溶けたバニラアイスのリメイクレシピをご紹介します。
溶けたアイスを何とか復活させたい!
そんな時には再冷凍という手もあり、1時間くらい冷凍庫に入れれば、またカチコチになります。
ただ、あまり美味しくありません。
アイスの中の水分が固まってシャリシャリした食感になりますし、色も悪くなります。
だったらいっそのこと、料理に使ってしまう方がいいんです。
溶けたバニラアイスのおすすめの食べ方をお伝えします。
溶けたアイスクリームのレシピ
それでは、溶けたアイスの活用法をご紹介します。
フレンチトースト
溶けたアイスとパンさえあれば、フレンチトーストが簡単に作れます。
フレンチトーストの定番食材といえば、卵と牛乳と砂糖ですが、バニラアイスにはこれらがすべて含まれているので、必要ありません。
作り方は、まず、切ったパンを、溶けたバニラアイスにしっかりと浸します。
あとは、油(もしくはバター)を引いたフライパンで焼くだけです。
仕上がりは、しっとり柔らかい食感で十分な甘みがあります。
子供のおやつにおすすめです。
オムレツ
溶けたアイスを卵液に混ぜてオムレツを作るのもいいですよ。
アイスをたっぷり混ぜると、いつもとはちょっと違った、ふわとろ食感のデザートオムレツが完成します。
タンドリーチキンの味付けに活用
「タンドリーチキン」
カレー味のレシピをもう1つ。
タンドリーチキンの味付けにバニラアイスを使っても美味しいです。
バニラアイスの脂肪分で、鶏ムネ肉がしっとりジューシーになり、味に深みが出ます。
スイートポテトの味付けに
作るのが面倒なスイートポテトは、溶けたバニラアイスを使うと簡単です。
バニラアイスを加えると、スイートポテト作りに欠かせない卵・グラニュー糖・生クリームを使わずに、簡単にスイートポテトが作れます。
材料をいろいろ揃える必要がないのに、味わい深いスイートポテトができます。
ムース作りに活用
スイーツだったら、ムースだって簡単に作れます。
用意する材料は、グミ(8個)と溶けたバニラアイス(大さじ2)と牛乳(80ml)だけです。
作り方は、まず、グミを耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W)で20秒加熱して、すぐにスプーンで混ぜます。(①)
牛乳(40ml)を加え、ラップをせずに電子レンジ(500w)で20秒加熱して、残りの牛乳(40ml)とバニラアイスを加え、よく混ぜます。(②)
そしてラップをかぶせて、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
グミのほど良い酸味で味に深みが出て、固まり具合も、硬すぎず柔らかすぎずちょうど良く仕上がります。
- ①
- ②
(レシピ情報元:日本テレビ「得する人損する人」2016年2月25日放映)
バニラアイスおじや
最後に、NHKの「あさイチ」で話題になった、料理研究家の料理研究家の青木敦子さんが考案した、溶けたバニラアイスの使い方4パターンを簡単にご紹介します。
まずご紹介するのは、バニラアイスを使ったおじやのレシピ。
石狩鍋のような味噌味の鍋のシメにご飯を入れておじやを作り、最後にバニラアイスをちょい足しします。
青木さんによると、バニラアイスと味噌の相性はとても良いそうです。
バニラアイスは水分と脂分が乳化した状態なので、おつゆとよく馴染んで、マイルドな味に仕上がとのことですよ。
サバの味噌煮にちょい足し
また、バニラアイスを素材の臭み消しに使うこともできるそうです。
たとえば「サバの味噌煮」にバニラアイスをちょい足しすると、青魚の臭み消しになるとのこと。
大さじ1〜1.5くらいのバニラアイスを味付けの最後に加えると、味がまろやかになり、美味しさもアップするそうです。
ひじき煮
バニラアイスは「ひじき煮」にも合うそうです。
バニラアイスを少し(大さじ1〜1.5くらい)味付けに加えると、ひじきの磯の香りが和らぐので、子供でも食べやすいそうです。
ほうれん草の胡麻和えにちょい足し
最後にご紹介するのは「ほうれん草の胡麻和え」のレシピ。
バニラアイスを少し加えると、ほうれん草のエグミが和らいで、とても美味しいそうです。