
鮭と目玉焼きをメインのおかずにした、定食の作り方をご紹介します。
タレントの坂上忍さんが考案した「和洋折衷 朝定食」のレシピです。
メニューは、「鮭の味噌漬け焼き」と「目玉焼き」、そして、「ネギサラダ」・「みょうがの味噌汁」・「ご飯」の合計5品。
鮭の味噌漬け焼きは、お好みで、より入手しやすい塩鮭に変更することもできます。
付け合わせのおかずは、飽きの来ない定番のメニューで、そのうえ、栄養のバランスもとてもいいです。

なお、この定食の献立は、生のネギを使ったサラダや、みょうがたっぷりの味噌汁など、大人が好みそうなおかずの組み合わせになっています。
子供向けのおすすめおかずもお伝えしますので、そちらも参考にしてください。
鮭の味噌漬け焼き

最初にご紹介するのは「鮭の味噌漬け焼き」のレシピです。
味噌漬けの代わりに塩鮭を使ってもOK。
その場合も、まったく同じように焼くことができます。
鮭の味噌漬け※ | 2切れ |
大根おろし | 適量 |
大葉 | 2枚 |
※京都一の傳 さけ蔵みそ漬けがおすすめだそうです。
- 鮭の味噌漬けの表面を水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
- フライパンにクッキングシートを敷き、1をのせ、弱火で両面を焼く。
- 2を皿に盛り、大葉を脇に敷き、大葉の上に大根おろしをのせたらできあがり。

鮭の味噌漬けは、あらかじめさっと表面を洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
そして、後片付けを簡単にするために、クッキングシートを敷いたフライパンで加熱。
調理のポイントは、弱火でじっくり焼くことです。
弱火で焼くと、鮭の身が収縮するのを防げるので、ふっくらと柔らかく仕上がります。
水洗いする工程は省き、クッキングシートにのせて弱火で焼くと、同様にふっくら柔らかく仕上がりますよ。
目玉焼き

次にご紹介するのは「目玉焼き」のレシピ。
付け合わせは、千切りきゃべつです。
卵 | 2個 |
サラダ油 | 適量 |
千切りきゃべつ | 適量 |
- 卵をザルに割り入れ、水っぽい卵白を取り除く。
- フライパンにサラダ油を熱し、1をそっと流し入れ、フタをして、好みの固さになるまで焼く。
- 2を皿に盛り、千切りきゃべつを添えたらできあがり。
このレシピのポイントは、卵をあらかじめザルに割り入れることです。
ザルを使って卵白の水っぽい部分を取り除くと、ホテルで出てくるような綺麗な見た目の目玉焼きが作れます。
卵白がこんもりと盛り上がって、美味しそうに仕上がりますよ。
写真をもとに説明します。

【工程1】
まず、ザルをボールの上にのせ、卵(1個)を割り入れます。
そうすると、水っぽい卵白だけが下のボールに落ちます。
卵はあらかじめザルに割り入れます。
サラサラした水っぽい卵白を取り除くためで、ザルに残った濃厚な卵白と卵黄だけで目玉焼きを作ると、仕上がりがきれいで美味しくなります。

【工程2】
次に、温めたフライパンにサラダ油(適量)を引きます。

続いて、ザルに残った卵をフライパンに入れます。

そして、水を加えずに、フタをして弱火で焼きます。
焼く時間は3〜5分くらいです。
白身の固まり具合を見ながら焼いてください。
卵を焼く時は、水を使いません。
水を加えると、白身が水っぽくなって美味しくなくなるためです。

【工程3】
卵にほど良く火が通ったら、フタを取り、軽く水分を飛ばします。
これで完成です。

白身がこんもりと盛り上がった、きれいな目玉焼きが出来ます。
ぷるんとした弾力があり、黄身だけでなく白身も濃厚な味。
卵本来の美味しさが引き出せる焼き方ですよ。
ネギサラダ

続いてご紹介するのは「ネギサラダ」のレシピです。
このサラダは、ネギを生のまま使います。
辛味はほとんど残りませんが、ネギの風味が強いので、大人向けの一品。
朝食に限らず、お酒のあてにもぴったりです。
子供向けのおすすめの付け合わせもご紹介します。
小ねぎ | 適量 |
白ごま | 適量 |
レモン汁 | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
ブラックペッパー | 少々 |
塩 | 少々 |
- 特製レモンドレッシングの材料をよく混ぜる。
- 小ねぎを3センチくらいの長さに切り、1で和え、白ごまをかける。
器に盛ったらできがり。
小ねぎは、青い部分を中心に生のまま使いますが、辛味がほとんど気にならず、食べやすいです。
子供向けには、手軽に作れる「コールスロー」なんていかがでしょうか。

きゃべつを千切りにして、塩もみして、コーンや調味料を混ぜたら完成です。
食べやすく、幅広い献立に合わせやすい、超定番サラダです。
みょうがの味噌汁

最後にご紹介するのは「みょうがの味噌汁」のレシピです。
この味噌汁も、子供向けというようりも、どちらかと言うと、大人が好む味に仕上がります。
子供でも飲みやすい味噌汁も合わせて紹介します。
みょうが | 適量 |
味噌 | 適量 |
だしパック※ | 1袋 |
水 | 適量 |
※茅乃舎だしがおすすめだそうです。
- だしパックと水を鍋に入れ、火にかけ、だしを取る。
- 火を止め、味噌を溶き入れる。
- 2をお椀に注ぎ、細かく刻んだみょうがを加えたらできあがり。
みょうがは、直に鍋に入れるのではなく、味噌汁を注いだお椀の中に後から加えるのがポイントです。
そうすると、みょうがのしゃきしゃきとした食感が残りやすいですし、また、香りも飛びにくくなります。
みょうがと味噌の風味が絶妙にマッチ。
とてもシンプルですが、美味しいお味噌汁です。
この味噌汁を、子供でも飲みやすい他の味噌汁に変更したいという場合には、下の画像を参考にしてください。
また、ちょっと変わった味噌汁を作ってみたい場合は、「味噌汁の具材のバリエーション100選」も是非ご覧ください。

以上の4品にご飯を添えたら「和洋折衷朝定食」の完成です。
一日が元気に送れそうな、栄養バランスに優れた朝食メニュー。
超おすすめですよ。
(一部情報元:フジテレビ「ホンマでっか!?TV」ホンマでっかレストラン 2018年10月10日放映)