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ロクム(ターキッシュ・デライト)の魅力を徹底解説!簡単レシピも紹介。

投稿日:2019年10月9日 更新日:

トルコの伝統的なお菓子「ロクム(Lokum)」の魅力を、現地の情報を交えて詳しくお伝えします。
また、日本でロクムを作る場合の簡単レシピも、あわせてご紹介します。

別名「ターキッシュ・ディライト」

ロクムとは、コーンスターチ・砂糖・ナッツで作るシンプルな練り菓子です。
英語では「ターキッシュ・デライト(Turkish Delight)」とも呼ばれ、世界的にも高い知名度を誇ります。

ターキッシュ・デライトを日本語に翻訳すると「トルコの悦び」。

かなり立派な名前ですが、実際に食べてみると、その名に恥じない美味しさであることが分かります。

弾力のある食感としっかりとした甘さ

日本の「ゆべし」のような弾力のある食感で、噛むと、しっかりとした甘さが口の中に広がります。
甘みはあるものの、しつこさはなく、上品な味わい。
大量にガブッと食べるのではなく、少しずつ優雅につまむのがおすすめの食べ方です。

ロクムはそれだけを食べても美味しいですけど、特にコーヒーとの相性が抜群。

コーヒーを飲みながら少量のロクムをかじるのが、トルコのカフェの定番スタイルです。

幅広いバリエーション

また、ロクムのバリエーションはとても豊富です。
色鮮やかに染められたものや、ドライフルーツやハーブやチョコレートを練り込んだものなど、トルコのロクム屋さんにはたくさんの種類が並べられています。

ちなみに、カラフルなロクムは、その色のフルーツのフレーバーが付いている可能性が高いです。

たとえば、赤だったらイチゴやチェリー、緑だったらメロンやキウイなど。
ココナッツミルクを使ったロクムもあります。

もし、シンプルなロクムが物足りないと感じたら、是非、こうしたカラフルで具だくさんのロクムを食べてみてください。
きっと、ロクムが「ターキッシュ・ディライト」と言われる理由が分かると思います。

トルコの周辺国でも食べられている

ちなみに、ロクムは、中東地域や地中海東岸の国など、トルコの周辺国でも食べられています。

右の写真は、隣国ギリシャのロクム。
ギリシャでは、グリーク・デライト(Greek Delight:ギリシャの悦び)」と呼ばれることもあります。

ロクムの起源には諸説あるようですが、トルコでは15世紀くらいから作られていたそうですよ。


それでは、まず最初にロクムのレシピをご紹介します。
続いて記事の後半では、現地トルコでロクムが売られている様子などをお伝えします。


ロクムのレシピ

日本で簡単に作れる「ロクム(ターキッシュ・ディライト)」のレシピをご紹介します。

材料【10センチ角1個分:調理時間17分】
グラニュー糖 150g
コーンスターチ 40g
レモン汁 小さじ1
170ml
クルミ※ 50g

※炒ってあるクルミを半分に切って使用する。

作り方
  1. 10センチ角くらいの容器にクッキングシートをのせ、サラダ油(分量外)を薄く塗り、そのうえに茶こしなどでコーンスターチ(分量外)を振りかける。
  2. グラニュー糖と水(70ml)を鍋に入れ、中火で4〜5分ほど加熱する。
  3. 鍋の中身が薄っすらと茶色く色付いてきたら、ごく弱火に落とす。
    コーンスターチと水(100ml)をしっかり混ぜたものを加え、ヘラで10分間しっかり練る。
    クルミを加え、全体をよく混ぜて火から下ろす。
  4. 3が熱いうちに1に流し入れ、表面を平らにし、そのまま冷ます。
    固まったら表面にコーンスターチ(分量外)をまぶし、切り分けたらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。


ロクムの主な材料は、グラニュー糖・コーンスターチ・クルミ・レモン汁です。

レモン汁はお好みで無しでもいいですし、クルミはピスタチオやカシューナッツといった他のナッツでもいいです。



【工程1】
まず、10センチ角くらいの容器にクッキングシートをのせ、サラダ油(分量外)を薄く塗り、そのうえに茶こしなどでコーンスターチ(分量外)を薄く振りかけます。

【調理のポイント】
クッキングシートの上に油を塗ってコーンスターチを振りかけると、ロクムがくっつきにくく取り出しやすくなります。


【工程2】
次に、グラニュー糖(150g)と水(70ml)を鍋に入れ、火にかけます。



そして、中火で4〜5分ほど加熱します。

この間に、砂糖が溶けて、次第に煮詰まってきます。



【工程3】
4〜5分経つと、写真のように薄っすらと茶色く色付いてきます。



そうしたら、ごく弱火に落とします。

続いて、コーンスターチ(40g)と水(100ml)をしっかり混ぜたものを一気に加え(写真)、ヘラで10分間しっかり練ります。



焦げないように、ここで、ごく弱火のまま力を入れて練ってください。



10分練ったらクルミを加え、全体をよく混ぜて火から下ろします



【工程4】
続いて、熱いうちに容器に流し入れます。



そして、表面を平らにし、そのまま冷ます。

ヘラにくっついて平らにしにくい場合は、手に水を付けて上から押さえるといいです。



完全に冷めると、ロクムが固まります。
そうしたら、容器から取り出し、表面にコーンスターチ(分量外)をまぶします。

ロクムの賞味期限

ロクムをすぐに食べない場合は、容器に入れたままラップをかぶせ、常温保存してください。
冷蔵もできないことはありませんが、ややかたくなるので、常温保存がおすすめです。

ちなみに、本場トルコのロクムは、3〜6ヶ月くらいの賞味期限になっています。
このロクムも、もしかしたらそれくらい日持ちするかもしれませんが、念のため、常温保存で1週間くらいで食べ切ってください。



あとは、包丁で切り分けるだけです。

ロクムが刃先にくっついて切りにくい場合は、包丁を水で濡らすといいですよ。



これで完成です。

ナッツをたっぷり使ったこのロクムは、後ほど紹介するイスタンブールの老舗ロクム店の人気商品を真似て作りました。

トルココーヒーのような少し苦めのコーヒーとよく合いますよ。


本場トルコのロクム

ここからは、本場トルコのイスタンブールでロクムが売られている様子を写真とともにご紹介します。

人気店「Hafiz MuStafa」


こちらは、イスタンブールの超人気お菓子店「ハーフズ・ムスタファ(Hafiz MuStafa)」のロクムです。

色鮮やかな見た目が印象的で、どこから食べていいのか迷うほど華やか。

もちろん味もハイレベルなので、イスタンブール土産にぴったりです。

こちらは、店内の様子。
ヒジャブで顔を隠したイスラム教徒の女性がロクムを買っています。
ホールケーキのようなロクム
棒状のロクム

老舗店「Haci Bekir」


上の写真は、イスタンブールにある1777年創業のロクム店「ハジュ・ベキル(Haci Bekir)」のロクムです。

このお店の一番人気は、クルミをたっぷり使ったシンプルなロクム。

ちなみに、さきほどご紹介したレシピは、このロクムを日本で再現したものです。

鮮やかな着色や豪華なトッピングで差別化するお店が多い中、こちらは昔ながらのロクムを販売しています。
イスタンブールでは知らない人がいないくらい有名なお店らしいので、一度訪れてみるといいですよ。

落ち着いた雰囲気の店内
昔ながらのロクム

バザール


こちらは、イスタンブールの市場の様子。

イスタンブールの旧市街に位置する「エジプシャン・バザール(Misir Carsisi)」を訪れると、ロクムが山積みにして売られています。

しかもロクムの販売店がものすごく多い。
こんなにたくさんのお店が同じ種類の商品を扱っていて大丈夫なのかと心配になるくらい多いです。

だいたいのお店で試食させてもらえるので、気になったところに立ち寄ってみるのもいいと思います。

棚いっぱいのロクム
量り売りのロクム
美味しいロクムを選ぶポイント
ところで、トルコ旅行をした際にお菓子のお土産を買うのなら、ロクムが一番おすすめです。

トルコのお土産 ロクム」には、美味しいロクムを選ぶポイントをまとめましたので、合わせて是非ご覧ください。


以上、ターキッシュ・デライト「ロクム」の魅力をお伝えしました。

ロクムは日本ではあまり知名度が高くありませんが、味が洗練されていて、日本人の口にも合うと思います。
特に、トルコの有名店で食べるロクムはめちゃめちゃ美味しいです。

アマゾン楽天などではロクムの取り扱いがあるようなので、ちょっと試してみたいなという方は、それらの通販サイトを覗いてみるのもいいですよ。

ところで当サイトでは、現地トルコでの経験をもとに、トルコ料理やトルコの観光スポットについて、別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてぜひご覧ください。

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