ほうれん草の味噌汁のおすすめレシピをご紹介します。
ほうれん草と卵を組み合わせた人気の定番味噌汁のレシピです。
ふんわりとした食感の溶き卵がほうれん草によく絡まって、とても美味しくいただけます。
味噌汁1人分につき卵を1個使うレシピになっているので、ボリュームも十分。
シンプルな味噌汁ですが、しっかりとした満足感を得られますよ。
ほうれん草を味噌汁の具材にする場合は、あらかじめ茹でてから使うのがおすすめです。
シュウ酸は、苦味やエグミのもとになるうえに、体にも良くない成分。
度を超えて摂取すると、カルシウムをはじめとしたミネラルの吸収を阻害してしまう恐れがあります。
もし、ほうれん草を茹でずに生のまま使いたい場合には、「サラダほうれん草」を使うという手もあります。
なお、この記事では、普通のほうれん草を使った味噌汁のレシピをお伝えします。
ほうれん草を茹でる工程についても写真付きで解説しているので参考にしてください。
また、記事の最後では、ほうれん草の味噌汁にぴったりの人気の具材についてもご紹介します。
ほうれん草と卵の味噌汁
「ほうれん草と卵の味噌汁」のレシピです。
ほうれん草 | 1/3束 ※1 |
卵 | 2個 |
味噌 | 大さじ1と1/2程度 |
顆粒だしの素 | 小さじ1 |
水 | 400ml |
※1 茹でたほうれん草70g程度。
※2 かつおだしなどの出汁(400ml)を使ってもOK。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(小さじ1:分量外)を加え、ほうれん草の茎だけを30秒茹でる。全体を湯に浸し、さらに20〜30秒茹でる。
冷水にさらし、水気を軽く絞り、4センチくらいの長さに切る。 - 水を鍋に入れ、沸騰させて顆粒だしの素を加える。1のほうれん草を加え、味噌を溶き入れる。
再び沸騰し始めたら、溶いた卵を回し入れ、火を止めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
味噌汁のほうれん草の下ごしらえ
冒頭で説明した通り、普通のほうれん草ではなく、あくの少ない「サラダほうれん草」を使う場合は、茹でる工程を省いてそのまま食べやすい大きさに切って鍋に入れてOKです。
サラダほうれん草は小袋で売られていることが多いので、この味噌汁に加える場合は、1/2〜1袋くらい使ってもいいです。
【工程1】
ここからは、普通のほうれん草を味噌汁に使う場合の茹で方をご紹介します。
まず、ほうれん草を流水できれいになるまでゆすり洗いします。
ここで、根元に付着した泥をすっきりと落としてください。
次に、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(湯1リットルにつき小さじ1)を加えます。
塩を加えて茹でると、ほうれん草のアクが抜けやすくなり、色もきれいに仕上がります。
続いて、ほうれん草の葉の部分をつかみ、茎だけを30秒ほど茹でます。
ほうれん草は、葉と茎で火の通りが違います。
ですから、火の通りにくい茎から、先に茹でます。
30秒ほど経ったら、全体を湯に浸し、さらに20〜30秒茹でます。
茹で上がったら冷水に浸し、水の中で根元を揃えます。
茹でたほうれん草をすぐに冷水に浸けると、色の鮮やかさがキープできます。
水気を軽く絞り、4センチくらいの長さに切ったら、ほうれん草の下処理はお終いです。
ほうれん草の味噌汁の作り方
【工程2】
ここから、ほうれん草の味噌汁を作ります。
まず、水(400ml)を鍋に入れて沸かします。
そして、顆粒和風だし(小さじ1)を加えます。
ここでは、ほんだしなどの顆粒和風だしを使っていますが、かつおだしなどお好みの出汁を使ってももちろんいいです。
顆粒和風だしは、忙しい方を中心に圧倒的な人気があるので、当サイトではメインで紹介しています。
ちなみに我が家では、だしパック(茅乃舎のだし)を愛用しています。
だしパックも手軽に使えますし、本格的で栄養価の高い出汁が取れていいですよ。
だしの取り方(だしパック・かつおだし・かつお&昆布だし・煮干しだし・煮干し&昆布だし)
次に、茹でたほうれん草(1/3束分:70g程度)を加え、味噌(大さじ1と1/2程度)を溶き入れます。
味噌の量は、お好みで加減してください。
鍋の中が再び沸いてきたら、溶き卵(2個分)を回し入れます。
卵は少ししっかりめに溶いて、火の通りの良い鍋のフチのあたりから、ごく細く回し入れます。
そして、すべて入れたらあまり加熱しすぎないようにします。
そうすると、卵がふんわりとした優しい食感に仕上がりますし、味噌の風味も失われにくいです。
卵を回し入れたら、すぐに火を止めて、卵が固まるまでしばらく待ちます。
器に盛ったら完成です。
卵をたっぷり使ったリッチなお味噌汁。
卵のマイルドな味が、ほうれん草の風味とよく合います。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。