おうち料理研究家のみきママが考案した、「うな丼」のレシピをご紹介します。
ウナギの蒲焼きは、2人前で1/2尾程度しか使いません。
その代わりにチクワでかさ増しします。
またご飯は寿司飯にして、梅酒・ミョウガ・昆布だしの素で寿司酢を作ります。
(情報元:TV「バイキング」坂上忍とみきママの超お手軽!マジックレシピ 2016年8月8日放映)
うな丼の作り方
みきママの「うな丼」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ウナギ | 1/2尾(130g) |
チクワ | 4と1/2本(※) |
酒 | 大さじ2 |
粉山椒 | 好みで適量 |
ご飯 | どんぶり2杯分(600g) |
梅酒 | 120cc |
ミョウガ | 3個 |
昆布だしの素 | 小さじ1 |
白ゴマ | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ2 |
水 | 大さじ3 |
◎みりん | 大さじ2 |
◎醤油 | 大さじ1と1/2 |
◎片栗粉 | 小さじ1/2 |
※半端に残ったチクワ1/2本を使って、みきママの「お吸い物」を作るのがおすすめです。1分で作れます。
- 【寿司酢を作る】耐熱ボールに梅酒を入れ、ラップをせずに電子レンジ(600w)で4分加熱し、アルコール分を飛ばす。千切りにしたミョウガを加え、軽く混ぜてさらに30秒加熱し、昆布だしの素を混ぜる。
- 【酢飯を作る】ご飯・1・白ゴマを混ぜる。
- チクワは縦に切り開き、内側から深い切り込みを縦に3か所入れ、しっかり開く。1枚を横に4等分する。(チクワの切り方は、下の写真を参考にしてください。)
チクワとウナギを耐熱皿に並べ、酒をふりかけてラップをし、電子レンジ(600w)で2~3分加熱する。 - 【タレを作る】◎の材料すべてを混ぜておく。
フライパンに砂糖と水を入れ、強火にかける。時々かき混ぜながら、全体がカラメル色になるまで加熱する。いったん火を止め、◎を少しずつ加え、よく混ぜる。
フライパンを弱めの中火にかけ、ヘラで混ぜながらとろみがつくまで30秒ほど加熱する。
チクワとウナギを加え、タレを絡める。 - 2をどんぶりに盛り、4をのせ、粉山椒をかけたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
みきママ流うな丼の作り方
上の写真は、工程1でできる寿司酢です。
これと白ゴマをご飯に混ぜて、寿司飯を作ります。
工程3のチクワの切り方は、上の写真を参考にしてください。
まずチクワを縦に開き、内側に3か所切り込みを入れます。
1枚になったチクワを4等分したら、チクワがウナギのような形になります。
半端な1/2本のチクワも、同じ大きさに切ってください。
そしてウナギとチクワを耐熱皿に並べ、酒をふりかけラップをして電子レンジ(600w)で2~3分加熱します。
ちなみにウナギとチクワは、このあとにタレを絡めます。
タレがたっぷりついたウナギの蒲焼きを使う場合は、熱湯をかけてタレを落とし、キッチンペーパーで水気を拭いてから使うといいですよ。
蒲焼きに熱湯をかけたら不味くなると思うかもしれませんが、市販のウナギの蒲焼きの上手な温め方として、熱湯をかける方法をすすめている方はけっこう多いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
みきママは、タレがほとんどついていないウナギの蒲焼きを使っていました。
工程4で作るウナギのタレは、まず最初に砂糖と水でカラメルソースを作ります。
砂糖と水を加熱し、カラメル色になるまで焦がしてから、みりん・醤油・片栗粉を混ぜたものを加えてとろみをつけます。
みきママによると、カラメルソースを最初に作ると、香ばしさとほのかな苦味が加わり、老舗のうなぎ屋さんのようなコクのあるタレになるとのこと。
確かにその通り、味に深みのある、美味しいタレができましたよ。
最後にウナギとチクワにタレを絡め、ご飯の上にのせたらできあがり。
梅酒とミョウガで風味づけした酢飯は、ごく普通の酢飯よりも、甘みも酸味も控えめの優しい味に仕上がります。
梅酒のアルコール分は飛んでいて、梅の風味は分かりません。
ミョウガのシャキシャキとした食感が印象的です。
子供でも食べやすい酢飯だと思います。
またウナギのタレは、ご飯が酢飯だということもあり、市販品よりも少し控えめの味付けになっています。
甘すぎず、チクワが美味しく食べられるくらいのさっぱりとした味です。
チクワで作ったウナギモドキは、上の写真をご覧いただくと分かりますが、けっこうウナギっぽいですよ。
お好みで、酢飯ではなく普通のご飯と合わせても良いと思います。
ところでみきママによると、このうな丼には、とろろ昆布を使った「お吸い物」を合わせるのがおすすめだそうです。
お吸い物のレシピは、リンク先をご覧ください。
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