おはぎ(ぼたもち)のレシピ・作り方をご紹介します。
おはぎは、うるち米を混ぜずに、もち米100%で作るのがおすすめです。
もち米には特有の旨味があるため、もち米だけで作ったほうが、断然おいしく仕上がります。
私はこれまでお彼岸や普段使いのおやつとして何度もおはぎを作ってきましたが、この作り方が一番美味しいと思います。
材料
作り方
- もち米を研ぐ
- 浸水させる
- ① もち米を研いでザルに上げ、炊飯器の内釜に入れます。
水を「おこわ2合の目盛り」まで注ぎ、1時間ほど浸水させます。
(おこわの目盛りがない場合は、360mlの水を注ぎます。)
補足:浸水させてふっくらと
- 炊飯器で炊く
- 炊きあがり
- ② もち米をおこわモードで炊きます。
(おこわモードがない場合は、普通の白米モードで炊きます。)
- ボールに移す
- すりこぎでつく
- ③ 炊き上がったら、内釜ごとひっくり返して、ご飯をボールに移します。
すりこぎなどで軽く20回ほどついて、手で触れられる程度に粗熱を取ります。
- きなこと砂糖
- 黒ごまと砂糖
- ④ きなこを皿に入れ、砂糖(小さじ2)を加え、よく混ぜます。
- ⑤ 黒すりごまを別の皿に入れ、砂糖(小さじ2)を加え、よく混ぜます。
補足:砂糖の量は控えめ
- あんこを分ける
- 等分する
- ⑥ あんこ(340g)を140gと200gに分けます。
140gを4等分して、200gを8等分します。
大きめのものは、あんこおはぎ用。
小さめのものは、きなこ&ごまおはぎ用です。
- 俵型に整える
- 皿に並べる
- ⑦ 小分けにしたあんこをラップで包み、俵型に整えて、皿にのせていきます。
- 12等分する
- 同左
- ⑧ ご飯を12等分します。
あんこおはぎの作り方
ここからは、あんこおはぎの包み方を解説します。
- ラップにのせる
- 俵型に整える
- ⑨ 12等分したうちの4個のご飯を、それぞれラップで包んで俵型に整えます。
補足:あんこおはぎを包むコツ
- あんこを伸ばす
- ラップを剥がす
- ⑩ ラップを広げて、大きめのあんこ(140gの方)1個をのせ、もう1枚のラップをかぶせます。
手で上からおさえてのばし、ラップを外します。
- ご飯のラップを外す
- あんこに乗せる
- ⑪ 俵型にしておいたご飯のラップを外し、あんこの上にのせます。
- あんこで包む
- 同左
- ⑫ ラップを使って、あんこでご飯を包みます。
- 俵型に整える
- ラップを外す
- ⑬ 俵型に整えてラップを外し、皿に並べます。
残りの3個分についても、同じようにあんこでご飯を包みます。
きなこおはぎの作り方
続いて、きなこおはぎの包み方を解説します。
- ご飯を乗せる
- 指で広げる
- ⑭ 手を水で軽く濡らし、ご飯1個を手の平の上にのせて、指で広げます。
- あんこを乗せる
- ご飯で包む
- ⑮ あんこをのせて、ご飯で包みます。
補足:形が多少いびつでもOK
- きなこをまぶす
- 上部に少し盛る
- ⑯ きなこをまぶし、上部にきなこを少し盛って、皿に並べます。
残りの3個分についても、同じように、ご飯を広げてあんこを包み、きなこをまぶします。
ごまおはぎの作り方
最後に、ごまおはぎの包み方を解説します。
基本的な流れは、先ほどのきなこおはぎと同じです。
- ⑰ 残りのご飯(4個分)をきなことまったく同じように包んで、黒すりごまをまぶして皿に並べます。
- ご飯を広げる
- あんこをのせる
- 包む
- 形を整える
- すりごまをまぶす
- 見た目を整える
完成したおはぎは、ふっくらと柔らかな食感で、もち米の味もしっかりと感じられます。
また、異なる味のものが3種類あるので、食べ飽きることもありません。
定番のあんこと、風味抜群なきなこ&黒ごま。
どれも魅力的な味で、食べくらべているうちに、いつの間にかお皿が空っぽになります。
おはぎ(ぼたもち)のおすすめレシピです。
ぜひ試してみてください。
レシピの補足説明
浸水させてふっくらと
おはぎを作る際には、もち米を浸水させてから炊くのがおすすめです。
ふっくらとした食感に仕上がるため、おはぎにした時に、あんことの一体感が出て美味しくいただけます。
軽く粗熱を取る・つき過ぎない
ご飯をあまり冷ましすぎると、おはぎの形に成形しにくくなるので、まだ温かい状態で使います。
また、あまりつき過ぎないことも大切です。
必要以上につくと、お餅のような仕上がりになってしまいます。
砂糖の量は控えめ
砂糖の量は、控えめになっています。
ご飯の中にあんこを入れるので、きなこや黒ごまの甘みを強くしすぎない方が、バランスが取れます。
ご飯を12等分
ご飯を分ける際には、すべてを一度に12等分する必要はありません。
このレシピでは、「あんこ」・「きなこ」・「ごま」の3種類のおはぎを、4個ずつ作ります。
そのため、まずはご飯を3等分してください。
そして、そのうちのひと塊を4等分して、1種類のおはぎを包み終えると良いです。
そうすると、ボールのスペースが広くなるので、残りを8つに分けるのがラクになります。
あんこおはぎを包むコツ
あんこのおはぎを作る際には、ラップを使ってご飯を整形するのがおすすめです。
ご飯(おこわ)はもともと粘着性の高い食材ですが、ラップで包むと、水で濡らさなくても、簡単に形をととのえることができます。
きなこや胡麻などの粉ものを表面にまぶす場合であれば、多少の水分が加わっても問題ありません。
でも、あんこだけのおはぎを作る場合は、水で濡らさないようにした方が、ベチャッとせずに美味しく仕上がります。
ご飯をきっちり包まなくてもOK
ご飯全体が隠れているに越したことはありませんが、上の写真くらいご飯が見えていたとしても、盛り付ける際に下にしてしまえば問題ありません。
きなこおはぎの包み方のコツ
きなこおはぎは、ご飯の中にあんこを入れて作ります。
その際には、ラップを使わずに、手を使って作るのがおすすめです。
水で軽く濡らした手で作業した方が簡単にきれいに仕上がりますし、最後にきなこをまぶすので、多少の水分であれば、食感も損なわれません。
ごまおはぎを作る場合も同様です。
形が多少いびつでもOK
ご飯であんこを包む際には、あんこが少し見えていたり、形が多少いびつであったとしても、過度に気にする必要はありません。
次の工程できなこをまぶすので、表面のあんこを隠すことができますし、形のいびつさもある程度カバーできます。
ごまおはぎの場合も同じです。
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