味わいと独特の風味がクセになる一品です。
ふき料理といえば煮物が定番ですが、いつもとは違った楽しみ方ができるのも魅力です。
副菜をもう一品加えたいときや、煮物に飽きたときにもぴったり。
冷蔵庫で数日保存できるので、旬のふきを下ごしらえするついでに仕込んでおくと重宝します。
なお、当サイトでは定番のふきの煮物レシピもご紹介しています。
やさしい味わいでご飯によく合い、ピクルスとはまた違ったふきの美味しさを楽しめます。
ふきの煮物のレシピはこちら
よくある質問(FAQ)
ピクルス液は熱いまま注いでもいいですか?
注ぐ温度によって仕上がりが変わります。
熱いまま注げば早く味が染みますが、ふきの色がくすみやすくなり、食感もやわらかくなりがちです。
このレシピでは、風味と色を大切にするため、完全に冷ましたピクルス液を使うことをおすすめしています。
ふきピクルスが辛くなりすぎました。どうすればいいですか?
唐辛子や黒こしょうは時間がたつほど辛味が強く出ることがあります。
辛味が気になる場合は、3〜5日目を目安に取り出してください。
すでに辛くなりすぎた場合は、さっと水にくぐらせるか、軽く水洗いすることで辛味をやわらげることができます。
ただし、風味も少し和らぐため、お好みに合わせて調整してください。
漬け込みが浅くて味が薄いと感じたときの対処法は?
浅漬けでも十分おいしいですが、冷蔵庫でさらに1日置くと味がよりなじみます。
それでも味が薄いと感じる場合は、漬け液に塩少々を加えて調整することもできます。
再加熱するとふきの食感が損なわれるため、あくまで液の調整で対応するのがおすすめです。
ピクルス液が余ったときはどう活用できますか?
余ったピクルス液は、冷蔵保存して、大根・人参・パプリカ・セロリ・きゅうり・カブなどを漬けると美味しく使い切れます。
また、少量を酢の物やドレッシングに加えて、調味料として再利用するのもおすすめです。
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