白玉団子の定番レシピをご紹介します。
白玉粉で作る、一口大のかわいいお団子の作り方です。
白玉団子を失敗せずに作る最大のコツは、生地を練る際に加える水の量にあります。
水の量を適度におさえることで、ベチャッと柔らかくなりすぎず、だれにでも簡単に美味しく作れます。
完成した白玉団子の味付けは、お好みでいくらでも変えられます。
きなこやあんこをトッピングしたり、みたらしだれや黒蜜をかけたりして、甘いスイーツとして食べるのも人気です。
また、デザートにするだけでなく、すまし汁や味噌汁などの具材にして、おかずとして食べても美味しいですよ。
材料
白玉粉 | 100g |
水 | 100ml |
みたらしだれ・あんこ・きなこ・黒蜜など※ | 好みで適量 |
※みたらしだれなどの作り方は下の文中参照。
作り方

まず、白玉粉(100g)をボールに入れ、水(100ml)の8割くらいを加えて、手でざっくりと混ぜます。

そして、残りの水を少しずつ加え、その都度手でよくこねて、なめらかな生地にまとめます。
水を入れすぎないのがコツ
白玉団子を失敗せずに上手に作る最大のコツは、ここで加える水の量にあります。

そのため、ある程度の水を加えて塊をきれいに溶かす必要がありますが、一方で、水を少しでも多く入れすぎると、生地がだれて丸まらなくなってしまいます。
ですから、最初に水を8割ほど加えてざっくり混ぜたら、そのあとは、様子を見ながら水を少しずつ足していき、その都度手でよくこねて、生地が塊のないなめらかなひとかたまりになったら、そこで水を加えるのを止めてください。
なお、レシピでは、水の量を100mlにしていますが、使用する白玉粉の質や部屋の湿度などによって、ちょうど良い水の量は若干変わってきます。
だいたい100ml前後が適量なので、このあたりを目安に、生地をなめらかにまとめてください。
もしも、水を入れすぎてべちゃっとしてしまったら、逆に、白玉粉を少し足してかたさを調整します。
白玉粉が足りない場合は、キッチンペーパーや布巾などを当てて水分を吸い取るだけでもけっこう変わります。

次に、生地を20等分して、それぞれを手の平で丸めます。

丸めた白玉団子は、ラップの上にのせておきます。
ラップを敷くとくっつかない
白玉団子を成形したら、皿の上にのせるのではなく、サランラップを敷いてその上にのせておくのがおすすめです。
お皿やまな板の上に直にのせると、白玉団子がくっつくので、剥がしにくくなります。

続いて、鍋にたっぷりの湯を沸かします。
そして、ラップの上の団子を1つずつ手に取って、団子の真ん中を指で少しへこませて、鍋に次々入れます。
お団子を少しへこませて茹でる
白玉団子は、真ん中を指で少しへこませてから茹でるのがおすすめです。
丸めた状態のまんまるのまま鍋に入れても良いのですが、真ん中をへこませた方が、中心部分まで火が入りやすいですし、茹でた後に「みたらしだれ」や「きなこ」などが絡みやすいです。
また、白玉団子はもともと柔らかいお団子なので、茹でている途中で形が崩れやすく、茹で上がりを綺麗なまんまるにするのがやや難しいということも、理由の一つです。
少しへこませた方が、むしろ、だれにでも見栄え良く仕上げられると思います。

白玉団子が浮いてきたら、そこから1〜2分ほど茹でます。

茹で上がったら、冷水に取ります。
冷やす場合は氷水が便利
白玉団子を冷やしてシロップ漬けにしたりフルーツポンチにして食べる場合は、ここで氷水にひたして、短時間で効率よくさっと冷やすのがおすすめです。
白玉団子を冷やす方法としては、冷水にひたしたまま冷蔵庫にしばらく入れる方法もありますが、白玉団子は、長時間水につけたままにしておくと、ふやけて表面がブヨブヨになり、また味も水っぽくなって、美味しくなくなります。
水につけて保存はNG


詳しくは、「白玉団子の保存方法」を参考にしてください。

冷水にひたして冷ましたら、ザルに上げて水気を切ります。
白玉団子の食べ方

あとは、お好みの味付けをして食べるだけです。
おやつにして食べるのなら、みたらしやあんこ、きな粉や黒蜜を合わせるのが王道です。
みたらしだれを白玉団子に合わせる

まず、醤油(大さじ1と1/3)・みりん(大さじ1)・砂糖(50g)・水(50ml)を小鍋に入れ、軽く火にかけます。
砂糖が溶けたら、片栗粉(小さじ2と1/2)と水(大さじ2)をよく混ぜたものを加え、すぐにヘラで混ぜてとろみをつけます。
これで完成です。
あんこやきなこを白玉団子に合わせる
きなこやあんこや黒蜜は、市販品が手頃な価格で入手できるので便利です。
きなこにする場合は、きなこと砂糖を2:1くらいの割合で混ぜるといいです。
白玉団子をおかずにアレンジする
白玉団子を食事として食べるのなら、すまし汁や味噌汁の具材にするのが一番おすすめです。

以上、白玉団子のレシピと食べ方についてお伝えしました。
白玉団子の魅力は、なんと言っても、プニプニと柔らかい食感にあります。
今回のように水の量に気を配ることで、ちょうどよい柔らかさに仕上がりますよ。
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