あんこの作り方をご紹介します。
小豆を柔らかく煮て、つぶあんを作るレシピです。
手作りした自家製あんこは、小豆の風味がしっかりと感じられるのが特徴で、小豆のホクホクとした食感も残っています。
そのため、小豆の味を存分に楽しむことができます。
小豆を炊く際のコツは、小豆を茹でこぼした後に煮ることです。
小豆をさっと茹で、渋みやアクを取り除いた後に煮ると、美味しいあんこができます。
材料
小豆 | 250g |
砂糖 | 200〜250g |
塩 | ひとつまみ |
煮方・作り方
- ① 小豆(250g)を鍋に入れ、小豆の4倍の量(1リットル)の水を加えて火にかけます。
沸騰したら、3分間茹でます。
- ② 3分茹でたら、小豆をザルに取り出します。
- ③ 流水で小豆を軽く洗い、水気を切ります。
渋きり(アク抜き)について
小豆を水から茹でて、茹で汁を捨てることを「渋きり」と言います。
「渋きり」をすると、小豆特有の渋みやアクが取り除かれ、甘みが引き出されやすくなります。
- ④ 小豆を鍋に戻し入れ、再び小豆の4倍量(1リットル程度)の水を加え、火にかけます。
- ⑤ 沸騰したら、白い泡(アク)をきれいに取り除き、火を弱めて40分〜1時間程度、小豆が柔らかくなるまで煮ます。
煮ている途中に水が少なくなり、小豆のアタマが出たら、水を足します。
煮る時間について
小豆を炊く時間の目安は40分〜1時間です。
小豆が炊けたかどうかわからない場合は、1粒取り出して指で潰してみてください。
芯が完全になくなっていたら火を止めます。
- ⑥ 小豆が炊きあがったら、ザルに上げて小豆と煮汁に分けます。
煮汁はそのまま取っておきます。
おしるこやぜんざいを作る場合
おしるこやぜんざいを作る場合は、工程⑥の小豆と煮汁に分ける作業は省略します。
そして、炊いた小豆は鍋に入れたままにして、煮汁が多い場合のみ、煮汁を少し取り除いてください。
- ⑦ 小豆を鍋に戻し入れ、砂糖(200〜250g)を加えます。
- ⑧ ゆるめのあんこを作る場合は、取り置いた小豆の煮汁を少し加えます。
一方、普通の固さのあんこを作る場合は、煮汁は使いません。
砂糖の量は好みで微調整する
砂糖の量は幅を持たせていますので、お好みに合わせて微調整してください。
一般的なあんこは、小豆と同量程度(250g)の砂糖を使用します。
甘さを控えめにしたい場合は、200g程度に減らすといいです。
- ⑧ あんこがもったりとした状態になるまで中火で煮詰め、塩(ひとつまみ)で味を整えます。
ややゆるめの状態に固まったら火を止めます。
もしあんこが固くなってしまった場合は、取り置いた小豆の煮汁を加えて、かたさを調整してください。
好みの固さにするコツ
あんこをお好みの固さに仕上げるポイントは、ややゆるめの状態で火を止めることです。
あんこは冷めるとやや硬くなる傾向があるため、柔らかめに仕上げておくといいです。
また、炊いたあんこに少量の塩を加えると、甘みが引き立ち、味が引き締まります。
これで、自家製あんこが完成しました。
風味豊かな手作りあんこです。
甘さは強すぎず、一般的な市販のあんこよりも安心して食べられます。
あんこの冷凍保存
なお、あんこは冷凍保存することができます。
日持ちの目安は2ヶ月ほどです。
解凍は、冷蔵庫に移すか、もしくはレンジでOKです。
ちょっと甘いものが食べたいという時に、冷凍したあんこがあると便利です。
より詳しく:あんこの保存方法
あんこを使ったレシピ
また、当サイトでは「あんこの美味しい食べ方」も紹介していますので、参考にしてください。
簡単で人気のある食べ方を掲載していますので、ぜひ、チェックしてみてください。
- 小豆の下処理の方法「渋きり」は、人によってやり方が様々です。
私は小豆を3分茹でて「渋きり」することをおすすめしますが、数回くり返す方もいらっしゃいますし、まったくやらない方もいらっしゃいます。
お好みに合わせて試してみてください。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。