
うなぎのプロがすすめる、スーパーのうなぎの蒲焼きを、ほんのひと手間で美味しくする温め方をご紹介します。
静岡県焼津市でうなぎの養殖業を営む、片岡征哉さんが考案した簡単レシピです。
うなぎについたタレを熱湯で洗い流し、グリルでふっくらと焼き上げると、うなぎ本来の味が楽しめる蒲焼きが出来ます。
なお、オーブントースターを使うよりも、魚焼きグリルの方が、高温で一気に焼けるので美味しく温められます。
(レシピ情報元:TBSテレビ「ジョブチューン」2014年12月6日放映)

グリルを使った、うなぎの蒲焼きの美味しい温め方です。
材料
うなぎの蒲焼き | 1尾 |
付属のタレ | 1袋 |
熱湯 | 適量 |
酒 | 適量 |
手順
- うなぎの蒲焼きに熱湯をかけてさっと洗い、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
- うなぎに酒をふってアルミホイルで包み、予熱した魚焼きグリルで3~5分温める。
- タレをかけたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず、うなぎの蒲焼き(1尾)をザルなどにのせ、上から熱湯をかけて表面に付いたタレを洗い流します。
そして、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。
うなぎを熱湯で洗う
市販のうなぎの蒲焼きは、タレがたくさん付いているので、熱湯でタレを洗い流してうなぎの味を引き出します。
レシピ考案者の片岡さんによると、市販のうなぎの蒲焼きはタレがたっぷり塗られているため、うなぎの味があまり感じられないとのこと。
まずはうなぎに熱湯をかけ、潔くタレを洗い流します。

【工程2】
次に、うなぎに酒をふってアルミホイルで包み、あらかじめ温めておいた魚焼きグリルで3〜5分焼きます。
写真はアルミホイルにのせて撮影していますが、うなぎが見えないようにアルミホイルで全体を包んでから、グリルに入れてください。
うなぎにお酒を振る
うなぎに酒をふると、臭みがやわらぎ、ふっくら仕上がります。
アルミホイルで包んでグリルで焼く
うなぎをアルミホイルで包んだ状態でグリルに入れ、高温短時間で蒸し焼きにすると、ふっくら美味しく仕上がります。
なお、うなぎを十分にふっくらとさせるには、あらかじめグリルをしっかりと温めておくことが大切です。
必ず予熱してから、うなぎを包んだアルミホイルを入れてください。

【工程3】
うなぎをご飯の上にのせ、付属のタレをかけたら完成です。
ほんのひと手間加えるだけで、しつこくて単調な味の蒲焼きが、上品な味に仕上がりますよ。