あさりパスタ(ボンゴレ・ビアンコ)|シンプルだから美味しい!本場レシピ

あさりパスタ(ボンゴレ・ビアンコ)
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あさりとにんにく、オリーブオイルだけで作る「ボンゴレ・ビアンコ」は、イタリアの定番のあさりパスタ。
本場では、にんにくは潰して香りを移すだけにとどめ、チーズやバターなどのコクを足さず、素材の旨みを活かすのが基本です。
この記事では、あさりの出汁がしっかりと感じられる本格ボンゴレを、初心者にも作りやすいレシピでご紹介します。
シンプルなのに奥深い、何度でも作りたくなる一皿です。


材料

2人分:調理時間20分
あさり(砂抜き済み) 300g
にんにく 1片(5g)
パスタ 160g
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 50ml
塩・黒こしょう 好みで少々
パセリ(みじん切り) 適量

ボンゴレ(あさりパスタ)のレシピ・作り方

あさりを砂抜きして洗う

あさりを砂抜きする
あさりを殻をこすり合わせてよく洗う
  1. ① あさり(300g)は砂抜きしたものを用意して、殻をこすり合わせてよく洗います。
シンプルなボンゴレは、アサリの鮮度と旨みが命なので、良質なあさりを使うことが最大のポイントです。

なお、あさりの砂抜きのやり方は、冒頭の動画やリンク先の記事を参考にしてください。
スーパーで手に入る「砂抜き済みのあさり」を使えば、下処理の手間が少なく、すぐに調理に入れます。
ただし、使う前に軽く塩水に10分ほど浸けておくと、より安心です。



パスタを茹で、にんにくを潰す

パスタを茹でる
にんにくは皮をむいて包丁の腹で軽く潰す
  1. ② 鍋に湯(1.5リットル:分量外)を沸かし、塩(15g:分量外)を加えてパスタ(160g)を茹で始めます。
    袋に表示されている茹で時間が5分以下であれば表示通りに、それより長い場合は1分短く茹でるのがおすすめです。
  2. ③ にんにく(1片:5g)は皮をむいて包丁の腹で軽く潰します。

にんにくをオイルに浸して加熱する

フライパンを少し傾けて、にんにくがオイルにしっかり浸るようにして加熱する

  1. ④ フライパンにオリーブオイル(大さじ2)と潰したにんにくを入れ、中火にかけます。
    フライパンを少し傾けて、にんにくがオイルにしっかり浸るようにすると、ムラなく香りを引き出せます。
    にんにくのまわりに細かい泡が出てきて、良い香りがしてきたら次の工程へ進みます。


あさりを加えて蒸し焼きにする

フライパンにあさりを加える
フライパンに蓋をしてあさりを蒸し焼きにする
  1. ⑤ あさりを加え、白ワイン(50ml)を回しかけてフタをし、あさりの口が開くまで2〜3分蒸し煮にします。
あさりは、口が開いたら火を通しすぎないのが大切です。
火を入れすぎると、身の中の旨味がスープに流れ出しすぎてしまい、アサリ自体の味が乏しくなってしまいます。
また、身が固く縮んで食感も悪くなるため、口が開いた時点で火を止めるか、すぐ次の工程に進むのがおすすめです。

あさりパスタ(ボンゴレ・ビアンコ)の完成!

あさりを端に寄せてパスタにソースを絡める

  1. ⑥ フタを取り、あさりをフライパンの端に寄せてから、ゆで上がったパスタとゆで汁(大さじ2)を加えます。
    火にかけながら優しく混ぜて、オイルとゆで汁がなじみ、ソースがとろっとパスタに絡むようになるまで加熱します(この状態を「乳化」と言います)。
    味を見て塩・黒こしょうで整え、潰したにんにくを取り除きます。

  1. ⑦ 器に盛り付け、仕上げにパセリを散らしたら完成です。

にんにくの香りとアサリの出汁が重なり合う、シンプルで奥深いボンゴレ・ビアンコ。
このレシピなら、ご家庭でも手軽に本場の味が再現できます。
ぜひ一度、試してみてください。


よくある質問(FAQ)

ボンゴレにチーズをかけないのはなぜ?

イタリアでは「魚介料理にチーズをかけない」のが基本的な食文化です。
理由は、チーズの強い風味が繊細な魚介の旨みを打ち消してしまうから。
特にボンゴレのようなシンプルな味付けでは、味のバランスが崩れやすくなります。

にんにくはみじん切りじゃダメ?

本場では香りを移すために、潰したにんにくを使い、最後に取り除くのが基本です。
主役であるアサリの風味を邪魔しないための工夫です。

「ビアンコ」ってどういう意味?

イタリア語で「白」を意味し、トマトを使わない“白い仕上がり”のスタイルを指します。
トマト入りの「ボンゴレ・ロッソ」と対になる呼び方です。

作り置きや温め直しはできる?

ボンゴレ(アサリパスタ)は、基本的に作り置きに向きません。
アサリは時間が経つと固くなり、風味も落ちてしまいます。
どうしても残った場合は、殻を外してやさしく温め直すと多少は風味が戻ります。

レモンや唐辛子を加えてもいい?

はい、どちらもおすすめです。
レモンで爽やかに、唐辛子でピリッと引き締まります。
ただし、入れすぎるとアサリの旨みを損なうので、控えめがポイントです。

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