あんこ(つぶあん)のレシピ。小豆の煮方を解説!美味しい作り方。

投稿日:2019年12月12日 更新日:

あんこ(小豆を使ったつぶあん)

レシピ動画

あんこ(粒あん)の美味しい作り方

あんこの作り方を解説します。
小豆を柔らかく煮て、つぶあんを作るレシピです。

小豆の煮方

小豆は、最初に茹でこぼして、それから煮ると、渋みやアクが抜けて美味しく仕上がります。
茹で上がったら茹で汁を切りますが、おしるこやぜんざいを作る場合は、汁気を少し残すといいです。

また、甘さ控えめにしたい場合は、レシピの分量を目安に、砂糖を減らすのもあり。
お好みで調整してみてください。

材料

調理時間60分
小豆 250g
砂糖 200〜250g
ひとつまみ
  • 砂糖は小豆と同量くらい使う。

作り方

  1. 小豆を鍋に入れ、小豆の4倍(1リットル)くらいの水を加え、火にかける。
    沸騰してから3分茹で、ザルに上げ、流水でさっと洗って水気を切る。
  2. 小豆を鍋に戻し入れ、再び小豆の4倍(1リットル)くらいの水を加え、火にかける。
    沸騰したらアクをきれいに取り除き、火を弱め、柔らかくなるまで40分〜1時間茹でる。茹でている途中に水が少なくなり、小豆のアタマが出たら、水を足す。
  3. ザルに上げ、ゆで汁を捨てる。
    小豆を鍋に戻し入れ、砂糖を加え、中火でもったりするまで練る。塩で味を整えたらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

小豆の煮方

小豆の渋きり

まず、小豆(250g)を鍋に入れ、小豆の4倍(1リットル)くらいの水を加え、火にかけます。
そして、沸騰してから3分茹でます。


小豆のアク抜き

3分経ったら、ザルに上げます。


小豆の渋切り

そして、流水で軽く洗って水気を切ります。

渋きり(アク抜き)について

小豆を水から茹でて、茹で汁を捨てることを「渋きり」と言います。
「渋きり」をすると、小豆特有の渋みやアクが抜けます。

「渋きり」の方法は、人によって様々です。
数回くり返す方もいらっしゃいますし、まったくやらない方もいらっしゃいます。
お好みでいろいろ試してみてください。

小豆の煮方

次に、小豆を鍋に戻し入れ、再び小豆の4倍(1リットル)くらいの水を加え、火にかけます。


小豆の茹で方

沸騰したらアク(白い泡)をきれいに取り除き、火を弱め、小豆が柔らかくなるまで40分〜1時間茹でます。
茹でている途中に水が少なくなり、小豆のアタマが出たら、水を足します。

茹で上がりが分かりにくい場合は、小豆を1粒取り出してみて、指で潰してみるといいです。
芯が完全に無くなればOKです。


小豆のゆで汁を捨てる

小豆が茹で上がったら、ザルに上げ、ゆで汁を捨てます。

おしるこやぜんざいを作る場合

おしるこやぜんざいを作ったり、ゆるめのあんこを作る場合は、少し汁気を残すといいです。
茹で汁をすべて捨てずに、量を調整してみてください。


あんこの砂糖

そして、小豆を鍋に戻し入れ、砂糖(200〜250g)を加えます。

砂糖の量はお好みで

砂糖の量は、お好みです。
ごく一般的なあんこは、小豆と同量くらいの砂糖(250g)を使って作りますが、甘さ控えめだったら200gに量を抑えるのもアリです。


あんこを鍋で茹でる

最後に、中火でもったりするまで練り、塩(ひとつまみ)で味を整えたら完成です。

塩を少し加えると、あんこの甘みが引き立ち、味が引き締まります。

好みの固さにするコツ

あんこをお好みの固さに仕上げるポイントは、ややゆるめの固さで火を止めることです。
あんこは冷めると少しかたくなります。


あんこ(つぶあん)

これで、自家製あんこの完成です。

そのまま食べても美味しいですし、お餅に絡めたり、バタートーストにのせても合います。
お菓子作りにも幅広く使えますよ。

あんこの冷凍保存

なお、あんこは、冷凍保存ができます。

あんこの冷凍保存
たくさん作って残ってしまったら、小分けにして保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜いて冷凍庫に入れると、2ヶ月ほど日持ちします。

解凍は、冷蔵庫に移すか、もしくはレンジでOK。
ちょっと甘いものが食べたいという時に、冷凍したあんこがあると便利です。

より詳しく:あんこの保存方法

あんこの食べ方

また、当サイトでは「あんこの美味しい食べ方」も紹介していますので、こちらも参考にしてください。
簡単かつ人気のある食べ方をいろいろとお伝えしています。

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