うなぎのグリルを使った温め方を解説します。
うなぎの蒲焼きをグリルで温め直す際には、電子レンジを併用すると効果的です。
レンジで加熱してからグリルで焼くと、中までしっかり温めつつ、表面にこんがりとした焼き色を付けることができます。
グリルだけで加熱した場合とくらべると、焦げすぎる心配がないので、とても便利です。
材料
うなぎ蒲焼き | 1尾まで(グリルで焼ける量) |
焼き方・温め方
- ① グリルを温め始めます。
補足:グリルの十分な予熱が大切
- 半身
- 長焼き
- ② うなぎの身の方を上にして耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをかぶせ、電子レンジ(600W)で100gにつき40秒加熱します。
加熱時間は、半身の場合は30〜40秒、長焼きの場合は1分〜1分20秒ほどです。
加熱後にラップの上からうなぎを軽く触ってみて、アツアツになっていないようなら、追加でもう少し加熱してみてください。
- ③ ラップを外します。
うなぎに竹串が刺さっている場合は、手早く取り除きます。
- ホイルに乗せる
- グリルで焼く
- ③ すぐに、クシャクシャにしたアルミホイルの上にのせます。
その際には、うなぎを皿からスライドさせるようにして滑らすと、簡単にアルミホイルに移せます。 - ④ 十分に温まったグリルに、うなぎの厚みのある頭の方を奥にして入れ、中火で30秒ほど焼いたら完成です。
上火と下火がある場合は、どちらも中火にして焼きます。
片面焼きグリルを使う場合は、途中でひっくり返し、合計で30秒ほど焼きます。
- ⑤ 付属のたれなどをかけていただきます。
焼き方・温め方の補足説明
焼き過ぎない
グリルであまり焼きすぎると、パサついて表面のタレが濃くなってしまうので、30秒を目安に取り出すと良いです。
熱い空気に軽くくぐらせる程度の加熱にとどめるのがおすすめです。
グリルの十分な予熱が大切
うなぎをグリルで焼く際には、グリルをあらかじめしっかりと温めておくことがとても大切です。
高温に温まった空気でうなぎを包み込み、短時間で焼き上げると、ふっくら香ばしく焼き上がります。
ホイルに乗せて焼く理由
蒲焼きをアルミホイルの上にのせて焼くと、グリルの網の下にうなぎのタレが落ちる心配がありませんし、皮目がくっつきません。
また、クシャクシャのアルミホイルに乗せると、うなぎが少し浮いた状態になるので、身だけでなく皮目までふんわりとした軽い食感に仕上がります。
竹串の取り方
蒲焼きに竹串が刺さっている場合は、レンジで加熱した後に抜くと良いです。
軽く温めることで、竹串が抜きやすくなります。
また、その後にグリルで焼く際に、竹串が刺さったまま入れると、発火しやすいためです。
たれの温め方
うなぎのたれも、温めてから使うのがおすすめです。
ちなみに、うなぎの食べ方としてはうな丼が定番ですが、うな丼にする際には、ご飯を中心にたれをかけると良いです。
うなぎには既にたれの味が十分に染み込んでいるので、ご飯にたれをかけてからうなぎを乗せると、味が濃くなりすぎず、うなぎの味をしっかりと味わえます。
冷凍うなぎは解凍して使う
冷凍うなぎは、あらかじめ解凍してから使うと良いです。
冷凍したまま加熱すると加熱ムラができやすくなるためです。
解凍のやり方は、うなぎをビニール袋などで密閉したうえで、流水に当てて解凍するのが一番おすすめです。
短時間で解凍できますし、その分、うなぎも傷みにくくなります。
ただ、水道代がもったいないという場合は、冷蔵庫や常温に移して自然解凍するのもアリです。
常温に置いたら、必要以上に放置しないように注意したうえで、解凍後にすみやかに調理してください。
なお、冷凍うなぎはレンジで解凍することもできますが、レンジを使った解凍は、加熱の加減を調整するのが少し難しいです。
加熱しすぎて解凍中に火が入ると美味しなくなってしまうので、レンジで試すのなら、半解凍モードを使って少しずつ慎重に解凍してみてください。
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