生のよもぎの葉っぱの上手な保存方法を解説します。
よもぎの収穫時期は、だいたい3〜5月くらいです。
よもぎの冷蔵保存
採取したよもぎの葉は、常温では傷みやすいので、とりあえず冷蔵庫に入れてください。
その際には、水で軽く全体を濡らしてからビニール袋やタッパーなどに入れるといいです。
そうすると、日持ちしやすくなります。
冷蔵での保存期間は、5日くらいです。
ただ、採取する際に、葉っぱだけでなく、茎ごと、あるいは根っこごと採ると、保存期間が10日くらいにのびます。
冷凍で日持ち1ヶ月
生のよもぎを長期保存したいのなら、冷凍保存がおすすめです。
冷凍した場合の賞味期限は1ヶ月ほどです。
ただ、よもぎを生のまま冷凍するのはやめた方がいいです。
よもぎは野草ですから、もともとアクが強いです。
アクが強いうえに、さらに生のまま冷凍してしまうと、エグミや苦味が出やすくなります。
よもぎを冷凍する際には、まず、少し多めの塩を使ってさっと湯がき、軽く水にさらしてアク抜きします。
そして、水気をしっかり絞って、包丁で叩いて細かくしてから、小分けにしてラップで包んで保存袋に入れます。
よもぎを冷凍する手順をまとめました。
よもぎを冷凍保存する手順
- ヨモギをきれいに洗う。
- 沸騰した湯に少し多めの塩を加えて湯がく。
- 冷水にさらして、しっかりと水気を絞る。
- 包丁で叩いて細かくして、もう1度しっかりと水気を絞る。
- 小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。
- 【解凍方法】使う時は、冷蔵庫や常温に移すなどして自然解凍する。
冷凍したよもぎの風味は、正直言って、生のよもぎにはかないません。
でも、粉末よもぎには負けません。
私は、生よもぎが好きで、よもぎの季節が終わりかけると、よく冷凍ストックしています。
市販のお菓子・おまんじゅう・パンなどには、粉末よもぎが使われるのが一般的です。
粉末のよもぎとくらべたら、冷凍保存したよもぎを使う方がダンゼン美味しいお料理ができます。
春先によもぎを大量に採集し、ストックしておくのはそれほど手間ではありません。
ほろ苦い大自然のめぐみが、いつでもすぐに使えるのでおすすめです。
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