やまでら くみこ のレシピ

短時間で簡単に作れる人気家庭料理を紹介。

ファラフェルの簡単レシピ!中東生まれのひよこ豆コロッケの作り方。

投稿日:2019年8月27日 更新日:

ファラフェル(Falafel)のレシピをご紹介します。

ファラフェルとは、イスラエルやアラブ諸国・トルコなど中東一帯で食べられている、主にひよこ豆を使ったコロッケのこと。

エジプトでは、ひよこ豆の代わりにそら豆が使われることが多く、両方の豆をミックスして使う地域もあります。
揚げないファラフェル
これからご紹介するのは、ひよこ豆を使った、揚げずに作れる簡単ファラフェル。
使用する油が少なくて済みますし、軽い仕上がりになるので食べやすいです。

お好みでヨーグルトソースを添えていただきます。

水で戻したひよこ豆を使う

ファラフェルは、日本のコロッケと比べると、ほんのりスパイシーで、全体的に食感がややしっかりめなのが特徴です。

調理のポイントは、「水で戻したひよこ豆」を、加熱調理せずにそのままフードプロセッサーで砕いてタネにすること。
そうすることで、ファラフェルらしい食感に仕上がります。

ただ、本場では、好みに応じて、「茹でたひよこ豆」を使う柔らかめのレシピもあります。

今回ご紹介するのは、「水で戻したひよこ豆」と「茹でたひよこ豆」を1:1の割合で使うレシピ。
この配合比は、本場トルコの料理のプロに教わったもので、固すぎ、また柔らかすぎない、ちょうどよい食感のファラフェルに仕上がります。

ファラフェルサンドやサラダも作れる
ファラフェルは、そのまま食べてももちろん美味しいですけれど、ピタパンに挟んでファラフェルサンドにしたり、ヨーグルトソースと合わせてサラダの具材にするのもおすすめです。

本場のファラフェルのバリエーションについても紹介します。

ファラフェルの作り方

「ファラフェル」のレシピです。

全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【6個分:調理時間10分/戻し1晩】
水で戻したひよこ豆 ※ 100g(乾燥ひよこ豆50g分)
茹でたひよこ豆 ※ 100g
玉ねぎ 1/4個(50g)
にんにく 1かけ
パクチー(みじん切り) 大さじ2
クミンパウダー 小さじ1/4
チリパウダー 少々
小さじ1/3
片栗粉 大さじ1
オリーブオイル 適量

※戻し方や茹で方は下の文中参照。茹でたひよこ豆は、市販の水煮やドライパックでもOK。

作り方
  1. ひよこ豆(水で戻したもの)をフードプロセッサーに入れ、細かく砕く。ひよこ豆(茹でたもの)を加えて潰す。
  2. 玉ねぎとパクチーをみじん切りにし、にんにくをすりおろす。
  3. 1・2・クミンパウダー・チリパウダー・塩・片栗粉を混ぜ、6等分し、6センチくらいの平たい円形に整える。
  4. フライパンに少し多めのオリーブオイルを入れ、中火で5〜6分くらいかけて両面をからりと揚げ焼きにする。
    好みでヨーグルトソースを添えたらできあがり。(ヨーグルトソースのレシピは下の文中参照。)

写真をもとにレシピを説明します。



今回ご紹介するファラフェル作りには、2種類のひよこ豆を同量ずつ使います。

水で戻したひよこ豆(100g)と、茹でたひよこ豆(100g)です。

「水で戻したひよこ豆」は、写真のように、乾燥ひよこ豆(50g)をたっぷりの水に一晩漬けたものです。
水で戻した時の重量は、ものによって若干変わりますが、乾燥ひよこ豆(50g)を水で戻した全量を使っていただいて構いません。

一方の、「茹でたひよこ豆」は、市販の水煮やドライパックを使ってもいいですし、乾燥ひよこ豆を茹でてもいいです。

乾燥ひよこ豆を茹でる場合は、まずひよこ豆を一晩かけて水で戻し、そのまま鍋に移し、柔らかくなるまで30〜40分茹でてください。
詳しくは「ひよこ豆の戻し方と茹で方」を参考にしてください。



【工程1】
まず、ひよこ豆(水で戻したもの:100g)をフードプロセッサーに入れ、細かく砕きます。

写真のように、均一に細かくなればOKです。
ここであまり粗すぎると、まとまりにくいですし、逆にペースト状になるまで回すと独特の食感が出ませんので、ほどほどに細かくしてください。



次に、ひよこ豆(茹でたもの:100g)を加えます。



そして、再びフードプロセッサーを回して、ひよこ豆を潰します。

そうすると、ひよこ豆が写真のような状態になります。



【工程2】
続いて、玉ねぎ(1/8個:25g)をみじん切りにし、にんにく(1かけ)をすりおろします。

そして、パクチーをみじん切りにして、大さじ1用意します。



【工程3】
次に、潰したひよこ豆・玉ねぎ・パクチー・にんにく・クミンパウダー(小さじ1/4)・チリパウダー(少々)・塩(小さじ1/3)・片栗粉(大さじ1)をよく混ぜます。

これで、ファラフェルのたねができました。

ちなみに、この工程は、写真のように、玉ねぎやパクチーなどを、ひよこ豆と一緒にフードプロセッサーで撹拌してしまうのもアリですが、ひよこ豆とは別に、玉ねぎやパクチーを包丁で細かく切って混ぜた方が、味のメリハリが出て美味しいです。


続いて、たねを6等分し、6センチくらいの平たい円形に整えます。

そして、フライパンに少し多めのオリーブオイルを入れ、たねを並べて火にかけます。(上の写真)



そして、片面を中火で2〜3分かけて、こんがりと揚げ焼きにします。

【調理のポイント】
ファラフェルを少ない油で揚げ焼きにすると、使用する油が少なくて済むうえに、軽い仕上がりになって食べやすくなります。


焼き色が付いたら、ヘラなどでひっくり返します。

そして、もう片面も2〜3分揚げ焼きにします。



皿に盛ったら完成です。

表面のカリッとした食感と香ばしさがとてもいいですよ。
ほんのりスパイシーな味付けが、ひよこ豆の風味と絶妙にマッチします。
ビールのおつまみとしてもおすすめです。

このファラフェルは、そのまま食べても美味しいですけど、お好みでレモンやヨーグルトソースを添えてもいいです。

ヨーグルトソースの作り方
ファラフェルに合うヨーグルトソースは、プレーンヨーグルト(大さじ4)・レモン汁(小さじ1)・にんにく(少々)・塩こしょう(少々)を混ぜるだけで作れます。

ファラフェルサンド&サラダのレシピ

出来上がったファラフェルは、レタスやトマトや玉ねぎと一緒にピタパンに挟むと、ファラフェルサンドができます。
動物性の食材を一切使わないファラフェルサンドは、ベジタリアンにも好まれるヘルシーメニュー。

ピタパンの糖質が気になる場合は、ファラフェルをサラダの具材として使うのもおすすめです。

最後に、本場のファラフェルを写真でご紹介します。

本場のファラフェル

ファラフェルは、ひよこ豆かそら豆、またはその2つを混ぜたものをすりつぶし、ハーブやスパイスと混ぜ丸めて揚げた、中東の伝統的な料理。
その起源は、エジプトのキリスト教一派のコプト教が、肉食を禁じる四旬節の間に、肉の代わりに食べたのが始まりと言われています。

エジプトでは「ターメイヤ(ta`amiyya)」と呼ばれ、そら豆で作りますが、エジプト以外の国では、ひよこ豆のファラフェルがよく食べられています。
もともとは、ファラフェル単独で食べる料理でしたが、1950年代くらいからピタに挟んだ「ファラフェルサンド」が流行り、今では、パリをはじめとした欧米でも人気のヘルシーなファストフードとなっています。

さて、ではここからは、本場や日本の人気店のファラフェルをご紹介します。


こちらは、レバノン人が作ったファラフェル。

冒頭で紹介したファラフェルのような、平たい形をしています。

食感は、柔らかすぎず硬すぎずとてもいいです。
ちょうど、先のレシピで紹介したファラフェルくらいです。

ただ、こちらは、コリアンダーやその他のフレッシュハーブをまったく使っていません。

主な材料は、ひよこ豆・少量の玉ねぎ・少量のスパイス。
豆の美味しさが引き立つシンプルな味付けです。

「Mezzanine Lebanese Cuisine」のファラフェル
@ギリシャ ロドス島



こちらは、ギリシャ人が作ったファラフェル。
トルコにほど近い、ギリシャの「ロドス島」のレストランで食べました。

この島は、欧米人観光客が集まるリゾート地として知られていて、ファラフェルを含めたベジタリアンメニューが充実したレストランも多いです。

写真のファラフェルは、平たい形ではなく、団子状に丸く整形します。
食感は、先に紹介したレバノン人のファラフェルと同じくらい。
表面がカリッとしていて、中がもっちりとしています。

このファラフェルは、Green Onion(日本で言うネギ)をタネに使っているようで、中身は淡い緑色をしています。

スパイスは控えめでクセがなく、いくらでも食べられそうです。

ちなみに、このお店では、ピタパンを使った「ファラフェルサンド」も食べられます。
ファラフェルサンドも、作り方は様々です。
たとえば、先にレバノン人のお店を紹介しましたが、本場レバノンの「ファラフェルサンド」は、ピタパンではなく、ホブズという薄焼きパンを使い、ラップサンドにするそうです。
また、ソースは、タヒニ(ごまペースト)にレモンや塩を混ぜて作るとのことです。

「George & Maria art of Faiafel」のファラフェル
@ギリシャ ロドス島



こちらは、トルコで食べたファラフェル。
日本のコロッケと同じくらい柔らかいのが特徴です。
水で戻したひよこ豆ではなく、茹でたひよこ豆だけで作っているような食感です。

ほんのりカレー味で、生のコリアンダーを少し多めに使っています。

「Akdamar Lokantasi」のファラフェル
@トルコ イスタンブール



こちらは、日本の人気トルコ料理店のファラフェル。

平たいかたちをしていて、ややしっかりめの食感。
カリッと香ばしくて、ビールやワインのおつまみにぴったり。
とても美味しいです。

唐辛子の辛さとパクチーの風味をほんのりと効かせた味付けで、タヒニ(練りごま)のソースをかけていただきます。

「カルタゴ」のファラフェル
@東京 中野


以上、本場や日本の人気店のファラフェルについてお伝えしました。
お好みで、いろいろ試してみてください。

ところで当サイトでは、現地トルコでの経験をもとに、トルコ料理やトルコの観光スポットについて、別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてぜひご覧ください。

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