カラメルソースの簡単な作り方を動画で解説します。
基本的なカラメルソースのレシピはかなりシンプルで、使う材料は、砂糖とお湯の2つだけ。
砂糖を鍋で溶かし、少量の湯を加えながら加熱すれば完成です。
ほろ苦いカラメルソースはプリンなどによく使われますが、市販品を買わなくても、手軽に自作することが可能。
カラメルソースを失敗せずに作るためのポイントは、次の4つです。
- 水ではなく湯を使う。
- 砂糖を万遍なく溶かす。
- 砂糖が溶けてこげ茶色になったら、すぐに湯を少しずつ加える。
- 湯の量を調整して、好みの固さにする。
なお、カラメルソースには、レンジを使うレシピもありますが、鍋を使った方が失敗しないで作れます。
材料
砂糖 ※1 | 50g |
湯 | 大さじ2〜3 ※2 |
- 砂糖の種類は、上白糖でも三温糖でもグラニュー糖でも良い。
- 湯の量を少し増やすと、ゆるめのカラメルソースができる。
作り方
砂糖を火にかける
【工程1】
まず、砂糖(50g)を小さめの鍋(もしくはフライパン)に広げ、中火にかけます。
使用する鍋(フライパン)は、直径20センチ程度の小さめのものが使いやすいです。
また、砂糖は、かたまりがある場合はあらかじめ手で砕き、平たく広げておくと、効率良く溶かすことができます。
砂糖をムラなく溶かす
【工程2】
しばらくして、砂糖のフチが溶けてきたら、鍋を回しながら、砂糖をムラなく溶かします。
この工程は、スプーンなどで混ぜるのではなく、鍋を手で持って動かしながら、砂糖を溶かした方が良いです。
スプーンで混ぜても一応作れますが、溶けた砂糖がスプーンにくっついて固まってしまい、あとで取りにくくなります。
濃い焦げ茶色になるまで加熱
【工程3】
砂糖が溶け始めてしばらくすると、少し焦げて、やや茶色っぽく変化してきます。
少し茶色っぽくなったら、すぐに、弱火に落として、砂糖をムラなく溶かし続けます。
もしくは、コンロの火から、鍋を離しても良いです。
砂糖が色づいて茶色っぽくなってきたら、間もなく、全体がカラメルソースらしい濃い焦げ茶色になります。
焦げ茶色に変わるのはすぐなので、この瞬間は、鍋の中身をよく見ていてください。
少量の湯を加えながら加熱
少し煙が出て濃い焦げ茶色になったら、すぐに、湯(大さじ2〜3)を少しずつ加えながら、鍋を手早く回して混ぜます。
この工程は、両手を使って作業すると良いです。
片手で湯を加えながら、もう片方の手で鍋を回して混ぜます。
湯は少量ずつ加え、その都度、焦げた砂糖とよく混ぜてください。
溶けて焦げ茶色に色づいた砂糖は、160°以上の高温になっています。
そこに、湯(100度以下)を一気に加えてしまうと、砂糖の温度が急激に下がって、カラメルソースが固まる原因になります。
ちなみに、水を加えるのは絶対NGです。
湯よりも温度が低いので、カラメルソースがさらに固まりやすくなり、失敗してしまいます。
もし、ゆるいカラメルソースを作りたいという場合には、湯の量を少し増やします。
ただ、あまり湯の量を増やしすぎると、逆に、カラメルソースが固まらない原因になるので、注意してください。
逆に、より固めにしたい場合は、湯の量を大さじ1程度まで減らすことができます。
とは言え、湯を大さじ1以下にすると、砂糖の濃度が高すぎて、カラメルソースが固まってしまうので、こちらも注意してくださいね。
以上、カラメルソースのレシピについてお伝えしました。
カラメルソースは、砂糖とお湯だけで作れるので、結構簡単に作れます。
お菓子作りの際には、カラメルソースもぜひ自作してみてください。
ちなみに、カラメルソースを作ったあとの鍋は、砂糖が固まって表面にくっついて洗いにくい場合があります。
そんな場合は、鍋を洗う前に、水を入れて火にかけると、砂糖が溶けてきれいになりますよ。
また、当サイトでは、このカラメルソースをつかったプリンのレシピもご紹介しています。
なめらかでコク甘な基本の「プリン」と、かぼちゃをたっぷりと使った「かぼちゃプリン」です。
リンク先もぜひ参考にしてください。
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